2019年9月3日

東北新社が考える「未来のクリエイティブ」第1弾 環境改善型アート『TRIAINA(トリアイナ)』アルスエレクトロニカ・フェスティバル2019出品

株式会社東北新社(東京都港区・二宮清隆社長)は、総合映像事業会社として常に新しく未来を切り開く事に挑戦してまいりました。そして、昨年4月から当社フェローに就任したアーティスト スプツニ子!氏と「未来のクリエイティブ」とは何か?を検討・模索。その第1弾として、環境改善型のアート『TRIAINA(トリアイナ)』(注1)を、オーストリア・リンツで開催される世界的なメディアアートの祭典「アルスエレクトロニカ・フェスティバル2019」(注2)に出品いたします。

『TRIAINA』は、社会課題や環境問題を未来志向のクリエイティブで解決していくプロジェクトとして、スプツニ子!氏および彼女の所属するアートユニット「Another Farm」と共同で製作。アミノ酸コンクリート(注3)を用いて、アートでありながら人・生物・自然の共生を目指すモニュメントです。

公式HP: triaina-project.com/
アルスエレクトロニカ・フェスティバルTRIAINA紹介ページ: ars.electronica.art/outofthebox/en/triaina/

■東北新社が考える未来のクリエイティブとは?
より良い未来のために人々が自分ごととして課題を捉えて日々の意識や行動に移すことを目的としたスペキュラティブ・デザインをベースにしたクリエイティブを一つの方向性としています。この『TRIAINA』には「発生から8年が経過した東日本大震災、人々の関心が薄れかけている未曾有の大災害を風化させない。これからも全ての人の問題として人と自然の共生を考えてほしい。」というメッセージを込めています。

■アミノ酸コンクリートとアートの出会い
今回のモニュメントに採用するのは、新発想のテクノロジー素材「アミノ酸コンクリート」。自然破壊の一因と思われがちなコンクリートにアミノ酸を混合することで、それを栄養分に藻や海藻、そしてプランクトンが発生し、魚の住みやすい環境が生まれます。

■SDGsへの取り組み
Passion(ほとばしる情熱)、Creativity(豊かな創造力)、Technology(最新技術の追求)、Speed(変化への迅速な対応)。この4つの言葉の頭文字から取った<PCTS>をモットーに、我々東北新社グループは創業以来、映像ビジネスに積極果敢にチャレンジし成長を続けてきました。今回の『TRIAINA』は、当社が掲げるモットーを体現するとともに「持続可能な開発目標(SDGs)」への対応につながるものと位置づけております。

(注1)TRIAINA(トリアイナ)
ギリシャ神話のポセイドンやトリトンが手にしている「三叉の矛」。「人」と「生物」と「自然」の共生を象徴するアート作品の名称として命名。

(注2)アルスエレクトロニカ・フェスティバル
オーストリア・リンツで毎年開催されるメディアアートの世界的祭典。本年は9月5日から9日まで開催。1979年から始まった「ARS ELECTRONICA FESTIVAL」では、会期中に最先端の技術を活用したメディアアートの展覧会や作品上映などが行われる。

(注3)アミノ酸コンクリート(環境活性コンクリート)
コンクリートにアミノ酸を混合した日建工学株式会社が特許を有する新発想の素材。

【東北新社 会社概要】
代 表 者:二宮清隆
設  立:1961 年4月1日
資 本 金:24 億 8,700 万円
事業内容:総合映像プロダクション
www.tfc.co.jp/

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