Nutanix、ライセンスポータビリティをNECプラットフォームにも拡大し、さらなるHCI市場拡大を実現
NEC Express5800シリーズがNutanix Enterprise Cloud OSハードウェア互換に認定
ニュータニックス・ジャパン合同会社 (本社: 東京都千代田区、社長: 町田 栄作、以下Nutanix) は本日、Nutanix Enterprise Cloud OSのライセンスポータビリティが日本電気株式会社 (本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長 兼CEO:新野 隆、以下NEC) プラットフォームにも拡大したことを発表しました。
Nutanixは、NEC Express5800シリーズを対象にNutanix Enterprise Cloud OSの動作を保証し、Nutanixのハードウェア互換性リスト(HCL)にNEC Express5800/R120h-1M Server (8SFF)、NEC Express5800/R120h-2M Server (24SFF) の認定構成を掲載いたしました。それに伴い、Nutanixソフトウェアを搭載したNEC製のハイパーコンバージドインフラストラクチャー(HCI)ソリューションが実現可能になり、NECとの共創を通じて国内のHCI市場拡大を目指します。
IDC Japan株式会社が2020年9月に発表した「IDC Quarterly Converged Systems Tracker(2020年第2四半期版)」によると、2019年の国内ハイパーコンバージドシステム市場の支出額は450億8,300万円、前年比成長率が40.4%となり、急激な市場拡大が進んでいます。また、2024年の支出額予測が748億円4,000万円と、2019年から2024年の年間平均成長率(CAGR) は 10.7%と予測されています*1。
IDCによると、ハイパーコンバージドシステムは、短期的には仮想化環境の課題を解決するITインフラストラクチャとしての需要を中心に普及が進む見込みです。中長期的にはデジタルトランスフォーメーション(DX)によって創出される次世代ワークロードへの対応、既存ITインフラストラクチャの効率化、さらにエッジ、オンプレミスITインフラストラクチャ、そして複数のパブリッククラウドを統合的に管理するハイブリッドクラウドの実現を目的にハイパーコンバージドシステムの普及が拡大するとIDCは予測しています*2。
日本電気株式会社 クラウドプラットフォーム事業部 事業部長代理の佐藤正樹氏は次のように述べています。「この度、当社が提供してきたHCIソリューションを拡充し、NEC Express5800シリーズにおいて、Nutanix Enterprise Cloud OSをサポートし提供できることを、大変喜ばしく思います。Nutanix Enterprise Cloud OSの高機能及びExpress5800のサポート力を組み合わせることで、お客様のビジネスに大きく貢献できるものと確信しております。」
ニュータニックス・ジャパン合同会社のコーポレートバイスプレジデント 兼 社長 町田 栄作は次のように述べています。「この度、Nutanix Enterprise Cloud OSのNEC Express5800シリーズでの動作検証が完了し、NutanixのライセンスポータビリティがNECプラットフォームにも拡大したことを大変嬉しく思います。ハイブリッドクラウドの利用がますます増加している中、多様化するお客さまのニーズにより柔軟に対応できるようNEC様との連携を強化するとともに、Nutanix Clusters on AWS、Nutanix Clusters on Azureなどのオンプレミスとクラウド環境にまたがる統合管理を可能にするハイブリッドソリューションの提供により、さらなるHCI市場の拡大を目指してまいります。」
提供時期
Nutanix Enterprise Cloud OSを搭載したNEC Express5800シリーズは、NECおよび同社製品の販売パートナーを通じて2020年10月30日(金)より提供開始を予定しています。NECのHCIソリューションの詳細は、以下のWebサイトをご覧ください。
*1 出典:IDC Quarterly Converged Systems Tracker, 20Q2
*2 出典:IDC Japan株式会社プレスリリース「国内ハイパーコンバージドシステム市場予測を発表」(2020年6月11日)
(以上)
Nutanix Inc.について
Nutanixは、クラウドソフトウェアのグローバルリーダーであり、ハイパーコンバージドインフラストラクチャー・ソリューションのパイオニアです。Nutanixのソフトウェアは世界中の企業に採用されており、プライベートクラウド、マルチクラウドを対象に、単一のプラットフォームにて場所・規模を問わないアプリケーション管理を実現しています。詳細については、www.nutanix.com/jp をご覧いただくか、Twitterをフォローしてください (@NutanixJapan)。