2017年12月4日

スミス ディテクション成田国際空港からの注文を獲得,CTX 9800 爆 発物探知システム20台分

スミス ディテクション(本社:イギリス ロンドン)は本日、日本の成田国際空港から機内持ち込み手荷物スクリーニングを目的に20台のハイスピード CTX 9800 DSi™ 爆発物探知システム(EDS)の注文を受けたことを発表いたしました。

成田空港は日本の主要国際空港として、国内における国際旅客輸送の50%および国際航空貨物輸送の60%を取り扱っています。10年近くに渡り、成田空港はスミス ディテクションと共同で機内持ち込み手荷物スクリーニング機能の強化に当たり続けてきました。2019年から2022年の期間において、新型 CTX 9800 20台 が従来の CTX システム27台に替わって設置される予定であり、これにより成田空港での機内持ち込み手荷物スクリーニングはより速く、より効果的に、より少ない拠点から実施可能になります。スミス ディテクションの熟練エンジニア/技師による現場ネットワークが性能およびシステム稼働時間を最大限の状態に保ち、最低10年間に渡り予防保全サービスや迅速な対応のメンテナンスサービスを提供いたします。

スミス ディテクションの新製品 CORAL 高度予測分析スイートへの注文は今回が初めてとなります。オペレーショナルデータを利用して、機内持ち込み手荷物あるいはチェックポイントのスクリーニング・ネットワークのメンテナンスを予測・予定する CORAL は、空港サービスプログラムの効率を最大限に上げ、休止時間を最小限に抑えます。

「スミス ディテクションは、成田空港が引き続き当社 EDS システムの持つ画像化・検出・処理能力を高く評価していることを、非常に光栄に思っています。」と、スミス ディテクションのアジア太平洋地域副社長 ネイサン マンジ (Nathan Manzi)は述べます。「比類のないグローバルサービス拠点に高度予測分析能力を加えたスミス ディテクションであれば、どんなサイズの空港にも高度の機内持ち込み手荷物スクリーニングを配備し、進化成長し続ける脅威に備えることができます。」

スミス ディテクションの EDS システムのスケーラビリティは非常に高く、脅威や危険物質への対策およびサイバーセキュリティ強化なども、常時定期的に行われるソフトウェアアップグレードにより、その都度追加可能です。これにより、インストール済みのハードウェアを交換する必要もなくなります。最先端のCT 技術を駆使した CTX 9800 は、1時間当たりの手荷物処理数を1800に設定することも、また従来の手荷物処理システムあるいは新型の手荷物処理システムどちらにでも適応するよう調整することも可能です。欧州民間航空会議にスタンダード3の要件を満たしていると承認されている CTX 9800 は、アメリカ合衆国運輸保安庁や中国民間航空事業団の認可も受けています。

スミス ディテクションについて
スミス ディテクションはスミスグループの一員であり、航空・港湾および国境・都市部でのセキュリティや軍事市場を対象に、脅威探知やスクリーニングの技術を提供する世界の第一人者です。40年以上に渡る実地試験の経験を元に、当社は爆発物・禁止対象武器・密売品・有毒化学物質・麻薬の脅威から社会を守り、これらの不法な搬送を防いでいます。

当社の目標はシンプルです – 「セキュリティ・安らぎ・移動の自由を提供し、世界への貢献を果たす」
詳しくは www.smithsdetection.comをご覧ください。