2020年11月2日

インフォマティカとクラスメソッド、パートナーシップを締結

クラウドネイティブなデータマネジメント環境の迅速な構築を支援

インフォマティカ・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:吉田 浩生、以下、インフォマティカ)とクラスメソッド株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:横田 聡、以下、クラスメソッド)は本日、企業のクラウドデータマネジメントを支援するパートナーシップの締結を発表しました。

インフォマティカが提供するエンタープライズ向けクラウドデータ管理ソリューションについて、AWSプレミアコンサルティングパートナーであるクラスメソッドが導入支援を行うことで、企業のデジタルトランスフォーメーションをより強力に支援していきます。

<背景>
新型コロナウイルスの感染拡大により、企業は急激な社会的変化に柔軟に対応し、デジタルトランスフォーメーションの加速が迫られています。変化し続ける経済と顧客のニーズをリアルタイムで捉え、ビジネス価値として還元していくためには、クラウドでのデータマネジメントが必要となっています。

インフォマティカでは、今後のデジタルトランスフォーメーションを加速化する「データ 4.0」というビジョンを掲げています。AI駆動型のデータマネジメントが推進される「データ 4.0」を実現するには、クラウドネイティブであることが前提となります。インフォマティカではこれまでオンプレミスでのサービス提供も行っていましたが、10年以上前からクラウドソリューションへの移行を進めており、現在はクラウドネイティブなソリューションとして「Informatica Intelligent Cloud Services(IICS)」の展開に注力しています。

IICSは、さまざまなデータ管理製品で構成された包括的なデータ管理プラットフォームです。操作性の高いインターフェイスでデータをセキュアに連携することができます。次世代のiPaaSとして、プラットフォーム全体に組み込まれたAIエンジン「CLAIRETM」(注1)から、人工知能/機械学習ベースのインテリジェンスを獲得し、マイクロサービスアーキテクチャとして利用することが可能になります。

クラスメソッドは、AWSのプレミアコンサルティングパートナーとして、AWSの導入コンサルティングから環境構築・運用保守まで総合的な技術支援を行っています。インフォマティカのIICSをはじめとしたデータ管理ソリューションの導入にあたっては、AWSクラウドを利用することで、より利用しやすくセキュアなデータ活用基盤を構築することができます。クラスメソッドは国内トップクラスのAWSクラウドに関する技術力と導入支援実績により、顧客企業がIICSを適切に導入して運用開始できるよう、アーキテクチャ提案から構築、運用に向けた各種の設定までをサポートします。

<今後の連携について>
インフォマティカとクラスメソッドは、これまでも両社で協力しながら、企業のクラウドデータレイクやクラウドデータウェアハウスの構築にあたってきました。企業のデジタル化、クラウド化へのニーズが急速に高まる中、いち早くクラウドデータマネジメントの需要に対応するため、この度パートナーシップを締結します。今後はブログやウェビナーを通じた情報発信を含めて、段階的に連携を強化していく予定です。

今回の発表にあたり、クラスメソッド 代表取締役社長 横田 聡氏は、次のように述べています。「クラスメソッドはクラウド技術に強みをもち、2,000社を超えるお客様に幅広い分野で技術支援を行ってきました。中でもお客様からのデータ活用に対する要望は年々高まっています。このたび、データの操作性やAI機能をサービスの特長とするインフォマティカ様と連携することとなり、より多くの人にとってデータ活用が可能になる「データの民主化」に向けた支援ができることを期待しています。」

インフォマティカ・ジャパン 代表取締役社長 吉田 浩生は、次のように述べています。「コロナ禍を通して、企業のデジタルトランスフォーメーションは大きく進歩しました。俊敏性と柔軟性が求められるニューノーマル時代には、クラウドでのデータマネジメントが不可欠となります。このたびクラスメソッド様とのパートナーシップを通じて、国内の企業のお客様に対し迅速なクラウドデータマネジメントの導入を実現し、『Data 4.0』への取り組みを推し進められることを嬉しく思います。」

(注1)インテリジェントなデータプラットフォームの人工知能

インフォマティカについて
インフォマティカは、エンタープライズクラウドデータ管理をリードする唯一の企業であり、データ主導型のデジタルトランスフォーメーションを推進しています。企業のイノベーションを加速し、俊敏性の向上や新たな成長機会の獲得によって、インテリジェントな破壊的イノベーションを支援しています。また、インフォマティカは企業のデータの力を25年以上にわたり引き出し、世界で9,000社以上の企業がそのソリューションを利用しています。
インフォマティカに関する詳細は、インフォマティカ・ジャパン株式会社(代表:03-6403-7600)までお問い合わせいただくか、Webサイトwww.informatica.com/jp/ をご覧ください。
インフォマティカ公式ソーシャルメディア:Twitter, Facebook, ブログ

クラスメソッドについて
クラスメソッド株式会社はアマゾン ウェブ サービス(AWS)をはじめとしたクラウドサービス、データ分析基盤、アプリ開発、IoT連携、AI/機械学習の技術を活用した企業向け支援を行っています。現在までにAWS技術支援を中心に2,000社以上、AWSアカウント数では8,800件以上の支援実績があり、2015年からは6年連続でAWS公式の最上位コンサルティングパートナーに認定されています。また、社員による技術情報発信にも力を入れており、オウンドメディア「Developers.IO」では2万本以上の技術情報を公開中です。「すべての人々の創造活動に貢献し続ける」という企業理念のもとに幅広い分野で活動しています。
オフィシャルサイト : classmethod.jp/
技術ブログ「Developers.IO」: dev.classmethod.jp/
Facebookページ :https://www.facebook.com/classmethod/

本プレスリリースに記載されている全ての情報は2020年11月2日時点のものに基づいており、インフォマティカは新しい情報や今後発生する出来事に基づいて本プレスリリースに記載した将来の見通しに関する記述を更新したり改訂したりする意図はなく、またその責任を有しません。さらに、説明されている製品または機能の開発、リリース、時期は、インフォマティカが独自に決定するもので、購入の判断基準にはなりません。また、将来、特定の製品や機能を提供することの表明や保証、約束をするものではありません。

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