2019年1月24日

アバイア、年次ユーザー・カンファレンス「Avaya ENGAGE 2019」を 開催

インテリジェントなクラウド・ソリューションを中心に、顧客と従業員のエクスペリエンスの変革手段を発表

ソリューションの新たなネーミング体系と統合型コミュニケーションのイノベーションも公開、パートナー・エコシステムはさらに拡大へ

米アバイア・ホールディングス(本社:米カリフォルニア州サンタクララ、プレジデント 兼 最高経営責任者(CEO):ジム・チリコ、以下「アバイア」)は、コンタクトセンター/ユニファイド・コミュニケーション・ユーザーによる世界最大のコミュニティを対象とした、年次カンファレンス「Avaya ENGAGE」(1月20日~23日)を開催し、統合型のビジネス・コミュニケーションを簡素化・強化する最新のイノベーションを発表しました。アバイアは今回、主な発表の1つとして、自社のソリューション・ポートフォリオについて、よりシンプルなブランドアーキテクチャを発表します。デジタルトランスフォーメーションとコミュニケーションのクラウドへの移行が進む中、今回の刷新は、顧客とパートナーの意見を取り入れつつ、アバイアが顧客に提供する豊富なエクスペリエンスを反映したものとなっています。

Avaya Intelligent Xperiences(Avaya IX)は、コンタクトセンター(CC)、ユニファイド・コミュニケーション(UC)、コラボレーションのソリューション・ポートフォリオ全体を対象としています。そして、顧客主導型のイノベーションに支えられた、インテリジェントなプラットフォームを対象に、統合型のビジネス・コミュニケーションを提供します。Avaya IXポートフォリオは、以下の製品ファミリで構成されます。

Avaya IX Digital Workplace:
・通話
・会議
・コラボレーション
・デバイス

Avaya IX Digital Contact Center:
・音声
・オムニチャネル
・デスクトップ
・ワークフォース・エンゲージメント

Avaya IX Mobility
デジタル着信転送
アイデンティティ管理

バーチャルアシスタント用ボット、リアルタイムの文字起こしや意図の解釈に対応した会話型インテリジェンス、顧客とエージェントの組み合わせの最適化を推し進めるインテリジェント・ペアリングなど、Avaya IXポートフォリオでは、人工知能(AI)のイノベーションも活用しています。

さらに、Avaya IXのコミュニケーション・ソリューション・ポートフォリオは、Avaya OneCloudプラットフォームの一環として、パブリック、プライベート、ハイブリッドを含む、複数のUCaaS/CCaaSのクラウド導入オプションに対応しています。Avaya OneCloudは、あらゆる規模の企業に対し、十分な回復力、セキュリティ、信頼性をもたらします。こうした要素は、企業が自社の独自要件に対応したクラウド・コミュニケーションに対し、それぞれのペースで容易に移行する上で欠かせないものです。

このほか、ユニファイド・コミュニケーション・アズ・ア・サービス(UCaaS)/コンタクトセンター・アズ・ア・サービス(CCaaS)向けソリューションのAvaya OneCloudを対象とし、高い利便性によって、クラウド・コミュニケーションのメリットをシームレスに実現するプライベートクラウドの新たな提供モデルや、顧客やビジネスに関する圧倒的な成果を従業員が推し進めることのできる、ワークフォース・エンゲージメント向けクラウド製品も発表します。

アバイアのCEOであるジム・チリコ(Jim Chirico)は、カンファレンスに来場した顧客、パートナー、業界のインフルエンサーを含む2,500人の参加者に対し、次のように述べました。「当社が目指しているのは、カスタマーおよびワークフォース・エンゲージメントにとって重要なエクスペリエンスを、アバイアのユーザーが提供可能となる顧客主導型のイノベーション・アプローチです。その具体策として、あらゆる事業分野を対象に、包括的なクラウド・コミュニケーション・ポートフォリオを提供します。パブリック、プライベート、ハイブリッドクラウドでの提供ソリューションについて、皆様からは、柔軟性と選択肢を求める声が寄せられています。お客様が求めているのは、信頼できる1社のパートナーの提供により、コンタクトセンター、ユニファイド・コミュニケーション、コラボレーションに対応可能な、シンプルかつ包括的なソリューションです。」

統合型ビジネス・コミュニケーションのリーダーとして、アバイアはAvayaコミュニケーション・プラットフォームでの統合型Slackアプリへの対応を開始しており、クラウドネイティブのアプリケーション・エコシステムを拡大することで、コラボレーション機能の向上にも取り組んでいます。アバイアのオープンかつアジャイルなエコシステムにより、同社のビジョンを共有する幅広い技術リーダー各社が顧客に提供する、イノベーションとアプリケーションの統合はさらに拡大し続けています。

アバイアはイノベーション・リーダーとして、「Avaya A.I. Connect」のエコシステムによる、人工知能パートナーのコミュニティも拡大させています。同社の統合パートナーには、Salesforce、Afiniti、Verint、Nuance、Cogito、Versay、Scoredata、eGainと、新規パートナーのKnowmailとover.aiが含まれます。

チリコは、次のようにも述べています。「デジタルトランスフォーメーション・イニシアチブの発展に必要な要素として、お客様から寄せられるご意見は、アバイアのイノベーション活動の方向性を左右する貴重な情報です。当社が現在、最新のAIソリューションの多くで市場投入に成功しているのは、これらの製品が、生産性の向上、新たな収益の創造、カスタマーエクスペリエンスの変革を目に見える形で実現しているからです。」

アバイアはさらに、コンタクトセンターのデジタルトランスフォーメーションを加速し、スマートフォンでのインタラクション強化、コスト削減、カスタマーエクスペリエンス向上のために、Avaya IX Mobilityソリューションを導入する新規顧客を発表しました。Avaya IX Mobilityは、利用量ベースのクラウド製品であり、モバイル機器からの着信を特定し、発信者に関するコンテキスト情報をコンタクトセンターに転送し、特定の通話をモバイルWebに転送し、モバイルアプリの利用を促すことで、デジタル顧客サービスでより魅力的なエクスペリエンスを実現します。

「Avaya ENGAGE 2019」では、「Loyalty2gether」プログラムも紹介されます。本プログラムは、デジタル・プラットフォームへの移行のサポートを目的としており、クラウド、プレミス、ハイブリッドの導入環境に対し、柔軟なオプションを提供することで、アバイアの最新ユニファイド・コミュニケーション・ソリューションへのアップグレードを、簡単かつ優れた費用対効果で行います。

さらに、アバイアの緊急応答管理向けコミュニケーション・ソリューションの一環として、人命救助を目的とした、これまでにないデバイスの位置情報報告機能を発表します。これは、リアルタイム情報の提供を通じ、死活的状況において大きな役割を果たします。

アバイアと国際アバイア・ユーザー・グループ(IAUG)が主催する「Avaya ENGAGE」は、コミュニケーション・エクスペリエンスの未来と、デジタルトランスフォーメーションへのインパクトについて紹介するイベントです。「Avaya ENGAGE 2019」では、4日間に及ぶ一般セッション、ワークショップ、ブレイクアウト・セッションのほか、知見に富んだ講演者や、デジタルトランスフォーメーションに精通した専門家がお待ちしています。

アバイアについて
アバイア(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ)は、100年以上にわたり、お客様とその顧客にインテリジェントなコミュニケーション体験を創造することで、世界中のあらゆる組織における成功を支援してきました。アバイアは、コミュニケーションとコラボレーションを強化し簡素化するため、クラウド、オンプレミス、ハイブリッド環境に柔軟に展開できる、オープンで統合された革新的なソリューションを提供します。お客様のビジネスの成長のために、イノベーション、パートナーシップ、そして、未来のテクノロジーの開発に注力しています。お客様が信頼できるテクノロジー企業として、「真のエクスペリエンス」の提供を支援します。詳細は、アバイアのWebサイトwww.avaya.com をご覧ください。 日本アバイア ウェブサイト:www.avaya.com/jp
日本アバイアFacebook:ja-jp.facebook.com/avaya.jp

※AvayaおよびアバイアのロゴはAvaya Inc.の登録商標です。
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