2017年3月29日

インフォマティカ、Googleとの連携を強化し、Google Cloud上でのマーケティングアナリティクスとデータウェアハウス モダナイゼーションの強化を発表

パートナーシップの拡大により、Google Cloudへのスムーズなデータ移行と、
Google BigQuery上での完全かつ正確なマーケティングデータビューをワンストップで提供
インフォマティカ(本社:米国カリフォルニア州レッドウッドシティ)は、クラウド統合、マーケティングアナリティクス、データウェアハウスを含む主要分野において、Google Cloudとのパートナーシップを拡大したことを発表しました。これにより、迅速かつ正確なインサイトの提供、俊敏性の向上、データ管理コストの削減を推進します。

Google Cloudとの連携によるマーケティングアナリティクス強化
マーケティングアナリティクスは、もはや顧客や見込み客の一挙手一投足を理解するために、なくてはならないソリューションとなりました。インフォマティカはGoogle Cloudとの連携により、マーケティングアナリティクスとデータウェアハウス モダナイゼーションで新たな機能を提供し、マーケティング担当者の次世代のデータ主導型マーケティングを支援します。

Google Cloudは、AdWords、YouTube、DoubleClick、Google Analytics 360から自動的にデータをGoogle BigQueryへ集約するBigQuery Data Transfer Serviceのベータ版を先日発表しました。これにより、マーケティング担当者向けに信頼性のある単一のデータソースが提供されます。

そのマーケティング価値をさらに向上させるため、インフォマティカは、ソーシャル、CRM、マーケティングオートメーションから得られるデータと既存のGoogleマーケティングデータを結合、拡充、補強します。インフォマティカのソリューションは、Marketo、Eloqua、Salesforce、Microsoft Dynamicsなどのソースと即時接続可能であるため、希望のデータを迅速に変換してGoogle BigQueryに読み込み、マーケティング戦略に総合的な視点を提供します。これらの強力なインサイトにより、企業は顧客の過去の購買履歴、嗜好、Web上の行動に基づいた優れたサービスの提供が可能になります。

Google Cloud向けサポートの拡張:Google BigQuery、Google Cloud Storage、 Cloud SQL
インフォマティカはGoogle Cloud Platform向けに最適化したデータマネジメントサービスのサポートを拡張します。これに伴い、インフォマティカは「Informatica Cloud」を Google BigQuery、Google Cloud Storage、Cloud SQLと連携することを発表しました。

  • Google BigQuery:クラウドデータ統合サービスの「Informatica Cloud」は、PoC(Proof-of-Concept:概念実証)からペタバイト規模の商用システムへ拡張可能です。Google BigQuery向けの「Informatica Cloud」コネクタにより、Google Cloudのユーザーは「Informatica Cloud」のネイティブな大容量コネクタを利用して、クラウドアプリケーション、ソーシャルIoT、オンプレミスのソースからデータを変換し、BigQueryへの読み込みおよび取り出しが可能です。
  • Google Cloud Storage:Google Cloud Storage向けの「Informatica Cloud」コネクタにより、「Informatica Cloud」とGoogle Cloud Storage間における、ビッグデータアナリティクスを目的としたあらゆる種類のデータの移行と同期が可能になります。
  • Cloud SQL:Cloud SQL向けの「Informatica Cloud」サポートにより、オンプレミスのデータベースから、GoogleがフルマネージドするトランザクションデータベースサービスであるCloud SQLへのデータ移行を簡素化します。

さらにインフォマティカは、Google Spannerへの接続により、新しいGoogle Cloud Platformソリューションのサポートを予定しています

Google BigQueryによりエンタープライズデータウェアハウスの近代化を促進
企業が従来のデータウェアハウスをGoogle BigQueryに差し替えたり、あるいはGoogle BigQueryを増設したりする動きが続く中、リスクを最小限に抑えながら新しいクラウドインフラへのデータ移行を迅速に行う方法が求められています。インフォマティカは、Google BigQueryへのデータ移行を加速するためにハイブリッドなデータマネジメントソリューションを提供し、クラウド、オンプレミス、ビッグデータといったソースからの信頼できるデータの配信と同期を実現します。

参考資料(英語)

インフォマティカについて
データが世界のビジネスを動かす今日、インフォマティカはお客様がデータから最大限の価値を引き出すことができるよう全力で取り組んでいます。企業には、クラウド、ビッグデータ、リアルタイム、ストリーミングなど様々なデータに対応できるビジネスソリューションが求められています。インフォマティカは、世界No.1のデータ統合ソリューションプロバイダーとして、クラウド、オンプレミス、ハイブリッド環境に向けたソリューションを提供しており、世界7,000社以上の企業がインフォマティカのデータソリューションを活用してビジネスを革新しています。インフォマティカに関する詳細は、インフォマティカ・ジャパン株式会社(代表:03-6403-7600)までお問い合わせいただくか、インフォマティカのWebサイトwww.informatica.com/jp/をご覧ください。

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*本リリースは米国インフォマティカ本社が2017年3月9日(現地時間)に発表したプレスリリースの抄訳です。

注:Informatica, Informatica Cloud, Informatica PowerCenterおよびInformatica Big Data Managementは、米国およびその他の国におけるインフォマティカの登録商標です。 その他全ての企業名および製品名は、各社が所有する商号または商標です。