2022年5月18日

ビデオストリーミング テクノロジー大手の米国Conviva、日本向けリアルタイム測定分析サービス提供を本格始動

2021 Q4 ストリーミングの現状レポート(日本サマリー版)が示す総ストリーミング時間の92%増(前年同期比)など、日本市場の成長により日本への投資に自信

東京発(2022年5月18日)– ビデオストリーミング視聴データをリアルタイムに測定分析するSaaSプラットフォームを提供するConviva(本社:米国カリフォルニア州 フォスターシティ、日本オフィス:東京都千代田区、以下Convivaまたは当社)は、成長著しい日本のビデオストリーミング市場での営業・顧客サポートの拠点である日本オフィスの開設と、日本市場におけるストリーミングのトレンドを示す現状レポートを発表しました。

「Convivaはビデオストリーミング視聴データをリアルタイムに測定分析するツールを発明し、この10年、58以上の技術特許で日本を含む世界の市場を牽引してまいりました。」 とConviva Inc. 社長兼CEO キース・ズブチェビッチ (Keith Zubchevich) は述べています。「本日、日本において本格的に営業、マーケティング、ファイナンス、法務及びカスタマーサポートを含むサービスを提供する拠点として日本法人の設立を発表できることを嬉しく思います。世界有数のストリーミング市場である日本市場はConvivaの測定分析技術の戦略的成長地域です。日本法人社長執行役の鳥井武志のリーダーシップの下、ストリーミングビデオの成長を市場が活用できるよう支援することを楽しみにしています。」

本格始動に際し、新たに日本におけるストリーミングの現状レポートを発表しました。内容には下記ハイライトが含まれております。

  • 2021年度第4四半期(10月-12月)において、総ストリーミング時間の成長率は世界全体で+7%、米国で+0.2% であるのに対し、日本は+92% という驚異的な伸びを示しました。
  • 特に、テレビでのストリーミング時間は+110%の成長となり、全体に占める割合の伸びも、米国の24倍を示しています。これは、日本での大型テレビの売れ行きも影響していると思われます。
  • 日本では、バッファリングレートの大幅な低下、画質の大幅な向上など、いくつかのストリーミングの品質指標が劇的に向上しています。特に、平均開始時間は米国と比べて30%以上早くなり、再生時間の増加をもたらしたと思われます。

Convivaによるストリーミングの現状レポート Q4 2021には、2022年1月24日に発表したグローバルレポートを元に分析した、世界全体と米国および日本でのストリーミング状況の比較分析が追加されております。
詳細はこちらをご参照ください。
www.conviva.com/wp-content/uploads/2022/05/Conviva-State-of-Streaming-Q42021-Japan.pdf

「ストリーミングの現状レポートの結果が示しているように、日本においてストリーミングの総視聴時間は大きく伸長しており、その傾向は今後も続くことが見込まれます。」 とConviva Japan 合同会社 社長執行役 鳥井武志は述べています。「その一方で、ストリーミングサービスは増加し、競争は激化しております。この環境下でストリーミング事業を成功させるために、企業は、ストリーミングの配信品質および視聴動向を継続的・包括的にリアルタイムで管理することが求められており、ストリーミング事業の成長に欠かせません。Conviva Japanは、日本において動画配信を提供する企業様に精度の高い分析サービスを提供することで、ストリーミング品質の向上と視聴者の獲得に貢献するとともに、日本が世界に誇るストリーミング市場に成長する一翼を担ってまいります。これからのConviva Japanにご期待ください。」

Convivaについて
Convivaは、ストリーミングメディアの調査、継続的な測定およびエンゲージメントのためのプラットフォームを提供しています。特許取得済みの Stream Sensor™とStream ID™を搭載した当社のリアルタイムプラットフォームにより、マーケター、広告主、技術運用、エンジニアリング、カスタマーケアの各チームは、オーディエンスを獲得し、エンゲージメント、マネタイズ、およびリテンションを実現できます。Conviva は、CCTV、DAZN、Disney+、Hulu、Paramount+、Peacock、Sky、Sling TV、TED、WarnerMediaなどのブランドが、ストリーミングメディアが切り拓く大きなチャンスを存分に活かせるようサポートすることに専念しています。現在、当社のプラットフォームは毎日ほぼ3兆のストリーミングデータイベントを処理しており、年間2,000億のストリーミングを視聴する5億人以上の個別視聴者の動向を、デバイス上でストリーミングする40億のアプリケーションで測定しています。Convivaは、あらゆる規模のデジタル企業が、あらゆるストリームでどの瞬間にも、どの画面でも、さらなるストリーミングの向上を図ることがきるよう支援することをお約束します。

Conviva Japan合同会社 所在地 :東京都千代田区丸の内 1-8-3 丸の内トラストタワー20階 
代表者名:社長執行役 鳥井武志
詳細は www.conviva.com/ja/ をご参照ください。

鳥井 武志(とりい たけし)略歴
2002年からメディアテクノロジーに従事し、Yahoo! JAPAN を含む大手企業の事業の拡大に寄与。複数の米国資本企業日本事業責任者や日本法人代表を務め、日本において合同会社の立ち上げ後、2022年Conviva Japan合同会社に社長執行役として参画。

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