2020年7月29日

デジサート、TLS/SSL向けオールインワン・電子証明書管理ソリューション、「DigiCert CertCentral(R) Enterprise」,販売パートナー向け「DigiCert CertCentral(R) Partner」,及びSMB市場向け「DigiCert CertCentral(R)」を日本市場に一般提供開始

デジサート・ジャパン合同会社(所在地:東京都中央区、カントリーマネージャー:平岩 義正、以下 デジサート)は本日、クラウドやホステッド環境の為のサーバ証明書一元管理プラットフォーム、DigiCert CertCentral(以下、DigiCert CertCentral)を発表いたしました。DigiCert CertCentralは大規模企業、中小企業、個人事業主、及びデジサートの認定パートナーを対象に、卓越した自動化とその他の機能を提供します。

これまでの管理基盤をお使いの一部の大規模企業のお客様は既にアップグレードを開始されていますが、中小企業のお客様は8月中を目途にアップグレードを開始する予定です。

今回のDigiCert CertCentral日本導入に際し、ジャパン・カントリー・マネージャーの平岩 義正は以下のように述べています。
「今回、満を持して日本のお客様にCertCentralをご提供できることになったことを大変喜ばしく思っております。これまで複数のプラットフォームを使ってサービスをご提供してきましたが、DigiCert CertCentralにアップグレードすることにより、すべての種類のTLS/SSL証明書を発行、管理するための機能が統一されたプラットフォームより提供可能となります。これにより全ての証明書の購入、管理が迅速化、自動化され、かつ可視化されたものになるだけでなく、昨今のTLS/SSL証明書に求められる様々なセキュリティ要求や業界ルールの変更、そして新たなるセキュリティ脅威により迅速な証明書の交換が求められる場合に対応が可能となります。将来より一層短いサイクルで証明書の更新が求められることとなったとしてもお客様の負荷を軽減する自動化や、耐量子コンピュータ暗号などの最新サービスや機能を迅速にご提供することが可能となります。」

DigiCert CertCentralは世界的にも卓越したTLS/SSL証明書の管理プラットフォームで、いかなる規模の企業に対しても電子証明書の発行を簡略化し、自動ディスカバリーをはじめとした自動化ツールにより、企業が証明書の購買、追跡、管理、修正、更新を行うことを可能にします。DigiCert CertCentralはまた、すべての電子証明書の格納場所を確認し、最新の業界標準における遵法性を確保し、証明書の失効によるダウンタイムが招くコスト上の損失も回避します。

DigiCert CertCentralは全11の言語と日本円を含む9つの国際通貨に対応し、世界中に展開をする日本企業の統合管理とセキュリティ統制を支援する他、EU認証製品としての業界を代表する革新性や、耐量子コンピューター暗号に対する取り組みなど、デジサートの持つ技術的先進性を提供する製品となっています。また、SlackやServiceNowなどのモバイル業務アプリケーション及びMicrosoft Azure, Kubernetes, Chef, SaltStack等のパブリック・クラウド、Web構成・オーケストレーションツールとの連携を可能にするAPI連携機能も盛り込まれています。

DigiCert CertCentralは日本市場に根付いた独自の業務プロセスを取り入れており、それらは旧ベリサインやSymantec Website Securityを通じて長期にわたりお付き合いいただいている顧客にも馴染みのあるものです。また、今後将来に渡り、新たな技術的革新がもたらされる予定です。

また、今回満を持して日本市場で一般提供するにあたり、1)(これまでクーポンとして提供さ
れてきた金券を)バウチャーとして提供することにより、日本の流通網に合わせた代理販売
2)クレジットカードやバウチャーによる支払いに加え、国内銀行への振り込み処理対応、
3)日本の営業時間で経験豊富な国内スタッフによる日本語でのサポート、認証業務の提供が行われます。

SMB市場向けのDigiCert CertCentralでは、以下の機能が提供されます。
・TLS/SSL証明書の申請、発行、再発行、SANs・ワイルドカード追加、失効
・ネットワーク内に導入済みの、全ての証明書ブランドのTLS/SSL証明書の検知、事前認証による即時発行および一元管理
・自社ドメイン名の不正利用を防ぎブランドを保護するCT Logモニタリング
・耐量子コンピューター暗号に業界で初めて対応するツールと手順書の提供
・ RESTおよびGraphQL API、ACME等の業界標準プロトコルを介して証明書の管理ワークフローによるOV/EV証明書の発行、更新の自動化。

DigiCert CertCentral Enterpriseは最新のツールとテクノロジーによって構成されており、SMB市場向けのDigiCert CertCentralの全機能に加え、エンタープライズ顧客に証明書のセキュリティやコンプライアンスに関する優れた管理性を提供します。組織は常時可視化を行い、大規模なスケールでの迅速なディスカバリー、信頼できる専門的ノウハウを受けることができ、組織の業務や顧客、評判を守るためのガイダンスを得ることができます。DigiCert CertCentral Enterpriseによって、企業はTLS/SSLをはじめとするさまざまなタイプのTLS/SSL証明書のライフサイクル管理のあらゆる段階をカスタマイズして自動化でき、すべての操作を直観的なユーザーインターフェースとAPI両方で行うことができます。

DigiCert CertCentral Enterpriseの主な機能は以下の通りです。
・自動化された継続的なディスカバリーと監視機能により、エンタープライズ全体を通じてパブリック、プライベートに信頼できるあらゆる証明書を発見し管理
・監査機能およびカスタムレポーティング機能を活用したインサイトの取得
・自在にカスタム設定できる証明書の有効期間
・自動化された証明書管理フローにおける利用状況の把握
・柔軟な支払方法とビジネスユニット毎の証明書管理
・SAMLによるシングルサインオン、多要素認証、サーバ証明書要求のIPアドレス制限によるセキュリティの向上
・迅速に認証を要求するためのゲストURLなど、役割ベースのアクセスとエンタープライズワークフローのカスタマイズ

DigiCert CertCentral Partnerは、エンドカスタマーに対するTLS/SSL証明書の導入を向上させる、一連の高度なアカウント管理ツールを提供します。主な機能として以下が提供されます。

・高度なAPIを通じて1箇所からすべての証明書タイプにアクセスし、エンドカスタマーの要件に効果的に対応し、成長を促す新しいソリューションを容易に構築
・申請内容の変更を含む柔軟なオーダープロセスの利点を生かし、効率性の向上、俊敏性の強化、エンドカスタマーの体験向上を実現
・複数の代理販売モデルに合わせた卸価格での証明書取扱い
・バウチャーを使った購買プロセスとITサポートプロセスの別管理

DigiCert CertCentralへのスムーズなアップグレードの為、デジサートの担当営業より日本のお客様やパートナー様へ今後数週間のうちにご連絡させていただく予定です。
CertCentral に関するより詳細な情報については、以下をご参照ください。
(URL; www.digicert.com/jp/certificate-management/)

デジサート(DigiCert、Inc.)について;
米デジサート・インク(本社:ユタ州リーハイ、代表者;ジョン・メリル(John Merrill)、CEO、非公開企業)は、認証及び暗号化を提供する、拡張性高いTLS/SSL、PKIソリューションのグローバルリーダーです。Fortune 500の89%、世界のトップ100銀行の97%を含む、最も革新的な企業の殆どが、自身のWebサーバやIoTデバイスの認証、及び暗号化に、デジサートの卓越した製品を選択しています。デジサートは、その認証ライフサイクル・マネジメント・プラットフォーム、DigiCert CertCentral(R)により、いかなる規模のPKI導入にも対応できる、TLS/SSL及びその他の電子認証方式をサポートしています。デジサートは、そのエンタープライズ・グレードのマネジメント・プラットフォーム、迅速で博識な顧客サポート、及び市場を牽引するセキュリティ・ソリューションで知られてきました。
また、デジサート・ジャパンはデジサート・インクの100%子会社になります。

最近のデジサートに関するニュースや情報は、デジサートのwebサイト、
www.digicert.com/jp/newsroom/#pr 、もしくは @digicert(英語)をご覧下さい。

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