AIを活用した赤ちゃん便秘チェックの実証実験を開始
当社は、NPO法人日本トイレ研究所(所在地:東京都、代表:加藤篤)と協働で、赤ちゃんの便秘チェックに関する実証実験を実施します。本日開催された日本トイレ研究所主催の「Internet of Toiletフォーラム」にて実証実験の概要が発表されました。
【背景】 NPO法人日本トイレ研究所は、「トイレ」を通して社会をより良い方向へ変えていくことをコンセプトに活動している NPO団体です。当社はトイレの IoTを通して、社会に有用なソリューションを開発すべく、IT業界で初めて「NPO法人日本トイレ研究所」に加盟しました。「トイレ」に関する課題に対し、ITの観点から社会生活の改善に向けて、日々活動に取り組んでいます。
【実証目的】 NPO法人日本トイレ研究所に寄せられた相談内容によると、0歳児に便秘を発症する赤ちゃんが多い傾向にあることがわかりました。排便に関する適切な情報が不十分なため、子供の便秘に気づかず、排便状態の悪化を見過ごしてしまっている可能性があります。そこで、ディープラーニング画像解析技術(AI)を用いて、赤ちゃんのうんちを保護者の代わりにチェックし、排便状態を見守り、赤ちゃんの健康をサポートすることを目指します。
【実証実験の概要】 当社は、NPO法人日本トイレ研究所との協働により「保護者とシステム」、「システムと医師」を繋ぐ SNSシステムを構築します。 ファーストステップでは、保護者は、スマートフォンを利用して撮影した赤ちゃんの便の画像を、SNSシステムを通してニフティクラウドへ送信します。次に医師が便の画像データを確認し、便の健康状態を分類・登録、保護者は結果を確認します。 セカンドステップでは、ニフティクラウドに蓄積された便の画像データをもとに AIが便の状態の分類結果を医師に提案し、医師はそれをもとに分類を決定、保護者は結果を確認します。AIにより医師の負担は大幅に軽減されます。
≪お問い合わせ先 ≫電話:092-260-6211 未来社会問題ソリューション本部R&D開発センター 当社は、これまで培ってきた様々な業種・業務ノウハウを、インテグレーションコンセプト「FUJITSU KnowledgeIntegration」に基づいたサービスとして提供していきます。 なお、「FUJITSU Knowledge Integration」は、インテグレーションサービスにおいて富士通のブランドプロミスである「shaping tomorrow with you」を具体化するコンセプトです。
【関連Webサイト】 日本トイレ研究所について ■日本トイレ研究所 www.toilet.or.jp/ ■Internet of Toiletフォーラム概要 www.toilet.or.jp/study/forum/summary/170623.html FQSSのイノベーションの取り組みについて
[プレスリリース]
■Pepper向けロボアプリ「Flex Gear for Microsoft PowerPoint」を販売 www.fujitsu.com/jp/group/kyushu/resources/news/press-releases/2016/1006.html
■本社移転に関するお知らせ 「2.オフィスビルにおけるトイレの「困りごと」解決ソリューション」 www.fujitsu.com/jp/group/kyushu/resources/news/press-releases/2016/0401-3.html
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【会社概要】
社名株式会社富士通九州システムサービス
代表取締役社長松井和男 設立2012年4月2日
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資本金1億円(株式会社富士通九州システムズ100%)
以上