Nutanix、2025年度 第1四半期の業績を発表
第1四半期にはすべての指標で上方修正を達成
年間経常収益(ARR)は前年同期比18%増、堅調なフリーキャッシュフローを達成
Nutanix Inc.(本社:米国カリフォルニア州、プレジデント兼CEO: Rajiv Ramaswami 以下、Nutanix)は本日、2024年10月31日を末日とする2025年第1四半期の業績を発表しました。
Nutanixのプレジデント兼CEOであるRajiv Ramaswamiは、次のように述べています。「第1四半期にはすべての指標で上方修正を達成しました。このほか、市場に対するイノベーションの提供を継続することで、パートナー・エコシステムを強化しつつ、あらゆる場所でアプリケーションを実行し、データを管理する主要プラットフォームを実現するという当社のビジョンを推し進めました。」
NutanixのCFOであるRukmini Sivaramanは、次のように述べています。「年間経常収益(ARR)は前年同期比で18%増加し、堅調なフリーキャッシュフローを生成するなど、第1四半期の業績は、売上高と利益で優れたバランスを示しました。当社は今後も持続可能で収益性の高い成長に向けた取り組みに注力していきます。」
2025年度 第1四半期の業績サマリー
25年第1四半期 | 24年第1四半期 | 前年同期比 | |
年間経常収益(ARR)1 | 19億7,000万ドル | 16億6,000万ドル | 18% |
平均契約期間2 | 3.1年 | 2.9年 | 0.2年 |
売上高 | 5億9,100万ドル | 5億1,110万ドル | 16% |
GAAPベース粗利益率 | 86.0% | 84.0% | 200 bps |
非GAAPベース粗利益率 | 87.5% | 85.9% | 160 bps |
GAAP営業費用 | 4億8,100万ドル | 4億3,480万ドル | 11% |
非GAAP営業費用 | 3億9,890万ドル | 3億5,980万ドル | 11% |
GAAP営業利益(損失) | 2,730万ドル | -570万ドル | +3,300万ドル |
非GAAP営業利益 | 1億1,820万ドル | 7,950万ドル | +3,870万ドル |
GAAPベース営業利益率 | 4.6% | -1.1% | 570 bps |
非GAAPベース営業利益率 | 20.0% | 15.6% | 440 bps |
営業活動によるネットキャッシュ | 1億6,180万ドル | 1億4,550万ドル | +1,630万ドル |
フリーキャッシュフロー | 1億5,190万ドル | 1億3,250万ドル | +1,940万ドル |
GAAPおよび非GAAPベースの財務指標および主要な業績指標の調整内容は、本プレスリリース原文の表をご覧ください。
最近の事業ハイライト
- Nutanix、AWSとのパートナーシップを拡大:NC2 on AWSへの移行を検討中の顧客企業にAWSサービスへのアクセスを提供するため、Amazon Web Services, Inc.(AWS)との戦略的協業を拡大することを発表しました。協業の一環として、顧客企業の移行と概念実証を支援するためのAWSによるプロモーショナルクレジットと、Nutanixライセンス価格のプロモーションが提供されます。
- 2024年Gartner® Magic Quadrant™ for Distributed Hybrid Infrastructureにて、リーダーの1社に位置づけ:Gartnerの2024年「Magic Quadrant for Distributed Hybrid Infrastructure(分散ハイブリッド・インフラストラクチャ)」にて、リーダーの1社に位置づけられたことを発表しました。Nutanixは今回の位置づけについて、エッジ、プライベートクラウド、パブリッククラウドの統合に対する同社のビジョンと投資、そしてクラウドネイティブと従来型の両方のアプリケーションをサポートするプラットフォームが評価された結果だと考えています。
- 2024年Gartner® Magic Quadrant™ for File and Object Storage Platformsのビジョンの項目にて、最上位に位置づけ:Gartnerの2024年「Magic Quadrant for File and Object Storage Platforms(ファイルおよびオブジェクトストレージプラットフォーム)」のビジョンの項目において全ベンダーの中で最上位に位置づけられたことを発表しました。Nutanixは今回の評価について、エッジ、パブリッククラウド、プライベートクラウドの非構造化データを統合するエンタープライズ向けストレージプラットフォームに対する確固たるビジョンが評価されたものと考えています。
- パブリッククラウド対応のAIプラットフォーム「Nutanix Enterprise AI」を発表:同社のAIインフラストラクチャープラットフォームを拡張する最新のクラウドネイティブサービス「Nutanix Enterprise AI(NAI)」を発表しました。Nutanix Enterprise AIは、エッジ、コアデータセンター、パブリッククラウドサービス(AWS EKS、Azure AKS、Google GKE等)のKubernetesプラットフォーム上に展開することを可能にします。
2025年度 第2四半期の業績見通し
売上高 | 6億3,500万~6億4,500万ドル |
非GAAPベース営業利益率 | 20%~21% |
加重平均発行済株式数(希薄化後)3 | 約2億8,900万株 |
2025年度の業績見通し
売上高 | 24億3,500万~24億6,500万ドル |
非GAAPベース営業利益率 | 16%~17% |
フリーキャッシュフロー | 5億6,000万~6億1,000万ドル |
Nutanixの2025年度第1四半期に関するプレゼンテーションなど、本業績発表の補足資料は、 ir.nutanix.com/financial/quarterly-results でご覧いただけます。
脚注
1 任意の期間のARR(年間経常収益)は、特定期間末の時点で有効な、すべてのサブスクリプション契約のACVの総額として定義されます。当該契約の条件により、後の期間までNutanixが義務を履行できない場合を除き、そして当該契約に関する売上高をNutanixが認識する期間に関わらず、この計算では、契約期間は契約の計上日に開始するものと仮定します。すべての永続製品契約は除外されます。ACV(年間契約額)は、年換算の総契約額として定義されます。年換算の総契約額は、総契約額を、当該契約の期間の年数で除することで計算されます。プロフェッショナルサービス/ハードウェア関連の金額は除外されます。
2 平均均契約期間は、期間中に履行された永続製品ライセンスに5年間と仮定した期間を使用し、すべてのサブスクリプション契約および限定的な件数の永続製品契約を対象に、請求額ベースで計算を行った、ドル加重期間を表しています。
3 非GAAPベース1株あたり純利益(希薄化後)の計算で使用された加重平均発行済株式数。
(以上)
Nutanix Inc.について
Nutanixは、クラウドソフトウェアのグローバルリーダーであり、クラウド間でアプリケーションやデータを運用するための単一プラットフォームを企業に提供しています。Nutanixの活用により、企業は複雑さの軽減と運用の簡素化を実現し、ビジネスの成果に集中することが可能になります。Nutanixはハイパーコンバージドインフラストラクチャーのパイオニアとしての実績をもとに、一貫したシンプルかつコスト効率の高いハイブリッドマルチクラウド環境の構築を支援し、世界中の企業から高い信頼を獲得しています。詳細については、 www.nutanix.com/jp をご覧ください。または@NutanixJapanより、フォローしてください。