– 2020年第3四半期に、OEMとシステム・インテグレーター（SI）から新しい搭載システムが登場 –

AMD（米国本社：米カルフォルニア州サンタクララ、社長兼CEO：リサ・スー）は本日、「Radeon™グラフィックス搭載AMD Ryzen™ 4000シリーズ・デスクトップ・プロセッサー」と「Radeon™グラフィックス搭載AMD Athlon™ 3000シリーズ・デスクトップ・プロセッサー」を発表しました。コンシューマーとコマーシャルPC向けの本製品は、グラフィックスを内蔵した世界初となる最先端の7nm x86デスクトップ・プロセッサーです（注1、2）。市場で最も高度なプロセッサー・コア・テクノロジー（注1）と、最高のグラフィックス性能を組み合わせたデスクトップ・プロセッサーです（注2）。

新しい「AMD Ryzen™ 4000 Gシリーズ・デスクトップ・プロセッサー」は、コンシューマー、ゲーマー、ストリーマー、クリエイター向けに、前世代製品と比較して飛躍的に向上したパフォーマンスと（注3）、優れた電力効率をもたらします。PROテクノロジーを搭載した「AMD Ryzen 4000シリーズ・デスクトップ・プロセッサー」は、最新のビジネスPC向けに構築され、エンタープライズ・クラスのソリューション、高度なテクノロジー、多層セキュリティー機能を備えています。「Ryzen 4000シリーズ・デスクトップ・プロセッサー」は業界をリードする7nmプロセスと「Zen 2」コア・アーキテクチャーを基に構築され、AMDソケットAM4プラットフォームにて優れたユーザー・エクスペリエンスと電力効率を提供します。

「AMD Radeonグラフィックス搭載AMD Ryzen 4000 G シリーズ・デスクトップ・プロセッサー」
「AMD Ryzen 4000 G シリーズ」を搭載したデスクトップPCは、Radeonグラフィックスによる応答性の高いパフォーマンスと美しいビジュアルを実現し、別途グラフィックス・カードを必要とすることなく、コンシューマーでもゲームやコンテンツ作成においてパワーユーザー・レベルの性能が発揮できるようになりました。また、新しい「AMD Athlon™ 3000 G シリーズ・デスクトップ・プロセッサー」は、高性能な「AMD Ryzenデスクトップ・プロセッサー」ファミリーと同じ「Zen」コア・アーキテクチャーとRadeonグラフィックスにより、エントリーレベルのPCにおいても応答性に優れたパフォーマンスと最新機能を提供します。

「AMD Ryzen™ 4700Gデスクトップ・プロセッサー」は以下の性能を備えています。

• 前世代を最大2.5倍上回るマルチスレッド・パフォーマンス（注5）
• 「Intel Core i7-9700」を最大5％上回るシングルスレッド・パフォーマンス（注6）
• 「Intel Core i7-9700」を最大31％上回るマルチスレッド・パフォーマンス（注7）
• 「Intel Core i7-9700」を最大202%上回るグラフィックス・パフォーマンス（注8）

PROテクノロジー搭載「AMD Ryzen 4000シリーズ・デスクトップ・プロセッサー」
新しい「AMD Ryzen PRO 4000シリーズ」と「AMD Athlon PRO 3000シリーズ」のデスクトップ・プロセッサーは最新のビジネス環境向けに構築され、ビジネスPCに新たな基準をもたらします。優れたパフォーマンスと多層防御による最新のセキュリティー機能を備え、現在急速に進化するテレワークのビジネス環境に対応するよう設計されています。「AMD Memory Guard」や「AMD Secure Processor」をはじめとするセキュリティー機能とシームレスな管理機能により、エンタープライズ規模での管理性と信頼性の高いセキュリティー機能を提供します。

「AMD Ryzen PRO 4000シリーズ・デスクトップ・プロセッサー」は以下の性能を提供します。

• 競合と比較して31%高速なパフォーマンス（注10）
• 競合と比較して最大43%優れたワット性能（注11）

提供開始について
「Ryzen 4000 G シリーズ・デスクトップ・プロセッサー」を搭載したシステムは、LenovoとHPを含むOEMパートナーから2020年第3四半期に提供開始となる予定です。「Ryzen PRO 4000シリーズ・デスクトップ・プロセッサー」は、7月21日以降SI各社から提供開始され、今秋にはOEMパートナーのシステムに搭載される予定です。日本国内では、CPU単体での販売を2020年8月8日（土）より開始します。

AMDについて
AMDは、ゲームや没入型プラットフォーム、データセンターに欠かせない要素である、ハイパフォーマンス・コンピューティング、グラフィックスと視覚化技術において50年にわたり革新をもたらしてきました。世界中の何億人もの消費者、フォーチュン500企業、最先端の科学研究施設が、日常の生活、仕事、遊びを向上させるために、AMDのテクノロジーに頼っています。世界中のAMD社員は可能性の限界を押し上げる優れた製品開発に注力しています。日本AMD株式会社は、AMDの日本法人です。AMDのさらなる詳細については、AMD(NASDAQ: AMD)のウェブサイト、ブログ、Facebookまたはツイッターをご覧ください。

（注1）Advanced ‘ is defined as 7nm process technology and AMD “Zen 2” core as of April 7th, 2020. RZG2-1

（注2）Based on AMD Labs testing May 2020 using the 3D Mark TimeSpy benchmark to measure the graphics performance of the
Ryzen 7 4700G, Ryzen 5 4600G, and Ryzen 3 4300G desktop processors vs. the Core i7-9700, Core i5-9400, and Core i3-9100 Intel desktop processors. Performance may vary. 3DMark is a registered trademark of Futuremark Corporation. RZG2-2

（注3）Based on AMD Labs testing May 2020 using the Cinebench R20 nT benchmark to measure the multi-thread performance of the Ryzen 7 4700G, Ryzen 5 4600G, and Ryzen 3 4300G desktop processors vs. the Ryzen 5 3400G, and Ryzen 3 3200G. Performance will vary. RGZ2-3

（注4）Based on AMD Labs testing in June 2020, comparing the Ryzen 7, 4700G, Ryzen 5 4600G, and Ryzen 3 4300G to the Core i7-9700, Core i5-9500, and Core i3-9100, respectively, using the Cinebench R20 nT and R20 1T to measure CPU performance, and the 3DMark Timespy benchmark to measure GPU performance. Performance may vary. 3DMark is a registered trademark of Futuremark Corporation. RZG2-56

（注5）Based on AMD Labs testing May 2020 using the Cinebench R20 nT benchmark to measure the multi-thread performance of the Ryzen 7 4700G, Ryzen 5 4600G, and Ryzen 3 4300G desktop processors vs. the Ryzen 5 3400G, and Ryzen 3 3200G. Performance will vary. RZG2-3

（注6）Based on testing by AMD performance labs on 6.9.20 using the Cinebench R20 1T benchmark. Performance may vary. RZG2-6.

（注７）Based on testing by AMD performance labs on 6.9.20 using the Cinebench R20 nT benchmark. Performance may vary. RZG2-6.

（注8）Based on testing by AMD performance labs on 6.9.20 using the 3DMark Time Spy benchmark test. Performance may vary. 3DMark is a trademark of Futuremark Corporation. RZG2-9.

（注9）Max boost for AMD Ryzen Processors is the maximum frequency achievable by a single core on the processor running a bursty single-threaded workload. Max boost will vary based on several factors, including, but not limited to: thermal paste; system cooling; motherboard design and BIOS; the latest AMD chipset driver; and the latest OS updates. GD-150

（注10）As of 4/9/2020. Testing by AMD Labs using the Cinebench R20 nT benchmark to test the multi-threaded performance of the Ryzen 7 Pro 4750G versus the Core i7-9700 vPro. Results may vary. RPD-06

（注11）As of 5/8/20. Testing by AMD Labs using the Ryzen 7 PRO 4750G vs Intel Core i7-9700 vPro in the Cinebench R20nT benchmark test: Performance per Watt based on Cinebench R20nT points delivered per watt of system power consumption during test. Results may vary. RPD-07