2022年3月31日

「メタバース プロダクション」公式ウェブサイトを公開
3種類から選べるPXサービスを提供開始

株式会社東北新社(本社:東京都港区・代表取締役社長 中島信也)が、株式会社電通クリエーティブX(本社:東京都港区・代表取締役社長執行役員 松木俊介)、ヒビノ株式会社 (本社:東京都港区・代表取締役社長 日比野晃久)、株式会社電通クリエーティブキューブ(本社:東京都中央区・代表取締役社長執行役員 村山大輔)と4社で推進する共同プロジェクト「メタバース プロダクション」は、ウェブサイトを本日3月31日に公開し、映像制作ワークフローにおける温室効果ガス削減とプロセス効率化を実現する3つのPX※サービスを提供開始いたします。
※PX=Production Transformationの略で、映像制作トランスフォーメーションを意味する造語

▼「メタバース プロダクション」公式ウェブサイト  metaverse-px.com

 本ウェブサイトでは、「メタバース プロダクション」提供の各PXサービスの詳細や、大型LED常設スタジオ「studio PX」に関する情報について紹介しております。今後はPXサービスによる撮影事例、新しいCG背景素材、新スタジオの開設情報などの最新ニュースを随時追加してまいります。

 我々は今回ご紹介するPXサービスの充実はもちろん、さまざまなニーズに対応する新たなPXサービスの開発・提供に注力し、リーズナブルな予算での映像制作からハイエンド案件まで幅広くご利用いただけるよう新しい映像制作の在り方を提示し、「メタバース プロダクション」の取り組みが将来のスタンダードになるよう努めてまいります。 

PXサービスとは
 環境への配慮から制作・撮影スタッフの働き方までを変革する、テクノロジーを活用した映像制作の新たな選択肢となるサービスの総称です。高精細LEDディスプレイ、カメラトラッキング、リアルタイムレンダリングを組み合わせて撮影するバーチャルプロダクション技術「インカメラVFX撮影システム」を駆使することで、東北新社と電通クリエーティブXにおける従来型の映像制作ワークフローと比較し、「スタジオ撮影時の廃棄資材を最大90%削減」「ロケーション撮影時の参加人員を最大50%削減」などを目指します。リーズナブルな予算での映像制作からハイエンド案件まで幅広い対応が可能です。

PXサービス①:Owned Virtual Set/Location(オウンドバーチャルセット/ロケーション)
 CG美術セット/ロケーションをオーダーメイドで制作するサービスです。これまで1回限りの使用だった美術セットを、CGかつオーダーメイドで制作するため、広告主所有のバーチャル素材として繰り返し使用することができます。リアルな美術セットを用いて撮影する従来の手法と比べ、撮影廃棄物量、スタッフ工数、美術費の大幅な削減が期待できます。

PXサービス②:実写ロケーションVFX
 あらかじめ別撮りした実写背景をスタジオのLEDディスプレイに投影・撮影することで、まるでロケ地で撮影しているかのようなスタジオ撮影を実現します。LED映像の光を人物ライティングに利用するため、被写体への光が馴染みやすく、映像にリアルな質感をもたらします。

PXサービス③:Virtual House Studio(バーチャルハウススタジオ)
 あらかじめ用意されたテンプレートCG素材から選択し、若干のカスタマイズをして使用できるバーチャル上のハウススタジオです。壁の色や小道具などのカスタマイズも可能です。テンプレートCG素材は随時追加する予定です。

▼「メタバース プロダクション」のデモ映像はこちらをご覧ください。

【東北新社 会社概要】
代 表 者:中島信也
設  立:1961 年4月1日
資 本 金:24 億 8,700 万円
事業内容:総合映像プロダクション
www.tfc.co.jp/

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