2023年6月30日

ウォッチガード、リモート/分散環境におけるセキュリティの 総合的な向上を実現するファイアウォールの新製品を発表

ウォッチガードの Unified Security Platform アーキテクチャを活用した Firebox でパフォーマンスと セキュリティ機能をさらに向上、MSP や IT 管理者は WatchGuard Cloud による容易な管理を実現

2023 年 6 月 30 日(金)- 企業向け統合型サイバーセキュリティソリューション(ネットワークセキュリティ/セキュア Wi-Fi /多要素認証/エンドポイントセキュリティ)のグローバルリーダーである WatchGuard(R)Technologies の日本法人、 ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表執行役員社長 谷口 忠彦、以下ウォッチガード)は、 同社のテーブルトップ型ファイアウォールアプライアンス Firebox の新モデル、T25/T25-W、T45/T45-POE/T45-W- POE、T85-POE を発表しました。ファイアウォールの新モデルシリーズはウォッチガードのUnified Security Platform(R) (統合型セキュリティプラットフォーム)アーキテクチャを活用しており、WatchGuard Cloud を通じて包括的なセキュリティおよび シンプルな管理機能を提供します。また、ビジネスにおけるリモート環境や分散環境で必要となるパフォーマンスも備えており、最 新のネットワークセキュリティ脅威に対して優れた保護機能をもたらします。

新モデルシリーズはメモリの増設と処理スピードの高速化により、スループットが向上しており、ウォッチガードのパートナー、MSP、IT 管理者は、ブランチオフィス、オフィス機器、リモートデバイス、リテールの POS(販売時点管理)ソフトウェア、およびリモートユー ザーなどを、巧妙化する最新の脅威から保護しつつ、ネットワーク構成や管理要件のシンプル化に貢献します。

ウォッチガードのプロダクトマネージャである Ryan Poutre(ライアン・プトル)は、次のようにコメントしています。「あらゆる規模や タイプの IT 環境は、攻撃者による高度かつ巧妙化している脅威に直面していますが、SMB(中堅/中小企業)やブランチオ フィスでは一般的に、ネットワークセキュリティアプライアンスの構成、インストール、管理を任せられる専任の技術スタッフがいないの が現状です。今回発表した新世代の Firebox シリーズは、私たちの Unified Security Platform(統合型セキュリティプラッ トフォーム)アーキテクチャのメリットを最大限に生かしており、MSP は広範な顧客や導入シナリオのニーズに応えられる堅牢なソ リューションとシンプルな管理を提供することが可能になります。」

Firebox の新モデルでは、APT Blocker(サンドボックス型マルウェア検知)やエンドポイントとネットワークのナレッジを共有する エンタープライズクラスのセキュリティサービス ThreatSync が利用可能であり、専任のセキュリティチームを持たない中堅/中小 企業に理想的な製品となっています。また、分散型環境に対して高度なマルウェア保護機能を提供するだけでなく、新アプライア ンスモデルでは SD-WAN も利用可能であり、定義されたポリシーに基づき、複数の接続環境を横断してネットワークトラフィックを ダイナミックに分散することにより、ネットワークパフォーマンスを最適化します。今回リリースされた Firebox の新モデルは、 WatchGuard Cloud の最新アップデートを活用しており、SD-WAN リンクのステータスやフェールオーバを可視化してリアルタイ ムでアップデートし、複数リンクに渡るロードシェアリングを可能にする最新の Fireware(OS)機能もサポートしています。これら の機能はウォッチガードの全てのサービスパッケージに含まれています。

Aabyss のチーフテクノロジーオフィサー、Troy Midwood(トロイ・ミッドウッド)氏は、以下のように述べています。「ウォッチガー ドのテーブルトップ Firebox アプライアンスは、上位機種のエンタープライズ向けアプライアンスと同等のセキュリティ保護機能を提 供しており、効率的なゼロタッチプロビジョニングによるデバイスの導入と構成が可能であり、リモートユーザーがデバイスをアクティベ イトした後では、ファームウェアのアップグレードやポリシーの適用を自動で行います。また、リモートロケーションでも WatchGuard Cloud 経由で SD-WAN を迅速に導入・構成することができます。今回リリースされたアプライアンスは、MSP ビジネスに役立つ 素晴らしい製品の構築に注力しているウォッチガードの一例だと言えます。」

Firebox の各新製品の主な特長を以下に紹介します。

  • WatchGuard Firebox T25/T25-W:小規模オフィス、ホームオフィス、小売店などの環境に対して、包括的な エンタープライズレベルのネットワークセキュリティ通じて、スタンドアロンまたは一元管理による保護機能を提供します。また、 WatchGuard Cloud 経由のゼロタッチデプロイメントにより、リモートロケーションにおける迅速な設定を可能にし、セ キュアな接続を実現します。最大 403Mbps の UTM スループット(ゲートウェイアンチウイルス、IPS、アプリケーション 制御を実行した状態)を実現し、5 つの 1 ギガビットイーサネットポートを備えています。
  • WatchGuard Firebox T45/T45-POE/T45-W-POE:SMB(中堅/中小規模)に対して、包括的なエ ンタープライズレベルのネットワークセキュリティ通じて、スタンドアロンまたは一元管理による保護機能を提供し、ネットワー クアクティビティ/セキュリティイベントの可視性を向上させています。また、柔軟な管理ツールにより、リモートロケーションで の迅速な設定が可能であり、ビジネスにおけるセキュアな接続を実現します。最大 557Mbps の UTM スループットを実 現し、1 つのギガビットイーサネットポートを備えています。POE モデルでは、POE+ポートを 1 つ備えており、Wi-Fi アク セスポイントなどのデバイスに電源を供給することができます。
  • WatchGuard Firebox T85-POE:ネットワーク要件に応じてハイパフォーマンスのエンタープライズレベルのセキュ リティを提供し、SD-WAN 機能、包括的な UTM 保護機能、940Mbps 超のスループット、そして統合ファイバーまた は 4G 接続対応の拡張モジュールを備えています。また、2 つの PoE+(Power-over-Ethernet)ポートを備え、 周辺機器への電源供給も可能です。

WatchGuard(R)Technologies, Inc.は、統合型サイバーセキュリティにおけるグローバルリーダーです。ウォッチガードの Unified Security Platform (TM)(統合型セキュリティプラットフォーム)は、マネージドサービスプロバイダー向けに独自に設計されており、世界トップクラスのセキュリティを提供することで、 ビジネスのスケールとスピード、および運用効率の向上に貢献しています。17,000 社を超えるセキュリティのリセラーやサービスプロバイダと提携しており、25 万社 以上の顧客を保護しています。ウォッチガードの実績豊富な製品とサービスは、ネットワークセキュリティとインテリジェンス、高度なエンドポイント保護、多要素認証、 セキュア Wi-Fi で構成されています。これらの製品では、包括的なセキュリティ、ナレッジの共有、明快さと制御、運用の整合性、自動化という、セキュリティプラット フォームに不可欠な 5 つの要素を提供しています。同社はワシントン州シアトルに本社を置き、北米、欧州、アジア太平洋地域、ラテンアメリカにオフィスを構えて います。日本法人であるウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社は、多彩なパートナーを通じて、国内で拡大する多様なセキュリティニーズに応えるソリュー ションを提供しています。詳細は www.watchguard.co.jp をご覧下さい。

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