2020年1月21日

シンフォニアテクノロジー、業務刷新に向け Aras を採択

2020年1月21日、東京 – アラスジャパン合同会社は本日、半導体製造装置や航空宇宙用電装品などの国際的なメーカーであるシンフォニアテクノロジー株式会社(以下 シンフォニアテクノロジー)が、設計効率を改善し、サイロ化された IT システムの再構築を行うために Aras を選択したことを発表しました。同社は、主に Aras の文書管理、部品表(BOM)、プロジェクト管理のソリューションを活用します。

目まぐるしく変化する昨今のビジネス環境において競争力を維持するには、企業は革新的でアジャイルな状態を維持することが重要です。しかし、シンフォニアテクノロジーの以前のシステムでは、設計部門は、新製品の開発や自社開発の IT システムの改善にかける時間がありませんでした。同社は、Aras の文書管理、BOM、およびプロジェクト管理のソリューションを活用し、設計部門の効率を高め、設計作業時間を削減することを予定しています。Aras プラットフォームはまた、過去のデータの蓄積および閲覧のためのプロセスも改善し、システム間の透明性を実現します。

Aras への切り替えにより、重要なビジネス情報のサイロ化の解消、連携機能の強化、また設計部門の貴重な時間の節約に繋がり、イノベーションの可能性が拡大します。Aras プラットフォームには適応性があり、現在のニーズに対応できるだけでなく、同社の成長に合わせて将来の要件にも対応することが可能です。シンフォニアテクノロジーでは、約 250 名が Aras プラットフォームを使用する予定です。

「シンフォニアテクノロジーでは、Aras Innovator を使って業務が刷新できることを楽しみにしています」と、シンフォニアテクノロジーの電機システム本部 豊橋製作所 技術部 主任である佐々木 誠氏は述べています。 「導入時から、非常に高いコスト効率、柔軟なシステム開発環境、および他のシステムとの高い親和性といった点で、Aras は弊社に適していると思っていました」

「柔軟で互換性の高い PLM ソリューションにより、Aras がシンフォニアテクノロジーの業務効率の向上に貢献し、効果的で革新的な環境をサポートしていけると確信しています」と、アラスジャパン 社長 久次昌彦は述べています。「同社のビジネスの成長に伴いArasのレジリエントな(しなやかな)プラットフォームは進化しますので、競争力を維持しながら急速に変化する市場に適応することが可能です」

シンフォニアテクノロジーについて

1917 年に鳥羽造船所の電機工場として創業したシンフォニアテクノロジーは、自社工場向け電機機器や船舶用発電機等の生産を開始しました。以後、発電機およびモーターを主軸とした製品開発を通じて産業の発展に貢献してきました。 その 100 年で培った技術・経験を基盤として、現在、半導体製造装置や航空宇宙用電装品など幅広い分野で製品とサービスを世界中のお客様に提供しています。


Arasについて

Aras は、産業用デジタルアプリケーションのためのレジリエントな(しなやかな)プラットフォームを提供しています。当社のオープンかつローコードなテクノロジーにより、ますます複雑になっている製品の設計開発、製造、保守等の部門を対象に、柔軟でアップグレード性を備えたソリューションを迅速に提供しています。Arasのプラットフォームおよび製品ライフサイクル管理(PLM)アプリケーションは、製品ライフサイクル全体およびサプライチェーンの、あらゆる部門・部署のユーザーを重要な製品データやプロセスと繋ぎます。米国マサチューセッツ州アンドーバーの本社をはじめ、世界の主要なオフィスから、350を超えるグローバル顧客と25万を超えるユーザーをサポートしています。Aras Innovator プラットフォームは無料でダウンロード可能で、すべてのアプリケーションはアップグレードを含めて単一のサブスクリプション価格でご利用いただけます。川崎重工業、富士フイルム、⽇⽴製作所、マイクロソフト、村田製作所、Airbus、Audi、GE、GM などの顧客に採用されています。

Aras および Aras Innovator は、米国および/またはその他の国々における Aras Corporation およびその子会社、関連会社の登録商標または商標です。その他のすべての社名、ブランド名、製品名、または商標は、各所有者に帰属します。

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