2022年9月6日

ジュニパーネットワークス、AIドリブンネットワークソリューションに新たにNaaS(Network as a Service)機能を追加

新しい機能と決済オプションにより、ジュニパーネットワークスのパートナーを通じた有線/無線アクセス、セキュアなSD-WANネットワークサービスの利用と運用を容易に

ジュニパーネットワークス(本社:カリフォルニア州サニーベール、NYSE: JNPR)は本日、AIOpsプラットフォームに新たにNaaS(Network as a Service)機能を追加することを発表しました。これにより、MSPおよびリセラーパートナーを通じ、容易に有線/無線アクセス、セキュアなSD-WANネットワークサービスの導入と管理が可能になります。ジュニパーネットワークスのAIドリブンエンタープライズは、マイクロサービスクラウド、オープンAPI、Mist AIといったプラットフォーム機能にNaaS機能を組み合わせて、クラウドサービスの容易な購入、クラウドサブスクリプションライセンスの管理、さまざまなロケーションにおける優れたユーザーエクスペリエンスの保証を実現し、さらなる柔軟性と俊敏性、インサイトをジュニパーネットワークスのパートナーに提供します。

クライアントからクラウドまで、パートナーに最適なプラットフォーム
ジュニパーネットワークスが提供する第6世代のMist AIと最新のマイクロサービスクラウドを活用した有線/無線アクセス、セキュリティ、SD-WANのソリューションは、フルスタックのネットワークにおいて予測的なインサイトと自動化を独自の方法で実現しています。クライアント、アプリケーション、セッションに至るまで可視性を実現するカスタマイズ可能なサービスレベルにより、ユーザーおよび運用担当者の優れたエンドツーエンドのエクスペリエンスを保証します。また、Juniper Mistプラットフォームは、オープンAPIで完全にプログラム可能なため、ネットワークオペレーションセンター(NOC)やセキュリティオペレーションセンター(SOC)といった既存システムとシームレスに統合されます。さらに、ジュニパーネットワークスは可視性、脅威インテリジェンス、ポリシー実行をあらゆる接続ポイントに拡張し、セキュリティとネットワークファブリックを完全に統合します。

共通のクラウドホスト型AIドリブンソリューションで現在提供されている製品には、Wi-Fi Assuranceおよび屋内ロケーションサブスクリプションサービスを伴う「Juniper Mist」の無線アクセスポイント、Wired Assuranceサブスクリプション定額サービスを利用できる「EXスイッチ」、WAN Assuranceサブスクリプションサービスを伴う「Session Smartルーター」および「SRXファイアウォール」、ならびに仮想ネットワークアシスタント「Marvis」が含まれます。これらのソリューションは導入や拡張が容易で、大企業だけでなく中小企業の顧客のニーズにも対応できる十分な柔軟性があるため、有線/無線アクセス、セキュリティ、SD-WANのマネージドサービスに最適なプラットフォームとなります。

さらなる柔軟性とNaaSに関するインサイトを提供
クラウドを介したサービスの導入、運用、管理をより容易にする、新しいNaaS機能の詳細は、以下のとおりです。

  • AIドリブンの運用ダッシュボードを備えた共通ポータル:有線/無線ネットワーク、SD-WANネットワークの管理は、Mist AIを活用してインサイトと自動化を提供するクラウドベースの共通ポータルに統合されます。新たなAIドリブンダッシュボードは、有線/無線ネットワーク、セキュアなSD-WANネットワークのリアルタイムパフォーマンス(場所ごとにカスタマイズ可能なサービスレベルなど)に関するマルチテナントで包括的な把握を可能にします。これによりネットワーク事業者は、クライアントからクラウドまでエンドユーザーエクスペリエンスの継続的な最適化が可能になり、迅速な問題解決、現場対応の削減によって時間とコストを節約できます。
  • 柔軟なサブスクリプション管理:クラウドサブスクリプションサービスの管理をさらに容易にしました。すべてのライセンスを1カ所にまとめ、拡張性のある在庫管理を実現しています。また、パートナーと顧客は場所を問わず、ハードウェアデバイス間でシームレスにライセンスを移動できるため、設計の柔軟性を最大化し、投資コストを最低限に抑えます。
  • 新しい決済・購入オプション:マネージドサービス向けの従来のファイナンスプログラムを刷新し、ジュニパーファイナンシャルサービス(JFS)を通じて利用可能な新しい決済オプションを導入しました。さらに、従来の1年/3年/5年のライセンスに加えて、AIドリブンエンタープライズのポートフォリオで定期サブスクリプションサービス(1カ月間など)の提供を開始しました。これらのオプションを利用すれば、設備投資(CapEx)と運用コスト(OpEx)の両方の予算からマネージドネットワークサービスの資金を調達するなど、あらゆるパートナーと顧客のニーズに対応します。

参考資料(英語): 
本リリースはジュニパーネットワークス本社が2022年8月23日(現地時間)付けで発表したニュースリリース(英語)の抄訳版です

ジュニパーネットワークスについて
ジュニパーネットワークスは、ネットワーク運用の大幅な簡素化とエンドユーザーのエクスペリエンス向上に注力しています。当社のソリューションは業界をリードするインサイト、自動化、セキュリティ、AIを提供し、真のビジネス成果をもたらします。人々のつながりを強化することにより、福祉、持続可能性、平等性といった世界的な課題を解決できると確信しています。ジュニパーネットワークスに関する詳細な情報は、以下をご覧ください。http://www.juniper.net/jp/ 、Twitter、Facebook、YouTube、J-Net(最新情報提供サイト)

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