2017年9月8日

日本アバイア、ネクストジェンと「Software Resale Agreement」を締結

増加し続けるIP回線において、コミュニケーションインフラの容易な導入を実現

日本アバイア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:和智 英樹、以下:「日本アバイア」という。)と次世代通信網のコントロールシステム開発を手掛ける株式会社ネクストジェン(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員 社長:大西 新二、以下:「ネクストジェン」という。)は、2017年8月28日に「Software Resale Agreement(ソフトウェア再販売契約)」を締結したことを発表します。

本契約により、日本アバイアは、ネクストジェンのマルチキャリアに対応したエンタープライズ向けVoIPソリューション群「VOICEMARK(ヴォイスマーク)」に含まれる、「NX-B5000 for Enterprise」を、日本アバイアの「Avaya Aura 7」と共に、パートナー企業経由で販売開始いたします。

「NX-B5000 for Enterprise」は、企業LAN側にあるIP-PBXを通信事業者が要求するSIPプロトコルの接続仕様に変換して接続することを可能とする、エンタープライズ向けSBCです。さらに、「NX-B5000 for Enterprise」搭載のサーバー1台で、44 PRI *1相当分の回線を収容できることも大きな特徴です。そのほか、IP電話事業者間を相互接続する際のSIP信号のメッセージフォーマットの差分を吸収したり、メーカーの独自仕様で作られた多種多様なSIPサーバー製品を接続する際のSIPプロトコルを変換したり、インターネットを介して伝送されるVoIPに対して、セキュリティを保証するなど、VoIPサービスの境界線を制御する機能を備えています。

ネクストジェンの「NX-B5000 for Enterprise」と日本アバイアのSIPをベースとした音声コミュニケーションプラットフォーム「Avaya Aura 7」は、既に相互接続を実現しており、顧客は下記のメリットを享受することができます。

  • IP通信事業者ごとのSIPキャリア回線を収容可能
  • IP回線での音声通話を利用することで、IP電話同士での無料通話や、IP回線でのレガシー回線の集約効果などにより通信コストを低減
  • 突発的なIP回線数増加に柔軟に対応
  • 回線設備の高集積、省スペースを実現

*1 PRI=Primary Rate Interface (一次群速度インターフェイス)。ISDN回線におけるインターフェイス規格で、1.544 Mbpsの通信速度で通信を行う大規模な組織向けの規格のこと。44 PRIでは1,012チャンネル(通話)の利用が可能となり、大規模の企業に対応できる。

ネクストジェンについて
ネクストジェンは創業以来、VoIPのエキスパートとして、大手通信事業者のシステムを支えてきました。通信事業者向けの大規模IPセントレックスの構築や、IP電話システムの相互接続等、先駆的なソリューションを提供し続けております。また、昨今はクラウドとスマートフォンを活用した、大手通信事業者と連携したクラウドPBXサービスや、企業向け通話録音管理システムのリリース、世界でもあまり類をみないSIP/VoIPセキュリティ診断サービスも提供しており、通信事業者向けソリューションだけでなく、一般法人向けソリューションとサービスも充実させております。

詳細はhttp://www.nextgen.co.jp/ ご参照ください。

アバイア(Avaya Inc.)について
アバイア・インク(本社:米カリフォルニア州サンタクララ)は、世界のあらゆる重要なオペレーションを支える、ミッションクリティカルかつリアルタイムなコミュニケーション・アプリケーションを提供しています。
アバイアは優れたコミュニケーション体験を創造するグローバル・リーダーであり、オンプレミス、クラウド、ハイブリッドの環境を対象に、コンタクトセンターとユニファイドコミュニケーション向けのソフトウェアとサービスによる業界で最も包括的なポートフォリオを提供します。今日のデジタルワールドで求められるのは、ある種のコミュニケーション実現要素であり、この点において、アバイアはどの企業よりも有利なポジションを獲得しています。

詳細は、アバイアのWebサイトhttp://www.avaya.com をご覧ください。
日本アバイアについては、http://www.avaya.com/jp をご覧ください。
日本アバイアFacebook:https://ja-jp.facebook.com/avaya.jp

※AvayaおよびアバイアのロゴはAvaya Inc.の登録商標です。
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