2020年9月29日

イスラエルの警備輸送会社Brinks Israel社
Nutanixを導入し、パフォーマンスと事業継続性を強化

Nutanixにより、可用性とパフォーマンスが約80%向上
DRサービスを活用し、すべてのデータをリモート環境にリアルタイム保存

Nutanix Inc.(本社:米国カリフォルニア州、共同創設者、会長兼CEO: Dheeraj Pandey 以下、Nutanix)は、現金管理など貴重品を専門に取り扱う警備輸送と決済ソリューションの世界的リーダーであるBrinksの子会社であるBrinks Israelが、デジタルトランスフォーメーション(DX)と新たなデジタルサービス向けのプライベートクラウドインフラプラットフォームとしてNutanixを導入したことを発表しました。

現金や貴重品の輸送における安全な物流ソリューションを提供しているBrinksは、現在デジタル金庫サービス「CompuSafe」などのテクノロジーを活用した金融ソリューションを提供するにあたり、サービスを拡大しています。金融サービス企業であるBrinksは、ITインフラの障害や停止を回避しなければなりません。そうした状況下において、Nutanixは拡張性と信頼性の高いソリューション提供により、複雑さや管理業務の負荷軽減を支援しています。

Brinksは、信頼性を最優先に考え、本番サイトとデータセンターの安全なネットワーク上にNutanixを実装しました。Brinksは、サーバー、ストレージ、通信を統合し、数百台のCitrixシンクライアントコンピュータ、ERP(Enterprise Resource Planning)システム、CRM(Customer Relationship Management)システム、その他さまざまなエンタープライズアプリケーションを含む企業ネットワーク向けのインフラを構築することができました。NutanixのHCI導入以降、従来のレガシーシステムと比較して可用性とパフォーマンスが約80%向上しました。

Brinks Israelの技術担当バイスプレジデントItay Zeman氏は次のように述べています。「現在、当社の業務の約75%は、小売業者向けのスマート金庫、金融機関向けの現金処理、その他の金融ターンキーソリューションといったテクノロジーソリューションがベースになっています。こうしたデジタルサービスをサポートするため、高い可用性、パフォーマンス、信頼性、回復力を備えた高度なITシステムを必要としていました。また、テクノロジーをベースにした金融サービスを拡大させていくにあたり、柔軟性と容易な拡張性が不可欠でした。Nutanixは高速で信頼性が高く、安定したソリューションを提供してくれるため、当社のユーザーに対して優れたパフォーマンスと安定性を提供することが可能です。Nutanixの柔軟性により、問題が発生した場合でも、約6秒で新しいサーバーを設定して素早く問題のあるサーバーを止めることができます。」

Brinks社は、Nutanixを使用してディザスタリカバリ(DR)サイトを立ち上げ、自社のメインデータセンターが利用できなくなった場合の事業継続性も確保しています。このDRサイトでは、規制要件に従って、すべてのデータをリアルタイムでリモートサイトに保存することができます。

Nutanix中東地域担当セールスディレクターのAaron Whiteは次のように述べています。
「当社はBrinks社と緊密に協力して、同社のデータセンターにシンプルで革新的なソリューションを導入し、高まるデジタルニーズへの対応を支援してきました。Nutanixの導入により、同社のITチームは、高いパフォーマンスと最大の可用性を維持しながら、あらゆるビジネスニーズに迅速に対応できるようになりました。」

Brinks社は、Nutanixを活用して優れたパフォーマンスと信頼性が確保できるようになったことで、顧客にシームレスな体験を提供できています。

(以上)

Nutanix Inc.について
Nutanixは、クラウドソフトウェアのグローバルリーダーであり、ハイパーコンバージドインフラストラクチャー・ソリューションのパイオニアです。Nutanixのソフトウェアは世界中の企業に採用されており、プライベートクラウド、マルチクラウドを対象に、単一のプラットフォームにて場所・規模を問わないアプリケーション管理を実現しています。詳細については、www.nutanix.com/jp をご覧いただくか、Twitterをフォローしてください (@NutanixJapan)。

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