2017年6月29日

キナクシス、日産自動車のS&OP(セールス&オペレーションプラン ニング)を革新

自動車メーカー大手、コンカレント(同時並列)プランニングプラットフォームの導入へ

2017年6月29日(木)東京発 –
クラウドベースのSCM/S&OPアプリケーションRapidResponse(R)を提供するKinaxis(R)(TSX:KXS)(以下キナクシス)は本日、あらゆる部門、業務間そして計画期間で同時並行して計画を策定し、サプライチェーン全般にわたるエンドツーエンドの可視化を実現するキナクシスのコンカレントプランニングプラットフォーム「RapidResponse」を日産自動車株式会社に導入すると発表しました。

RapidResponseは、あらゆるプランニング機能の強固な連携とアライメントを通じてS&OPの効果を高め、一貫した企業のオペレーションパフォーマンスの向上に貢献します。RapidResponseの導入により、常時変動する条件に対してダイナミックに需給のバランスを調整し、コラボレーションを通じて企業の財務目標達成に向けて最適な販売計画およびオペレーション計画の選択が可能になります。

キナクシスのRapidResponseが日産自動車に採用されたのは、グローバルビジネスを展開する自動車メーカーである同社が直面する、競合や複雑さが増すビジネス環境において、本プラットフォームがプランニングおよび意思決定の精度とスピードを高め、より効率的なオペレーションを実現できると判断されたことによります。

日産自動車のグローバル情報システム本部 生産・SCMシステム部の榊原幸一郎 氏は、次のようにコメントしています。「堅牢な需給バランスシステムは、グローバル企業にとってパフォーマンスの向上を目指す上で非常に重要となります。RapidResponseを導入することにより、サプライチェーンプランニングにおける部門、業務上の境界を取り払い、サプライチェーン全般を一元的に集約していきます。私たちはキナクシスとの関係を長期的に見据えており、RapidResponseの柔軟性と拡張性は、将来的な計画においても貢献してくれるものと確信しています。」

また、キナクシスのCEO、John Sicardは以下のように述べました。「私たちはRapidResponseが、日産自動車のサプライチェーンプランニングシステムオブレコード(Supply Chain Planning System of Record)として採用されたことを大変喜ばしく思います。キナクシスは、今日の製造業者が直面するサプライチェーンの課題を解決するシングルソリューションとして、一貫して独自の価値提案を強化してきました。RapidResponseは、製造業者向けの強力なコンカレントプランニングプラットフォームであり、効果的な需給バランスを決定することで、変動の激しい環境下においても企業のパフォーマンスの向上を達成できるように支援します。」

コンカレントプランニングプラットフォームとは、RapidResponse特有の高速シミュレーション機能やコラボレーション機能を用い、地域や組織をまたがった関係者間でリアルタイムにシミュレーション結果を効率良く共有し、タイムリーな合意形成を図り同時並行で計画を策定することを可能にするソリューションです。同プラットフォームにより、サプライチェーンに関わるデータ、プロセス、人の連携を図り、意思決定サイクルを劇的に短縮することができます。需給の変化や計画変更に関わる影響を把握し、迅速に適切な対応が取れるよう支援します。

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キナクシスについて
キナクシスは、優れたコンカレントプランニングソリューションを提供しており、世界中の組織におけるサプライチェーンプランニングの変革を支援しています。クラウドベースのサプライチェーンマネジメントソフトウェアであるキナクシスのRapidResponseは、データ、プロセス、人を繋ぎ、共生環境を創出します。また、サプライチェーン全般を一元的に可視化することにより、期待される業績計画、進捗状況の監視、そして課題への対応を可能にします。RapidResponseにより、早く知ることで迅速に対応することができ、意思決定の遅延の削減、オペレーションおよび財務パフォーマンスの改善に繋げることができます。キナクシスは導入から拡張まで、顧客のサプライチェーン改革における各ステップをサポートしています。