2022年11月2日

Gigamon 社 GigaVUE 6.0 のリリースにより Deep Observability(高度な可観測性)Pipeline が大きく進化

企業/組織の IT チームは、新実装のネットワークのテレメトリ・データを一元処理するための次世代コン テナネットワークの可視性、アプリケーションメタデータの統合及びクラウドスケールのパフォーマンスを高 く評価しています。

2022年11月2日(水)- Deep Observability(高度な可観測性)のリーディング・カンパニーである Gigamon Inc.(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、日本代表:大久保 淳仁)は、Gigamon Hawk Deep Observability Pipeline への新機能の提供を開始しました。Gigamon Hawk を実現するソフトウェア GigaVUE 6.0 は、複数のプラットフォームを跨いだ環境のコストや複雑さを大幅に削減しながら、ネットワーキング、セ キュリティ及びクラウド運用チームへのセキュリティデリバリーの“民主化(デモクラタイゼーション)”を実現します。 Gigamon Hawk は、企業/組織の IT チームが自信を持ってスケールアップとスケールアウトを実行し、クラウドトラ フィックと管理外ホストのセキュリティとパフォーマンスの盲点をなくし、アプリケーションの透明性を向上し、分散したハイ ブリッドおよびマルチクラウド基盤への脅威に対してセキュリティを確保できるよう支援します。Gigamon Hawk は、仮 想、コンテナ、物理を問わず、ネットワークトラフィックにソースからアクセスし、効率的に集約、最適化及び強化し、実 用的なネットワークレベルのインテリジェンスを全てのツールに提供することで Observability(可観測性)の能力を 強化します。

クラウドファースト前提のグローバルでの要件事項の変化
フレクセラ社によると、大手企業の 92 パーセントがマルチクラウドインフラストラクチャを採用しています。また、市場調 査会社 EMA 社によると、大手企業の 96 パーセントがネットワークパケットインテリジェンスと Observability(可観 測性)インテリジェンスを統合し、77 パーセントがネットワークレベルのインテリジェンスを活用してハイブリッドクラウドセ キュリティを強化する予定であることが明らかになっています。その結果、81%の企業/組織が過去 1 年間にクラウドに 関連したセキュリティインシデントを経験しています。 www.flexera.com/about-us/press-center/flexera-releases-2021-state-of-the-cloud-report getnetworkvisibility.com/wp-content/uploads/2022/07/EMA-Network-Visibility-Architecture- for-the-Hybrid-Multi-Cloud-Enterprise-Analyst-Report.pdf

新たなフロンティアの Deep Observability(高度な可観測性)
このリリースでは、以下の機能拡張をご紹介します。

  • 次世代コンテナネットワークの可視化 – GigaVUE は、最小限のオーバーヘッドでネットワークレベルのObservability(可観測性)を実現する eBPF(extended Berkeley Packet Filter)を実装し、あらゆるコンテナネットワークインターフェース(CNI)とあらゆるコンテナオーケストレーションで展開可能な業界初の汎 用コンテナタップ(UCT)ソリューションにより、コンテナ環境トラフィックの取得を実現しました。セキュリティとパ フォーマンスに関する Deep Observability(高度な可観測性)の実現が可能になり、コンテナベースのマイク ロサービスの揮発性や規模に関係なく、ワークロードが追従できるようになります。
  • アプリケーション・メタデータ統合フレームワーク – Gigamon Hawk アプリケーションメタデータエンジンは、 JavaScript オブジェクト表記法(JSON)と Kafka を利用して Dynatrace、New Relic、Sumo Logic などの主要な Observability(可観測性)プラットフォームと統合しています。この統合により、既存の Observability(可観測性)ツールは、不正なサービスやアクティビティ、違法なクリプトマイニング活動の特定 など、新しいセキュリティ機能を実装できるようになります。
  • クラウドスケールのネットワーク・テレメトリ処理 – Gigamon Hawk の基本コンポーネントである新しい GigaVUE-HC1 Plus アプライアンスは、前世代と比較して半分の物理的設置面積と電力要件で 2 倍のパイ プライン処理性能を提供します。この専用物理アプライアンスは、パブリッククラウドワークロードからのテレメトリを含 む、物理、仮想、コンテナワークロードからのテレメトリ・データを集約することにより、効率的かつ経済的にネット ワーク・テレメトリを処理することができます。

「GigaVUE Cloud Suite の最新リリースに含まれるユニバーサル・コンテナ・タップ(UCT)ソリューションは、 Kubernetes 環境ベースのコンテナ展開を含む最新のソフトウェアアーキテクチャに対応するための Gigamon 社で の技術革新の継続を示すものとして、我々は期待しています。」 とLayer8社プレジデントであるSteveWatt氏 は述べています。 「Gigamonは正しい方向に向かっています。」 Layer8社は、ITアプリケーション及びインフラス トラクチャのための包括的な戦略、設計、実装、人材派遣及びサポートサービスを提供する、高い付加価値を提供す る Gigamon の主要チャネルパートナーです。

「ここ数年、ワークロードをクラウドに移行する中で、重要なアプリケーションがどこで稼働していても、その可視性を維持 することが課題の1つとなっていました。」 と、Sev1Tech社のハイインパクト・テクニカルソリューション担当シニア・バイ ス・プレジデントの Jerry Hulbert 氏は述べています。Gigamon Hawk Deep Observability Pipeline は、弊 社の SIEM、モニタリング及びパフォーマンスツールに実用的なネットワークレベルのインテリジェンスをもたらし、トラブル シューティングを迅速化し、複雑なハイブリッドおよびマルチクラウド IT インフラを保護するための運用コストを低減しま す。」 と述べています。”

New Relic 社のクラウドおよび製品パートナーシップ担当バイス・プレジデントである Akhil Kapoor 氏は、「IT 企業 /組織は、ハイブリッドおよびマルチクラウド IT インフラの分析、トラブルシューティング、最適化において、メトリック、イベ ント、ログ、トレースなどの複数のテレメトリ・データソースに益々依存するようになっています。」 と述べています。 「Gigamon とのパートナーシップは、5,000 以上の属性のアプリケーション・メタデータのインテリジェンスにより、当社の テレメトリ・データプラットフォームを強化し、仮想マシン、コンテナ、オンプレミス、パブリック及びプライベートクラウド間にお けるセキュリティの盲点やパフォーマンスのボトルネックを特定と解消するために必要となる Deep Observability(高 度な可観測性)をクラウドやセキュリティ運用チームに提供します。」 と述べています。

Gigamon の CPO(最高プロダクト責任者)である Michael Dickman は、「GigaVUE 6.0 ソフトウェアのリリー スは、プライベートおよびパブリッククラウド、すべてのコンテナ環境を含むすべてのワークロードに対してアプリケーション層 までの粒度を実現する次世代の実用的ネットワークレベルのインテリジェンスをIT組織に提供します。」 と述べていま す。 「弊社のDeepObservability(高度な可観測性)パイプラインは、豊富なGroundTruth(正確さや整 合性をチェックするためのデータ)のネットワークインテリジェンスをお客様に提供し、お客様が最優先されるセキュリティ 及び運用課題を解決し、分散型ハイブリッドおよびマルチクラウドインフラを効率的かつ効果的に管理できるという弊社 のビジョンを実現しています。」 と述べています。

先頃開催された Gigamon Visualyze Bootcamp のオンデマンドビデオにて、Gigamon の最新イノベーションとハ イブリッドおよびマルチクラウド環境に Deep Observability(高度な可観測性)を実現する方法について詳細をご 案内しております。(英語版) na.eventscloud.com/website/43368/?eventid=707321&reference=EMFollowUp?utm_source=Marketo&utm_medium=Email&utm_campaign=22Q4_WW_IDM_EM_Visualyze- Follow-Up-Email&utm_content=Missed-You-Email&utm_term=Missed-You-Email&mkt_tok=ODkyLVdFUi0wNzgAAAGHvdbFPpt2vKPY4eA-0G1oS- xV5wO9f97vShg1koYlzdcjYxvV09gwVPGsJpDXLNZAkqSRA9OQgUMEgos_L513ObkXVkvnGQ dUAP3W7xBfajCwUvzk

【Gigamon について】
Gigamon Inc. は、実用的なネットワークレベルのインテリジェンスを活用し、Observability(可観測性)ツールの機能を強化した Deep Observability (高度な可観測性)を提供しています。この高度な連携により、IT 組織はセキュリティとコンプライアンスのガバナンスを保証し、パフォーマンスのボトルネックの根 本原因の分析を迅速化し、ハイブリッドおよびマルチクラウド IT インフラの管理に関連する運用負荷を大幅に削減することができます。全世界で販売パートナーお よびサービスプロバイダを通じて、4,200 社以上の企業へ、物理、仮想、クラウドネットワーク向けに可視化基盤ソリューションを提供しています。米国連邦政府機 関のトップ 10 すべて、グローバル銀行トップ 10 の 7 行、Fortune100 企業の 83 社、モバイルネットワーク通信事業者トップ 10 の 9 社、テクノロジー企業トッ プ 10 の 8 社、医療関連プロバイダートップ 10 の 8 社に導入されています。Gigamon のミッションは、中堅・中小企業や分散拠点を持つ大企業や組織で、効 率的運用かつ高 ROI のセキュリティ、監視システム環境を実現することです。本社を米国カリフォルニア州サンタクララに置き、世界 20 か国にオフィスを展開してい ます。
さらなる詳細情報、プロモーション活動、最新動向は www.gigamon.com/jp/ をご覧下さい。 Gigamon とそのロゴは、米国と他の各国における Gigamon の商標です。

Gigamon の商標の一覧は、www.gigamon.com/legal-trademarks に掲載されています。他の商標はすべて、それぞれの所有者に帰属します。

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