2022年1月24日

マイクロフォーカス、Galaxyを発表、インタラクティブな脅威調査エクスペリエンスでサイバーレジリエンスをさらに強化

〜重大な脅威に関してカスタマイズされた洞察を迅速に提供し、対応時間を短縮しながらビジネスパフォーマンスを向上するCyberRes Galaxy〜

2022年1月11日 米国カリフォルニア州サンタクララ
Micro Focus(以下、マイクロフォーカス)(LSE:MCRO、NYSE:MFGP)の事業部門の1つであるCyberResは本日、セキュリティ管理者に実用的なビジネスインテリジェンスを提供する、没入型のサイバー脅威エクスペリエンスである「Galaxy」(以下 CyberRes Galaxy)を発表しました。CyberRes Galaxyを使用することで、サイバー分野の専門家がビジネスに最も差し迫った脅威をすばやく把握することができ、企業や組織はバリューチェーンの安全性を確保してビジネスの成長に集中できるようになります。

テクノロジーが実現した今日において、新型コロナウイルスの影響は、機械学習、IoT、AI、ブロックチェーンなどのビジネスイノベーションの手法と相まって、攻撃者が悪用可能な攻撃対象領域を増加させています。セキュリティ脅威データのさまざまなソースを通じて、CISO(最高情報セキュリティ責任者)は迅速な分析とアクションのためのより包括的な手段を必要としています。CyberRes Galaxyを活用することで、サイバーリスクに関する経営者の理解を促し、ビジネスリスクにおける意思決定を迅速化させ、プロアクティブなサイバーレジリエンス対策の導入コストを削減できます。

CyberRes Galaxyは、CISO、上級管理職、リスク管理者が、誇張に惑わされることなくビジネスにとって重要な事項に集中できるよう、ゼロから設計されたプラットフォームです。これは個々のユーザーおよびユーザーに固有のビジネスリスクを、包括的なサイバーレジリエンス確保のために対抗すべき脅威と結び付けることによって実現します。CyberRes GalaxyのPriority Intelligence Briefings(PIB)には、デジタルバリューチェーンを保護するための導入可能な対策が記載されています。

マイクロフォーカスの事業部門の1つであるCyberResのゼネラルマネージャー兼シニアバイスプレジデントであるジョン・デルク(John Delk)は次のように話しています。「CyberRes Galaxyは、タイムリーで焦点を絞った適切な情報を提供することで、セキュリティ管理者がビジネスに直面している脅威を理解するための、まったく新しい方法を導入しています。これにより、潜在的な年間損失予測やリスク軽減のための実行可能なアクションなど、深い洞察を簡単に得ることができます。サイバー犯罪の増加が続くなか、セキュリティ管理者は自社に関連する脅威をすばやく特定し、ビジネスの保護、変化するリスク領域の検出、変化する脅威の状況に適応するセキュリティ体制の進化といった最重要事項に集中できるようにする必要があります」

CyberRes Galaxyの特長は以下の通りです。

  • 効率化とコスト削減の推進:ビジネス上のノイズを除去することで、効率化とコスト削減を実現し、サイバー対策チームが重要な事項に集中できるようにします。登録されたプロファイルを使用しながら、お客様固有のビジネスリスクとなりうる重大な脅威をプラットフォームが提言します。
  • より良い備えの実行:CyberRes Galaxyによってお客様の地域や世界的に主要な事案と脅威を関連付けることで、より良い備えを行うことができます。たとえば、お客様の地域で今後起こる事案についてCyberRes Galaxy内で問い合わせを行うことができます。
  • ビジネスへの影響の把握:CyberRes Galaxyでは、ユーザーのビジネスにおけるデジタルリスクプロファイルを、そのユーザー固有の環境に関連した脅威にマッピングすることができます。これは脅威活動を、影響を受ける地域、セクター、デジタル、ビジネスリスクに結び付けることによって実現します。リスクにさらされる度合いは、年間損失予測(ALE :Annualized Loss Expectancy)で定量化されます。
  • アクションの推進:マイクロフォーカスのお客様は、CyberRes GalaxyをMicro Focus ArcSightと連携させて、ビジネス要件に関連するアクティブなサイバー防御を実現して、エクスペリエンスを向上させることができます。この独自の脅威サービスにより、Micro Focus ArcSightのお客様は、業界に合った実用的なサイバー防御機能を利用して、脅威範囲の制限、タイムリーなアクション、エンドツーエンドの可視性を向上することができます。
  • 企業とのコミュニケーション:CyberRes Galaxyには、上級管理職、企業役員、主要となるビジネス関係者に対し、サイバーセキュリティの役割を可視化できるデジタルコミュニケーションプログラムが含まれています。

PwCのサイバーセキュリティリーダー兼パートナーであるウマン・ハンダ(Umang Handa)氏は、次のように話しています。「業界や地域を問わず、企業や組織にとってのサイバーセキュリティとサイバーレジリエンスの重要性は高まり続けています。かつてない規模で起きている大きなデジタル変革に伴い、サイバーセキュリティとそれに伴うサイバーレジリエンスの必要性は拡大する一方でしょう。業界が必要としているのは、リーダー、CISO、SecOps、IT運用、内部監査チームが最新の脅威の全体像を把握し、企業や組織全体のサイバー対策を強化できる洞察に満ちたアクションプランを得られるプラットフォームなのです」

CyberResは、今日の脅威がどのように影響を及ぼすか、企業にもたらす課題をより深く理解することで、進化する脅威の最前線における洞察を得ています。CyberResは、トップレベルの専門知識を活用し、脅威レポートにおける一般的な戦術や手法、手順方法を超えたプラットフォームを提供します。CyberRes Galaxyを利用することで、ITリーダーは企業や組織全体のサイバーレジリエンスを強化しながら、より適切に脅威へ対処するためのアクションプランを得ることができるのです。

CyberResについて
CyberResは、マイクロフォーカスの事業部門です。世界最大級のセキュリティポートフォリオの専門知識を駆使して、お客様がチームや組織内でサイバーレジリエンスとビジネスレジリエンスの両方を構築し、変化する脅威に対応できるよう支援します。CyberResは、不利な状況に対処するためのデジタル変革ソリューションの一部であり、企業や組織が今日の事業を継続し、明日の機会を利用して成長するための変革を可能にします。

マイクロフォーカスについて
マイクロフォーカスは、エンタープライズソフトウェアを通じてグローバルで40,000以上のお客様のビジネスの遂行と変革、適応を支援しています。堅牢な分析エコシステムに支えられた包括的なポートフォリオを持つマイクロフォーカスは、既存技術と新興技術のギャップを埋める実用的で顧客中心のソリューションを提供し、企業がスマートデジタルトランスフォーメーションを実現できるよう支援しています。

マイクロフォーカスエンタープライズ株式会社は、マイクロフォーカスの日本法人です。マイクロフォーカスに関する詳細は www.microfocus.com 、マイクロフォーカスエンタープライズ株式会社に関する詳細は www.microfocus-enterprise.co.jp/ をご覧ください。

※本資料は、Micro Focus社の事業部門であるCyberRes が、1月11日(現地時間)に発表したプレスリリースの抄訳です。

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