2024年11月15日

Rubrik、Red Hat OpenShift Virtualizationのサポートを発表

  • Red Hat OpenShift Virtualization:組織が仮想マシン/アプリケーションを刷新し、環境を保護・復旧することで完全なサイバーレジリエンスの実現を目指した提携
  • データのセキュリティと可用性を強化:組織のデータやサイバー脅威に対する防御策の強化、進化する脅威に直面する中でも事業継続の効率化を支援

The Zero Trust Data Security™カンパニーであるRubrik(本社:米国カリフォルニア州パロアルト、CEO:ビプル・シンハ(Bipul Sinha)、以下 Rubrik)は本日、オープンソース・ソリューションのプロバイダーとして世界をリードするRed Hatとの提携により、Rubrik Security Cloud上でRed Hat OpenShift Virtualizationをサポートすることを発表しました。製品の一般提供開始は2025年初頭の予定です。

データがあらゆる業務の生命線となっている今日のデジタル環境において、仮想化環境のセキュリティを確保し、保護することは最重要業務です。また、ハイパーバイザーのモダナイズ・ソリューションを評価する際、組織は完全なサイバーレジリエンスを通じて、自社のアプリケーションとインフラストラクチャを保護する必要があります。

Rubrik Zero Labsの「データセキュリティの現状:企業のデータリスクの測定(The State of Data Security: Measuring Your Data’s Risk)」によると、攻撃者は、攻撃の96%でバックアップを狙い、報告された攻撃の74%は部分的に成功を収めていることが判明しました。

Rubrik Security Cloudは、Red Hat OpenShift Virtualizationを活用することで、信頼性が高く一貫性のある包括的なアプリケーション・プラットフォーム上で実行される仮想マシン(VM)やアプリケーションを組織がより簡単に移行し、保護できるよう設計されています。両社の提携の目的は、サイバーレジリエンスを簡素化してデータリカバリを高速化し、ITインフラストラクチャ全体の信頼性を強化することで、安全かつ最適化されたソリューションを提供することです。

Rubrikの最高技術責任者であるArvind Nithrakashyapは、次のように述べています。「当社とRed Hatの提携は、お客様の仮想化環境をサポートし、仮想マシンのサイバー耐性を確保するという当社の継続的なコミットメントを反映したものです。Rubrik Security Cloudは、データのセキュリティをプロアクティブに保護し、サイバー攻撃に対する回復力を維持し、事業継続性を保護する機能を備えているため、アプリケーション・プラットフォームとして信頼できるRed Hat OpenShift上で仮想マシン/アプリケーションを実行する組織には最適です。」

RubrikがOpenShift Virtualizationをサポートすることで、企業の仮想化環境におけるデータ保護、バックアップおよび保護の自動化、ユーザーのデータアクセスの迅速化を強化することにより、複雑なデータ保護を簡素化し、必要なデータを必要な時に復元させる統合プラットフォームで組織を支援することを目指します。

さらに、このソリューションは、単一のサービスレベル契約のポリシーをグローバルに適用することで、組織のデータ管理ワークフローを合理化し、データセンター、クラウド、SaaSアプリケーションの間で一貫性を高められるよう設計されています。

自社のペースで柔軟にモダナイズ
OpenShift VirtualizationはRed Hat OpenShiftの機能で、統合プラットフォームにおいて仮想マシンとコンテナ・ワークロードを実行および管理することができます。この統合機能により、仮想マシンとコンテナの両方の管理が簡素化され、アプリケーションのデプロイ、スケーリング、オーケストレーションに対応した一貫性のあるまとまった環境が実現できます。

Red Hat OpenShift Virtualizationには、仮想化用の移行ツールキットも採用されており、企業は仮想マシンを大規模に移行しながら、最新のクラウドネイティブ・アプリケーション開発に際し、仮想マシン上で実行されるワークロードに簡単にアクセスできます。さらに、Red Hat Ansible Automation Platformは、大規模な移行を効率化することで、よりスムーズで自動化された移行を実現します。

Red Hatのハイブリッド・プラットフォーム担当バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーであるMike Barrett氏は、次のように述べています。「包括的なハイブリッドクラウド・アプリケーション・プラットフォームの一部であるRed Hat OpenShift Virtualizationは、インフラストラクチャ・モダナイゼーションの合理的な手段を提供することで、アプリケーションの大規模な構築とデプロイを簡素化します。Rubrikとの提携により、OpenShift Virtualizationのお客様がRubrikのバックアップサービスとレジリエンスサービスを利用できることを嬉しく思います。」

Rubrik(ルーブリック)について
Rubrikは、世界のデータを安全に保護することをミッションとしており、Zero Trust Data Security™で企業がサイバー攻撃、悪意のあるインサイダー、および業務の中断に対するビジネスの回復力を達成できるよう支援します。機械学習を活用したRubrik Security Cloudは、オンプレミス、クラウド、およびSaaSアプリケーション全体のデータを安全に保護します。またRubrikは、データの安全性を維持し、厳しい条件下でのデータの可用性を実現するとともに、データのリスクと脅威を継続的に監視し、インフラストラクチャが攻撃された場合でもデータと共にビジネスの復旧を支援します。

Webサイト: www.rubrik.com/ja/
Rubrik日本法人Facebook: www.facebook.com/Rubrik.JP

*本プレスリリースは、米国で2024年11月14日(現地時間)に発表されたプレスリリースの抄訳版です。

Tags: