2023年5月22日

RubrikとZscaler、業界初の二重脅迫型ランサムウェア対策ソリューションを発表

The Zero Trust Data Security™カンパニーであるRubrik(本社:米国カリフォルニア州パロアルト、CEO:ビプル・シンハ(Bipul Sinha)、以下 Rubrik)とクラウドセキュリティのリーダーであるZscaler, Inc.(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ:ZS、CEO: ジェイ・チャウドリー(Jay Chaudhry)、以下Zscaler)は本日、データ保護とコンプライアンスの取り組みを効率化し、サイバーレジリエンスを強化するための新しいパートナーシップと技術連携を発表しました。この新たな連携により、データセキュリティに関する貴重なインサイトが、より多くのセキュリティおよびコンプライアンスチームに提供され、クリティカルなビジネスデータの損失を防止するデータ保護ポリシーを強化できます。

オンプレミス、クラウド、SaaS環境でデータが急増し続ける中、故意や過失による機密データの漏洩を防ぐため、企業は悪戦苦闘しています。これまで以上に環境や規制が分散化した中で、データもユーザーも増加、拡大しているため、セキュリティは企業の最優先事項となっています。

Rubrik Zero Labsの最新版「データセキュリティの現状」レポートによると、ミッションクリティカルなデータセットが急増し、ますます分散化する中、データセキュリティは複雑化の一途をたどっています。また、最新のデータによると、2022年に企業が保護するデータの量は、数年前に比べるとクラウドでは平均61%、SaaSアプリケーションでは平均226%増加しており、セキュリティ戦略の重大な変化が浮き彫りとなっています。Zscalerの2023年版「フィッシングレポート」によると、中間者(AitM)攻撃、フィッシング・アズ・ア・サービス(PaaS)キット、AIツール(ChatGPT等)など、進化する新たな脅威により、全世界のフィッシング攻撃は、2021年から2022年にかけて50%近く増加しました。

クラウドとAI時代において、データは企業の最も重大なリスクになりつつありますが、同時に最大の競争上の優位性でもあります。Zscalerのデータ保護におけるイノベーションはこれまで、何千もの企業の機密データ漏洩防止を支援してきました。Zscalerのデータ保護プラットフォームは、クラウドチャネルを保護しつつ、AI/MLベースの自動データ分類やゼロトラストアーキテクチャの導入など、業界初の機能を提供します。また、機能豊富なプラットフォームとして、完全データ一致(EDM)やインデックス付きドキュメントの一致(IDM)テクノロジーによって高い精度を実現しており、機密ファイルに特定のデータ値やフィンガープリントを許可することで、送信トラフィックとデータ保護ポリシーを合致させ、これを正確に適用できます。統合型のワークフローは、セキュリティチームのリソースを最適化し、機密データの取り扱い時のユーザー行動の形成に寄与します。

RubrikとZscaler DLP(情報漏洩防止)の連携機能は、オンプレミス、クラウド、SaaSの環境で機密性の高いビジネスデータを積極的に特定することで、特定のデータを容易に保護し、損失を防止できます。本番システムのスキャンは複雑であり、「CPU負荷」が高く、管理には個別のインデックス作成インフラストラクチャが必要なため、これまで企業はデジタル資産にある機密データの特定に苦労してきました。

Rubrikが提供する機密データの監視と管理機能は、この新たな連携と機能により、顧客企業の本番環境のアウトオブバンドで機密データを発見・分類します。これにより、重要な機密データをより簡単に特定し、得られたインサイトを活用して、複雑な作業や本番システムに負担をかけることなく、データ保護ポリシーを適用できます。データ保護ポリシーをより効果的に適用することで、企業はこれまで以上に多くのデータの損失を防止できるという保証を得ることができます。

RubrikのCEO兼共同創設者であるビプル・シンハ(Bipul Sinha)は、次のように述べています。「サイバー攻撃の増加と高度化は衰える気配がなく、狙うものはただ一つ、あなたのデータです。そのため、当社と同じくサイバーセキュリティのリーダーであり、企業のDNAにゼロトラストが組み込まれているZscaler社との提携を非常に嬉しく思います。両社が力を合わせることで、お客様は今後、サイバー攻撃のリスクを軽減し、組織にサイバーレジリエンスを提供できます。」

ZscalerのCEO兼会長兼創設者であるジェイ・チャウドリー(Jay Chaudhry)は、次のように述べています。「ビジネスクリティカルな運用を維持する上で、企業にとって最も重要なのは、ゼロトラスト戦略の優先です。ゼロトラスト・データセキュリティ分野におけるZscalerとRubrikのリーダーシップと専門知識が組み合わさることで、両社のお客様は、最も機密性が高く重要なデータを容易に保護できるメリットを得て、より俊敏かつ安全な対応ができるようになります。」

IDCのセキュリティ&トラスト担当グループ・バイスプレジデントであるFrank Dickson氏は、次のように述べています。「これまでの情報漏洩防止製品の評判は、製品導入に手作業が多く、管理には手間がかかり、データ分類の負担がエンドユーザーに押し付けられるケースが多かったため、あまり良いものではありませんでした。RubrikとZscalerの連携により、企業はデータセキュリティ担当者の管理負担を最小限に抑えつつ、重要な機密データの保護を容易に実現できるようになり、自動化による重要なニーズに対応できます。」

Rubrik(ルーブリック)について
サイバーセキュリティ企業であるRubrikは、世界のデータを安全に保護することをミッションとしており、The Zero Trust Data Security™の先駆者として、企業がサイバー攻撃、悪意のあるインサイダー、および業務の中断に対するビジネスの回復力を達成できるよう支援します。機械学習を活用したRubrik Security Cloudは、オンプレミス、クラウド、およびSaaSアプリケーション全体のデータを安全に保護します。またRubrikは、データの安全性を維持し、厳しい条件下でのデータの可用性を実現するとともに、データのリスクと脅威を継続的に監視し、インフラストラクチャが攻撃された場合でもデータと共にビジネスの復旧を支援します。

Webサイト: www.rubrik.com/ja/
Rubrik日本法人Facebook: www.facebook.com/Rubrik.JP

Zscaler(ゼットスケーラー)について
ゼットスケーラー(NASDAQ: ZS)は、より効率的で、俊敏性や回復性に優れたセキュアなデジタル トラン スフォーメーションを加速しています。Zscaler Zero Trust Exchangeは、ユーザー、デバイス、アプリケーションをどこからでも安全に接続させることで、数多くのお客様をサイバー攻撃や情報漏洩から保護しています。世界150拠点以上のデータ センターに分散されたSSEベースのZero Trust Exchangeは、世界最大のインライン型クラウド セキュリティ プラットフォームです。

  • 本プレスリリースは、米国で2023年4月24日(現地時間)に発表されたプレスリリースの抄訳版です。原文はこちらをご参照ください。

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