2019年9月6日

ServiceNow、最新バージョン「New York」を提供開始

社員の入社手続きや日々の業務をモバイルで完了
直感的で優れた従業員体験を提供

【2019年9月4日(米国時間)カリフォルニア州サンタクララ発】:ServiceNowは本日、企業の様々な部門や部署、システム全体にわたる複雑なワークフローを管理するためのプラットフォーム「Now Platform®」の最新バージョン「New York」の提供開始を発表しました。新たに追加されたモバイル機能によりコンシューマ向けのようにシンプルで直感的なモバイル体験を職場にもたらします。

新たな「Now Mobile」アプリケーションは、日々の業務をシンプルかつ容易にします。新規PCの発注やIT関連のトラブル解決、会議室の予約、人事への依頼、発注書や契約書の承認、出張申請の承認、社内ナレッジベース上での検索といった様々なタスクやプロセスを、外出先でも簡単に完了できます。

また、「ServiceNow Onboarding」アプリケーションにより、新たに入社した従業員は、複数部門間にわたる様々な作業や手続きをモバイルで直感的に実行できます。Now MobileおよびServiceNow Onboardingの組み合わせは、従業員が望む働き方に合致したモバイル体験を提供し、エンタープライズ向けのモバイル体験の新たな標準を打ち立てるものとなります。

企業内の複雑なワークフローを管理するためのNow Platformにネイティブなモバイル機能を組み込むことによって、ネイティブでモバイルフレンドリーなワークフロー体験を企業に提供しています。今回新たに提供を開始するNow MobileおよびServiceNow Onboardingアプリケーションと、今年前半に提供を開始した「ServiceNow Agent」を組み合わせることで、企業は先進的な機能やユーザー体験を備える無類のネイティブなモバイルアプリケーション群を活用できるようになります。
 
ServiceNowの最高製品責任者(Chief Product Officer)であるチランタン・CJ・デサイ(Chirantan “CJ” Desai )は、次のように述べています。「モバイルが自宅での生活を変容させる上で中心的な役割を果たしたように、モバイルは職場での優れた従業員体験の提供においても中心的な役割を担うでしょう。今日、多くの従業員は職場でも、モバイルに最適化されたツールが導入されることを期待しており、モバイルを使用して日々の仕事をこなしたいと考えています。Now Platformにより、企業はネイティブなモバイル体験を従業員に迅速かつ容易に提供できるようになり、生産性の高い、働きやすい職場環境を実現できます」
 
従業員の複雑な作業をシンプルかつスムーズにするNow Mobileと ServiceNow® virtual agent
現在、多くの企業は、業務の効率化や優れた体験の提供に努めています。インテリジェントで直感的なNow Platformは、異なるシステムやプロセスを単一のプラットフォームにつなぎ合わせ、ITや顧客、従業員にとって重要なワークフローを簡素化します。
 
ServiceNow® virtual agentに新たに追加された自然言語理解機能(※)により、従業員はServiceNow® virtual agentと日常的な言葉でやり取りをすることで、サービスデスクに問い合わせることなく、社内の手続きに関する質問や備品のリクエスト、サポートの問い合わせなどを迅速に行うことができます。
 
このようにNow Platformのイノベーションと、ServiceNowの「Predictive Intelligence」の機械学習機能を組み合わせることで、企業や組織は包括的なサービス体験を提供でき、従業員は必要なサポートを容易に得られるようになります。
 
世界的なテクノロジープラットフォームかつオンライン決済のリーダーとして、20,000人以上の従業員を抱えるPayPalは、社内エンジニア向けに、運用の相互接続やリソースの管理、自己解決ツールへのアクセスなどを実現するためのテクノロジー基盤として、Now Platformを採用しています。PayPalの従業員技術・体験およびデータセンター担当バイスプレジデント(Vice President of Employee Technology & Experiences and Data Centers)であるダン・トルニアン(Dan Torunian)氏は次のように述べています。
「PayPalのエンジニアは、他の企業と同様に、様々なアプリケーションを使用してインフラストラクチャを管理しています。 ServiceNowを活用し、デジタルワークフローを繋ぎ合わせ、SoR(システムオブレコード)とアプリケーション全体で共通のエンゲージメントレイヤーを実現する単一のプラットフォームを構築したことにより、エンジニアはより効率的で生産的に業務を遂行することができます。 また、Now Platformにより、エンジニアはPayPalのモバイル体験と同様に簡単、シンプルかつ直感的な体験を得られるだけでなく、より戦略的な仕事に取り組み、顧客と従業員に提供するという目標に集中できるようになりました」
 
調査会社IDCのプログラム担当バイスプレジデント(Program Vice President)であるステファン・エリオット(Stephen Elliot)氏は次のように述べています。
「企業がデジタルトランスフォーメーションを検討し始めてから、決意するという段階に移行する中で、可能な限り迅速かつ大規模な変化に対応できる俊敏なプラットフォームが求められていることは明らかです。企業の最高情報責任者(CIO)は、いかにモバイルファーストな業務アプリケーションと統合プラットフォームにより実現するデジタルワークフローが、真にデジタルな職場と従業員が求める体験を構築するための俊敏さをもたらすかということについて検討すべきです」
 
提供開始時期
Now Platformの最新バージョンであるNew Yorkは、2019年9月4日から提供が開始されました。また、Now MobileおよびServiceNow Onboardingアプリケーションは、App StoreとGoogle Playからダウンロードできます。詳細は www.servicenow.com/now-platform/latest-release.html (英語)をご確認ください。
 
※現時点では英語対応のみになります。

ServiceNowについて
ServiceNowはITから人事、セキュリティ、カスタマーサービスまで企業全体の定型業務プロセスを簡素化、自動化するシングルプラットフォームNow Platform®を中核として、企業向けのクラウドサービスを提供しています。世界中の企業が、多様なニーズに合わせてカスタマイズ可能なサービスポータルやワークフロー、機械学習などの機能を活用することで、デジタルトランスフォーメーションを推進し、従業員や顧客に優れた体験を提供しています。詳細は www.servicenow.co.jp/ をご確認ください。
 
ServiceNow、ServiceNowのロゴ、Now、その他の ServiceNowマークは米国および/またはその他の国におけるServiceNow, Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名と製品名は、関連する各会社の商標である可能性があります。

※本資料は、2019年9月4日(米国時間)付けで、米国ServiceNow, Inc. が発表した報道資料の抄訳版です。

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