2020年6月25日

ServiceNow、構成データ管理のパイオニアであるSweagleを買収

Sweagleの買収で業界をリードするServiceNowのITワークフロー機能を拡張していくことにより、企業のデジタルトランスフォーメーションの加速、俊敏性の向上、リスク軽減の実現をさらに強化

【2020年6月22日(米国時間)カリフォルニア州サンタクララ発】: 米国ServiceNow(NYSE:NOW)は、ベルギーに拠点を置くコンフィギュレーションデータマネジメントを提供するSweagleを買収する契約を締結したことを発表しました。この買収により、ServiceNowのDevOpsおよびIT Operations Management(ITOM)機能を拡張し、お客様は機械学習を活用して、本番稼働中のシステム停止の原因となる設定ミスを未然に防ぎ、迅速に修正できるようになることを見据えています。

新型コロナウイルス感染症の拡大により、企業や従業員の変化するニーズに合わせてテクノロジーを迅速に適応させることの重要性が浮き彫りになりました。Sweagleは、多くのツールに分散している設定データを一元化する単一のソースを提供します。ServiceNowのお客様は、Sweagleを利用することで、アジャイル型開発のサイクルの中で、アプリケーションとインフラストラクチャの不整合を特定し、阻止することができます。

ServiceNowのバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーで DevOpsおよびIT Business Management担当であるRJ ジャイネンドラ(RJ Jainendra)は、次のように述べています。
「Sweagleのコンフィギュレーションデータマネジメント機能を利用することで、DevOpsチームはアプリケーションやインフラストラクチャをより迅速に変更できるようになり、リスクを軽減することができます。今回の買収によりSweagleのDevOpsに精通した人材が当社に加わることになります。また、Sweagleの2人の創立者はコンフィギュレーションデータマネジメントのパイオニアであることから、デジタルエコノミーにおけるお客様の競争と成功を継続して支援していく上で、優秀な人材をServiceNowチームに迎えられることを大変光栄に思います」

SweagleのDevOpsおよびIT Operations Management Healthソリューションと、パブリック/ プライベートクラウド環境やマイクロサービス、コンテナ、サーバーレスコンピューティングなどの最新のアプリケーション・アーキテクチャ向けの設定データ管理能力を活用することで、ServiceNowは新たに導入したService Graphのロードマップを加速することができます。現在、ServiceNowでは、強力なワークフローソリューションを提供することで、企業の従業員や顧客に優れた体験を実現することに注力しています。1つのエンタープライズ・アプリケーションを正しく動作させるためには、多くの場合、5万件以上の設定データ項目を管理する必要があります。Sweagleのソリューションを利用することで、ServiceNowのお客様は、単一のデータプラットフォーム上でより頻繁にコード変更を行うことができるようになるため、アプリケーションやインフラストラクチャを迅速に展開することができます。

Sweagleの共同設立者兼最高経営責任者(CEO)であるマーク・バーストック(Mark Verstockt)氏は、次のように述べています。
「今日、コンフィギュレーションデータは優れたコードを書くことと同様に重要です。そして、このコンフィギュレーションデータこそが、当社の根幹となるものです。お客様のデジタルトランスフォーメーションを可能にし、その成功を支え続けるServiceNowのメンバーに加わることを大変誇りに思います。企業は日々、不適切な設定データに関連したさまざまな問題を抱えています。ServiceNowとともに、お客様がコスト削減を実現しながら、手作業を必要とせずに高品質なアプリケーションを開発できるよう支援していきます」

Sweagleは、最高経営責任者(CEO)のマーク・バーストック氏と最高技術責任者(CTO)のベニー・ヴァン・デ・サンペレ(Benny Van de Sompele)氏によって2017年に設立されました。

ServiceNowは、2020年第3四半期の初めに本買収を完了する予定です。買収の財務条件は明らかにしていません。
以上

将来の見通し
本プレスリリースには、ServiceNowによるSweagleの買収に関連する期待、信念、計画、意図、および戦略に関する将来の見通しに関する記述が含まれています。このような将来の見通しに関する記述には、将来の製品能力やサービス、ServiceNowにもたらされる可能性がある利益に関する記述が含まれています。これらの記述は、ServiceNowの現在の信念を反映しており、本プレスリリースが発表された日付時点でServiceNowが入手可能な情報に基づいています。ServiceNowは、それらが作成された日以降に発生するイベントや状況を反映するために、この将来の見通しに関する記述を更新する義務を負いません。本プレスリリースに記載されている将来の見通しに関する記述は、計画とは著しく異なる結果をもたらす可能性があるさまざまなリスクや不確実性の影響を受けます。これらのリスクや不確実性には、Sweagleの技術を当社のプラットフォームに統合できないこと、取引が完了した後にSweagleの主要な従業員を引き止めることができないこと、Sweagleが買収した技術に関連した予期せぬ費用の発生、税務上の悪影響、当社の事業にもたらされる混乱、経営陣の注意力やその他のリソースの分散、Sweagleの事業に関連した未知の負債の可能性などが含まれますが、これらに限定されるものではありません。

ServiceNowについて
ServiceNow(NYSE:NOW)は、人にしか出来ない、付加価値の高い新しい仕事を創造します。当社のクラウド型プラットフォームとソリューションは、従業員と企業双方に優れたエクスペリエンスを生み出し、生産性を高めるデジタルワークフローを提供します。詳細は www.servicenow.co.jp/ をご確認ください。
ServiceNow、ServiceNowのロゴ、Now、その他の ServiceNowマークは米国および/またはその他の国におけるServiceNow、 Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名と製品名は、関連する各会社の商標である可能性があります。

※本資料は、2020年6月22日(米国時間)付けで、米国ServiceNow, Inc. が発表した報道資料の抄訳版です。

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