2019年10月24日

バンダイナムコスタジオ、グローバルな運用体制構築にNutanix Enterprise Cloud OSを採用

ゲーム開発者が求めるグローバルな運営管理、安定稼働を実現

ニュータニックス・ジャパン合同会社 (本社:東京都千代田区、社長:町田栄作、以下Nutanix) は本日、株式会社バンダイナムコスタジオ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:横山茂)のインフラ基盤にNutanix Enterprise Cloud OSが採用されたことを発表しました。

2012年に設立されたバンダイナムコスタジオは、家庭用ゲーム機やスマートフォン向けのゲームタイトルの開発を中心に事業展開しており、対戦格闘ゲーム「鉄拳」や育成シミュレーションゲーム「アイドルマスター」など、人気タイトルを数多く手掛けています。シンガポールとマレーシアにスタジオを設立し、世界中でゲーム開発および運用を行う環境を整備しました。

バンダイナムコスタジオは、シンガポールをアジアにおけるハブ拠点として機能拡張する目的でデータセンター基盤を再構築するにあたり、IT統制の観点から日本を中心としたグローバルな運用体制が維持でき、遠隔地からでも負担なく効率的に運営管理と保守が可能な環境への刷新を求めていました。

パブリッククラウドサービスの利用を検討したものの、外部環境へのデータ保存やクラウド上の巨大なファイルサーバへの頻繁なアクセスに対する顧客からの不安の声があったため、オンプレミス環境が最適と判断し、スケールアウトが容易であり、シンプルに管理できる点を高く評価し、Nutanix Enterprise Cloud OSの採用が決定しました。

Nutanix環境への移行後、安定稼働を続けており、効率化により従来の運用負荷を9割削減することに成功しています。これまでアップデート時には多大な時間と労力がかかっており、ユーザー告知を行ったうえでシンガポールまで赴き、システムを止めて作業せざるを得ませんでしたが、Nutanix導入後は無停止のまま告知もせず、自宅からでもワンクリックのみでアップデートが可能な体制に移行ができています。

「システムに何かあればビジネスに大きな影響が出てしまうというプレッシャーの中で働くのは本当につらいものです。特に東京から5,000km以上も離れた海外オフィスを制御するという意味でも、精神的な負担なく運用できるようになったのは大きな効果です。グローバルでマネージメントを強化していく方針のため、コスト負担を出来るだけ軽減すると同時にガバナンスの効いた環境を構築できるかがますます重要になります。今後もNutanixに期待しています」とバンダイナムコスタジオ 管理統括本部 管理本部 ITサービス企画部 部長 磯部 剛氏は述べています。

今後、コンテナ環境の運用管理を可能にするKubernetesソリューション「Nutanix Karbon」や働き方改革に向けた検証としてのDaaS (Desktop as a Service)「Nutanix Xi Frame」など、新たなソリューションの導入を検討しています。また、日本における自然災害のリスクとビジネスへの影響を鑑み、NutanixのDRソリューションの導入も検討しています。

本事例の詳細は、以下リンクよりご覧いただけます。
go.nutanix.com/rs/031-GVQ-112/images/Nutanix_Case_Study_Bandai-Namco-Studios.pdf

(以上)

Nutanix Inc.について
Nutanixは、クラウドソフトウェアとハイパーコンバージドインフラストラクチャー・ソリューションのグローバルリーダーであり、ITインフラストラクチャーをその存在さえ意識させない「インビジブル」なものに変革することで、企業のIT部門が、ビジネスに直結したアプリケーションやサービスの提供に注力できるようにします。NutanixのEnterprise Cloud OSソフトウェアは世界中の企業に採用されており、パブリッククラウド、プライベートクラウド、分散型エッジクラウドを対象に、ワンクリックのアプリケーション管理とモビリティを実現することで、総所有コストを大幅に削減しつつ、あらゆる規模でアプリケーションの実行を可能にします。その結果、高性能のIT環境をオンデマンドで迅速に実現でき、アプリケーション所有者には真のクラウドライクな体験が得られます。詳細については、www.nutanix.jp をご覧いただくか、Twitterをフォローしてください (@NutanixJapan)。

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