2020年4月15日

AMD、「第2世代AMD EPYC™」プロセッサーの新製品を発表

—Dell EMC、HPE、Lenovo、Nutanix、SupermicroなどのOEMパートナーが80種類を超えるプラットフォーム上で新しい「AMD EPYC™ 7Fx2」プロセッサーをサポート—
—IBM Cloudは最新の「第2世代EPYC」プロセッサーを搭載した新しいベアメタルサーバーを発表—

AMD(米国本社:米カルフォルニア州サンタクララ、社長兼CEO:リサ・スー)は本日、「第2世代AMD EPYC™」プロセッサー・ファミリーに新たに3機種が加わったことを発表しました。この新製品は、バランスと効率性に優れた「AMD Infinityアーキテクチャー」と「Zen 2」コアを組み合わせることにより、データベース、商用HPC、ハイパーコンバージド・インフラストラクチャー向けのワークロードに対してパフォーマンスを最適化しています。

新しい「AMD EPYC™ 7F32(8コア)」、「EPYC™ 7F52(16コア)」、「EPYC™ 7F72(24コア)」は、ベース周波数を最大500 MHzまで引き上げ、大量のキャッシュ活用を可能にしています。これにより「AMD EPYC™」はコアあたりのパフォーマンスが世界で最も高いx86サーバーCPUとなりました(注1)。*

「AMD EPYC 7Fx2」プロセッサーは、競合製品と比較してSQL Server®において17%(注2)、ハイパーコンバージド・インフラストラクチャーにおいて47%上回るパフォーマンスを実現しているほか、世界記録となるVMmark® 3.1スコア(4ノードクラスターにてvSAN™をストレージティアに使用)を達成しました(注3)。また、HPCでは数値流体力学アプリケーションでは競合製品を94%上回るパフォーマンスを達成しています(注4)。

ギガヘルツ値を超えたバランスの取れたシステム
「第2世代AMD EPYC 7Fx2」プロセッサーは、高性能の「Zen 2」コア、PCIe® 4、DDR4-3200メモリーなどの優れたなシステム設計(注5)と、「AMD Infinityアーキテクチャー」を組み合わせることにより、「EPYC」ファミリーのなかでもコアあたり最高のパフォーマンスを提供します。

プロセッサーコア/スレッドTDP (Watts)ベース/ブースト・クロック(注6)トータルL3 キャッシュL3 キャッシュ/コア価格(1Ku)
7F328/16180W3.7 GHz/~3.9 GHz128MB16MB$2,100
7F5216/32240W3.5 GHz/~3.9 GHz256MB16MB$3,100
7F7224/48240W3.2 GHz/~3.7 GHz192MB8MB$2,450

新しいプロセッサーはOEMパートナーとIBM Cloudから提供されます。詳細はこちらをご覧ください。

AMDについて
AMDは、ゲームや没入型プラットフォーム、データセンターに欠かせない要素である、ハイパフォーマンス・コンピューティング、グラフィックスと視覚化技術において50年にわたり革新をもたらしてきました。世界中の何億人もの消費者、フォーチュン500企業、最先端の科学研究施設が、日常の生活、仕事、遊びを向上させるために、AMDのテクノロジーに頼っています。世界中のAMD社員は可能性の限界を押し上げる優れた製品開発に注力しています。日本AMD株式会社は、AMDの日本法人です。AMDのさらなる詳細については、AMD(NASDAQ: AMD)のウェブサイト、ブログ、Facebookまたはツイッターをご覧ください。

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