2020年9月1日

シンク・デザイン、桑名広域の資源循環センター「リサイクルの森」見学設備をトータルにデザイン

~幅22mの大型スクリーンに迫力のCGコンテンツを表示~

空間デザインを企画・制作する株式会社シンク・デザイン(本社:東京都港区、社長:中村新市、 URL: www.think-d.com )は、SDGs(持続可能な開発目標)時代に向けた環境啓発用コンテンツのニーズに対応して、三重県桑名市に新設された桑名広域清掃事業組合の資源循環センター「愛称:リサイクルの森」< www.kwes-ebara.com/index.php >の見学ルートの企画制作を担当しました。

シンク・デザインは、CGやVRなど最先端の表現技術を活用したシステムからコンテンツまで総合的なデザインを企画・設計・施工する専門家集団です。今回、リサイクルの森の見学ルート全体のコンセプト、ストーリーづくりから、映像システムの設計と施工、体感型コンテンツの制作まで、パートナー企業とともにトータルにデザインしました。

本施設は、最先端のデジタル映像演出と、廃材アート、ブラックライト等のアナログな空間演出も融合させた、ユニークな展示空間となっています。ごみ処理施設として国内最大級となる、幅約22メートルの大型マルチスクリーンを導入し、ごみ処理の仕組み等を没入感のある体感型映像によって学べる「天空シアター」も設けています。リサイクルの森は、エンターテインメント性のある高品質なコンテンツにより、子供だけでなく大人も楽しみながら体験学習できる先進的な見学施設です。

大画面で没入感のある体感映像の「天空シアター」

ブラックライトによる天井画演出

●リサイクルの森の見学コースの特長
リサイクルの森では、絵本の世界をコンセプトに、イメージキャラクター“モフリンと森の仲間たち”によって見学ストーリーが展開されます。見学者は、循環型社会のキーワードである3R(「リデュース」、「リユース」、「リサイクル」)について、楽しみながら学習することができます。

1)ブラックライト天井画演出
見学コースは、約70メートルにも及ぶ、ブラックライトによる天井画の演出でスタートします。星空をイメージした空間で、モフリンと森の仲間たちが登場します。

2)絵本シアター
巨大な絵本型のスクリーンと、廃材アートによる展示空間。スクリーンにモフリンと森の仲間たちが現れ、見学へと楽しくナビゲートします。

3)天空シアター
ごみ処理施設として国内最大級の幅約22メートルの大型マルチスクリーンが設置されたメイン・シアター。
モフリンと森の仲間たちと共に、ごみ処理プラントの中に入っていくような没入感のある映像体験で、資源循環について楽しみながら学ぶことができます。

廃材アートを配した絵本シアター

●株式会社シンク・デザインの環境啓発分野への取り組み
シンク・デザインは、CGやVR・AR、プロジェクションマッピングなどの最先端技術を活かした、体感&体験型のコンテンツやソリューションを、パートナーのコンテンツ制作会社の株式会社flapper3や、映像システム設計の株式会社B.b.designと共に独自のノウハウで構築してきました。2016年には四日市クリーンセンターでプロジェクションマッピングを中核とした見学コースを構築しました。
今回、荏原環境プラント株式会社(本社:東京都大田区、社長:渡邉良夫)が、ごみ処理施設全体の設計・施工をする中、環境啓発設備の構築を担当しました。
今後、シンク・デザインは、SDGs時代に向けて、環境啓発用の施設の構築が進む中、体感型コンテンツづくりのニーズに対応して、これまでの経験と専門家集団としての特長を活かしたビジネスを積極的に推進していきます。

【関連情報】
・桑名広域清掃事業組合資源循環センター(愛称:リサイクルの森)
「リサイクルの森」は2市2町(桑名市・いなべ市・東員町・木曽岬町)で構成する桑名広域清掃事業組合のごみ処理施設です。敷地内には、可燃ごみ焼却施設、リサイクルプラザ、プラスチック圧縮梱包施設、管理棟などがあります。

〒511-0125 三重県桑名市多度町力尾字沢地4028番地 
TEL.(0594)31-1031  FAX.(0594)31-1032
www.kwes-ebara.com/shisetsu.php

【会社情報】
代表者: 代表取締役 中村 新市
所在地:〒107-0061 東京都港区北青山 2-7-26 メゾン青山 204
設立 : 1995 年 4 月
資本金 : 1000 万円
事業内容:
[空間デザイン] 企画制作/設計/施工
[映像デザイン] 企画制作/プロジェクションマッピング・VR・AR 3D映像・デジタルサイネージ
[地域デザイン] 企画制作
URL : www.think-d.com

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