2021年1月21日

麻布大学、知識集約型社会を支える人材育成事業 「出る杭を引き出す教育プログラム」採択

本学は、文部科学省の令和2 年度大学教育再生戦略推進費「知識集約型社会を支える人材育成事業」の『メニューⅡ 出る杭を引き出す教育プログラム』(※1)に全国の大学で唯一採択されました。

動物共生科学ジェネラリスト教育プログラム
本事業では、ヒト・動物・環境の持続的健康社会の構築のために世界をリードできる人材の育成を目的に、動物共生科学を専門性の基軸とし、周辺領域への展開力を兼ね備え、社会実装や課題解決能力を備えた人材を「動物共生科学ジェネラリスト」とした、新たな認定制度を導入します。

動物共生科学ジェネラリストを育成するためのプログラムについて、具体的な教育体制やカリキュラムの整備を本格的に進めていきます。また、本学の強みである動物共生科学を主軸にデータサイエンスを修学し、さらに関連領域の知識と実践力を習得させます。

近年、SDGs に代表されるような、持続社会の構築への社会的ニーズは急速に高まっています。その中でも、本学がこれまで取り組んできた、ヒト、動物、食品、環境と人間社会の調和的な共生社会で活躍する人材育成が望まれています。それに迅速に答えられるよう、これまでの枠を超えた優秀な人材の育成を目指します。

今回のプログラム「動物共生科学ジェネラリスト」とは、それぞれの学科で掲げる

  • 領域の専門性を深化させた「専門コア力」
  • 関連領域の知識と問題解決手法を身につけた「広範展開力」
  • 自身の専門性を活かしつつ関連領域と連携し新しい実社会の形成に関わる「実践力」を身につけることを目標とします。

本プログラム修了者には、COVID19 のような世界規模での感染症の予防や管理、世界各地からの「食」の安全安心利用、グリーンイノベーションなどの領域での活躍が期待されます。

(※1)『メニューⅡ 出る杭を引き出す教育プログラム』は、特定の分野で特に優れた資質を有する学生に早期から更に高い水準の教育を受ける機会を提供し、その才能を一層の伸長を図ることで、知識集約型社会において我が国を牽引していく人材を養成するカリキュラムを構築し、学内及び他大学に普及・展開するプログラムを対象としています。

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