2025年4月16日

JR北海道、DX推進にNutanix Cloud Platformを採用

Nutanixの基盤でコアなアプリケーションを実行

ニュータニックス・ジャパン合同会社 (本社:東京都千代田区、代表執行役員社長:金古 毅、以下Nutanix)は本日、北海道旅客鉄道株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役社長:綿貫 泰之、以下JR北海道)が鉄道のオペレーション、保線、ロボットによるプロセス自動化(RPA)、人事などのコアなアプリケーションにNutanix Cloud Platformを採用したことを発表しました。

JR北海道は、鉄道事業・開発事業の維持や需要の拡大に取り組んでいます。人口減少や少子高齢化が進む中、鉄道オペレーションの担い手となる人材確保も課題としており、業務の効率化に向けた全社での無線LAN化やRPAの導入拡大、生成AIの活用、デジタル推進リーダーの育成などDXの推進も行っています。

JR北海道の業務システム基盤は、これまで3Tier構成を採用しており、主管部単位で構築していた結果、運用管理を必要とする機器数が多く、不要なリソースを抱え込むことによって大きなコストや手間で運用自体の負荷が非常に高い状況でした。そこで主管部の垣根を越えた集約率の高い共通基盤を構築し、コスト削減と機器運用のシンプル化、負荷軽減を実現するため、Nutanix Cloud Platformを採用しました。

Nutanix Cloud Platformの採用によってJR北海道は現在、アプリケーションをオンプレミス上で実行しており、広範にデジタルトランスフォーメーションを推進しています。また、今後はクラウドネイティブの推進に向けて、Nutanix Kubernetes Platform(NKP)や生成AIの運用とAI搭載アプリケーションの開発を簡素化するNutanix Enterprise AI(NAI)も評価しています。またJR北海道は、システムを選定する際の重要事項に重要インフラ事業者としての安定性や導入実績の多さなどを挙げています。マルチクラウドの統合プラットフォームという分野を切り拓いてきたNutanixは、他のシステムが追随できない優位性があるとし、高く評価しています。

JR北海道 総合企画本部 情報システム部 部長 福士明 氏は次のように述べています。「まず直近は、脱VMware化に向けたNutanix AHV採用のためのPoCを早速実施したいと考えています。」さらに今後は、世代リプレースのサイクルをより短期間化し、主管部がアプリケーションを公開したいタイミングに合わせてリソースを提供できる体制を整えたいとしています。

福士明 氏はまた次のように述べています。「そうした取り組みをグループ会社含めて推進することができれば、さらに新しい開発が進み、導入済みの共通基盤にビルトインされたNutanix Kubernetes Platform(NKP)のクラウドネイティブテクノロジーや生成AIモデルの運用、AIアプリケーションの開発を簡素化するNutanix Enterprise AI(NAI)にも期待しています。」

本事例の詳細は、以下リンクよりご覧いただけます。
www.nutanix.com/ja/company/customers/jr-hokkaido

(以上)

Nutanix Inc.について

Nutanixは、クラウドソフトウェアのグローバルリーダーであり、クラウド間でアプリケーションやデータを運用するための単一プラットフォームを企業に提供しています。Nutanixの活用により、企業は複雑さの軽減と運用の簡素化を実現し、ビジネスの成果に集中することが可能になります。Nutanixはハイパーコンバージドインフラストラクチャーのパイオニアとしての実績をもとに、一貫したシンプルかつコスト効率の高いハイブリッドマルチクラウド環境の構築を支援し、世界中の企業から高い信頼を獲得しています。詳細については、 www.nutanix.com/jp をご覧ください。または@NutanixJapanより、フォローしてください。

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