「南三陸町 第7回桜植樹祭 お花見会」 埼工大、第7回桜植樹祭に産業ボランティアとして20名の学生が参加
~ お花見会の準備、模擬店出店等で運営を支援 ~
埼玉工業大学(本部:埼玉県深谷市、学長:内山俊一、URL: www.sit.ac.jp/、以下、「埼工大」と略す)は、2018年4月21日(土)に宮城県南三陸町で開催される、第7回SAKURA PROJECTS(桜植樹祭)において、本学の学生20名が産業支援ボランティアとして参加し、運営・支援活動で協力し、地元の方々とコラボレーションします。
SAKURA PROJECTSは、電子部品や革バック等を製造する南三陸のアストロ・テックの代表である佐藤秋夫氏や一般社団法人LOOM NIPPONが行っているKIBOU311の活動(開催情報 http://www.loom.or.jp/activities01.html)の一環です。東日本大震災の津波により、多くの木々が流された地域に、できるだけ多くの桜を植樹するプロジェクトです。
今回、7回目となる桜植樹祭では、2012年から継続して植樹をしてきた桜の木に咲くサクラを見る“お花見会”が初めて開催され、国内・海外からの来賓を含めて多数の来場が見込めまれます。お花見会では、餅つき、わかめ汁、焼きそば、おにぎりなどの出店があり、桜と共に楽しめます。また当日は、シンガーソングライターのセレイナ・アンさんが曲を披露される予定です。
2017年8月25日からの3泊4日で実施した南三陸フィールドワークでの集合写真
(埼工大の“出会いのM3ゼミ”所属学生18名と担当教員の松浦宏昭准教授)
埼工大の学生は、産業支援ボランティアとして、次のような活動をおこないます。
- お花見会の会場設営と運営のサポート
- 第7回植樹祭への参加
- 出会いのM3ゼミの出店(4~5店予定)
出店は、SAKURAのメッセージボードの製作・設置、焼きそばの販売、深谷市の名産品の販売、バスソルト製作体験、スタンプラリーなどを予定しています。学生主体で取り組み、本学の地元・埼玉県深谷市と南三陸の地域の橋渡しにもなるような活動を目指して複数のブースを出店します。企業とは異なり、学生独自のアイデアや企画を活かすと共に、南三陸の方々との協働で行う活動です。
埼工大は、工学部生命環境化学科 松浦宏昭准教授が2017年3月に学生と共に設立した「出会いのM3ゼミ(第2代 ゼミ長:工学部生命環境化学科3年 加納充浩)」が中心になり、今回南三陸でのボランティア活動を行います。同年8月に、本ゼミで初の活動として3泊4日の南三陸フィールドワークを行い、その参加メンバーを中心に、今回初参加の学生も加わり、計20名が4月20日(金)より2泊3日で南三陸に出向いて活動をします。
学生達は南三陸町の人々の素朴な優しさに親しみ、人生観・価値観に共感し、現地の方々との交流を楽しみにしています。このゼミの特長は、南三陸を拠点に学生が主体となって、地元の人々と共に活動することを通して、学業以外の様々なことを経験しながら学ぶことに大きな意義があります。学生が能動的に東日本大震災で起こったことを現地に出向いて、見て、聴いて、感じて、その結果として現実を認識し、そして現地の人々からの教訓や生き方、自分たちが行う活動の意義を明確に理解しながら活動することです。埼工大の学生達が自立・自活の人生を送ることができる能力を身に付けていくことも本ゼミの活動の一つの目的になります。
この桜植樹祭は、被災地の子供たちの手で桜の苗木が植樹されていきます。この活動を通じて子供たちとその将来に希望をもたらしたいとの願いにより実施されています。
●南三陸町 第7回桜植樹祭概要
・開催日時:2018年4月21日(土)
・開催予定場所:お花見会:ひころの里(宮城県本吉郡南三陸町入谷字桜沢442)
桜植樹祭:国道45号・中央団地入口 遊電館様敷地法面
・タイムテーブル(予定):
9:00頃から:会場設営開始
11:00頃から:桜植樹祭
11:00頃から15:00頃まで:お花見会
●本件の報道関係者からのお問い合わせ
埼玉工業大学 企画広報課 担当:神山宜也
〒369-0293 埼玉県深谷市普済寺1690 TEL 048-585-6805(直通)
E-mail: kikaku@sit.ac.jp
www.sit.ac.jp/index.html
以上