2017年2月1日

ノキアとドコモパシフィック、グアムと北マリアナ諸島における3年間のネットワーク拡張と高度化共同事業に関する基本合意を締結

●3G, LTE拡張およびVoLTE、NFV、IoTなど最新テクノロジーを対象とする基本合意
●同地域における最高のカスタマー・エクスペリエンスの提供を支援

東京(日本)-ノキアソリューションズ&ネットワークス株式会社と株式会社NTTドコモの100%子会社であるドコモパシフィック(DPAC)は、グアム、北マリアナ諸島において3年間共同で事業を拡張する基本合意書(MoU)を締結しました。ノキアは、3GやLTE、VoLTE、NFV、OSS、IoTといったモバイルおよび固定ネットワークのテクノロジーを提供し、DPACがネットワークを進化させ、最高のカスタマー・エクスペリエンスを提供できるように支援します。この基本合意は、グアム、サイパン、テニアン、ロタの島々で今後3年間にわたり拡張・整備されるテクノロジーを対象とします。

グアムで通信サービス・インフラ業界をリードするDPACは、2008年にグアムにおいてノキアと3Gサービスを共同で開始し、2013年にLTEを全土に配備するなど、長期的な関係を構築してきました。ノキアは、高品質のサービスをグアムと北マリアナ諸島において迅速に導入するために、DPACのネットワークの進化と、最高のカスタマー・エクスペリエンスの提供を支援します。

■ドコモパシフィックの社長兼CEO ジョナサン・クリーゲル氏は
次のように述べています。
「今回の重点は、当社が最新のエンドユーザー・サービスを市場に投入する最初の事業者となるとともに、当社のネットワーク運用と費用を最適化することです。最初のプロジェクトはVoLTEの商用化で、この地域では初めてVoLTEが導入されることになります。これまでのノキアとの経験から、高い技術力とサービスサポートの提供が可能なノキアは、当社が同サービスで先頭に立つことを支援してくれると全面的に信頼しています。」

■ノキアソリューションズ&ネットワークス株式会社
代表取締役社長 ジェイ・ウォンは次のように述べています。
「今回の合意により、長年にわたるDPAC様との戦略的ビジネスパートナーとしての関係をさらに深めることができました。また、同社の加入者に高品質のサービスを提供するための優れた最新ソリューションの導入を支援できることを光栄に思っています。弊社は、日本の事業者様の国内ネットワーク進化のみならず、グローバルネットワーク事業のサポートにも全力を挙げて取り組む所存です。」

■ドコモパシフィックについて
ドコモパシフィックは、日本最大の無線通信事業者であるNTTドコモの100%子会社です。本社はグアムのタムニン。ドコモパシフィックは、グアム、北マリアナ諸島における最大の通信サービス・エンターテイメントサービス事業者です。

ドコモパシフィックは、受賞歴のあるモバイルサービス、インターネット、TV、電話サービスなど、加入者と加入者の方が最も関心を寄せるサービスを提供していきます。
さらに詳細をお知りになりたい方は、以下リンクをアクセスください。
www.docomopacific.com.

■ノキアについて
ノキアは、人とモノをつなぐ技術分野における世界的なリーダー企業です。ベル研究所とNokia Technologiesのイノベーションを基盤として、つながる世界の中心的役割を果たす先進技術の開発とライセンス供与を推進しています。

あらゆる種類のネットワーク向けの最先端ソフトウェア、ハードウェア、サービスを提供するノキアは、5G、クラウド、IoT(モノのインターネット)の実用化に向けて通信事業者、政府機関、大手企業のお客様を支援できる、唯一の企業です。
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