2019年2月12日

PTC、Quadrant Knowledge Solutions、PTCをPLM世界市場のテクノロジーリ ーダーに選出

Windchillの強力なPLM連携機能と革新機能を高く評価

米PTC(本社:米国マサチューセッツ州、社長兼CEO:ジェームス・E・ヘプルマン、NASDAQ:PTC、以下PTC/日本法人:PTCジャパン株式会社、本社:東京都新宿区、代表取締役:桑原 宏昭)は、2019年1月30日、同社の Windchill® PLM ソリューション が、Quadrant Knowledge Solutions から製品ライフサイクルマネージメント(PLM)市場のリーダーとして認められたことを発表しました。“Market Outlook: Product Lifecycle Management (PLM), 2018-2023, Worldwide”(邦訳:2018年から2023年までのPLM世界市場の見通し)の評価において、Quadrant SPARX Matrix内で、PTCは技術面と顧客への影響力の面で優れていることが示されました。

Quadrant Knowledge Solutionsのインダストリー リサーチ マネージャー、ヴィシャル・シャーマ氏(Vishal Sharma) は次のように述べています。「PTCは、同社のテクノロジープラットフォーム、差別化戦略、アプリケーションの多様性、システム展開と運用の容易さ、そして、全体的な顧客影響力において高い評価を得ました。 今回の高い評価によって、PTCはPLM世界市場のテクノロジーリーダーとしての位置付けを明確にしました」

今回は、PTCのThingWorx® IoT テクノロジーとPLMの中核機能の統合において、製造メーカーが製品稼動データをIoTプラットフォームにつなげることで、製品企画と品質保証チームが製品の稼動性能を監視し、製品価値、品質および使い勝手を向上させるために作業することが可能になる点が評価されました。さらに、PTCの ThingWorx Navigate™ suite においても、組織のステークホルダーが役割とタスクを元にアプリケーションを使って、ユーザー独自のニーズに基づいた複数システムからPLM情報にアクセスできる点を高く評価しました。

また、WindchillとVuforia® の連携によるインダストリアル拡張現実(AR)ソリューションにも注目が集まっています。Vuforiaを活用してWindchillがARを組み込み、製品設計を実寸で物理的背景の中で表示しステークホルダーと共有することで、製品開発プロセスを改善・加速化できます。

Quadrant SPARK Matrixは、PTC以外にも6社のベンダーを技術面と顧客への影響力の面から評価しています。技術面ではテクノロジーの高度さと多様性、拡張性、差別化要素、業界への影響力など、複数項目で評価し、 顧客への影響力は、未対応ニーズの取組み、製品性能、システム展開の容易性、カスタマーサービスの優秀さなどを評価しました。

PLMのリーダーと位置付けられたWindchillを活用することで、ユーザーは、接続されたデータを含む製品情報の統合された最新のデジタル・スレッドを活用できます。この強力な製品機能により、企業は市場投入期間の短縮、コストの削減、品質の向上を実現できます。Windchillによってバリューチェーンのユーザーは、3次元データを画面上や拡張現実を通して取り扱うことができます。また、クラウドやオンプレミスを含む複数の導入オプションにより、柔軟性、パフォーマンス、拡張性が向上します。

PTCのPLMセグメント、ディビジョナルジェネラルマネージャ ケビン・レン(Kevin Wrenn )は次のように述べています。「Quadrant Knowledge SolutionsがPLM世界市場の革新リーダーとしてPTCを評価してくれたことを嬉しく思います。今回の評価で、PTCが拡張現実とインダストリアルIoTとの連携を通してPLM中核機能と革新機能双方でPLM領域をけん引していることが示されました」

*本内容は米PTCが2019年1月30日に発表した報道資料の翻訳です。

プレスリリースページはこちら:www.ptc.com/ja/news/2019/ptc-named-the-technology-leader-in-plm-by-quadrant-knowledge-solutions 

PTCについて(NASDAQ: PTC)
PTCは、スマートでコネクティッドな世界において、企業によるモノの設計、製造、運用、サービス改革の支援を行っています。1986年、PTCはデジタル3D設計に革命をもたらし、1998年には初めてインターネットベースの製品ライフサイクル管理(PLM)ソリューションの提供を開始。今日では、PTCのインダストリアル・イノベーション・プラットフォームと実証済みのソリューション群により、フィジカルとデジタル世界の融合によって生み出される新たな価値創造を支援しています。PTCのソリューションにより、製造業のみならず、パートナーや開発者のコミュニティは、モノのインターネット(IoT)や拡張現実(AR)の技術を活用し、未来のイノベーションを実現できます。

PTCジャパンについて
米PTCの日本法人(本社:東京都新宿区)。CAD、製品ライフサイクル管理 (PLM)、アプリケーション ライフサイクル管理 (ALM)、サプライチェーン管理 (SCM)、サービス ライフサイクル管理 (SLM) 、モノのインターネット (IoT) の各テクノロジー ソリューションにより、製造業における顧客企業を支援。拡張性と相互運用性に優れた製品設計ソフトウェア群の Creo、製品とサービスのライフサイクル全体にわたる製品コンテンツと業務プロセス一元管理のWindchill、ソフトウェア要件管理/変更・構成管理/テスト管理/実装管理のIntegrity、技術情報/サービスナレッジ管理/補修部品管理/保証・契約管理/フィールド サービス管理/サービス物流管理のServigistics、工学技術計算の設計と文書化を同時に行える Mathcad、IoTアプリケーション プラットフォームのThingWorx、拡張現実(AR)プラットフォームのVuforiaといった革新的なソフトウェア製品と、製品開発業務プロセス改革コンサルティング、製品教育サービス、テクニカルサポートを提供しています。 1992年3月設立。国内4事業拠点。Webサイト:www.ptc.com/ja

※PTCの社名、Windchill、ロゴマークおよびすべてのPTC製品の名称は、PTC Inc.(米国および他国の子会社を含む)の商標または登録商標です。その他、記載している会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

以上