2020年9月30日

デジサート、ServiceNowとの提携により、証明書管理を簡素化

~ ServiceNowで唯一のフルターンキーSSL/TLSサーバ証明書ライフサイクル管理ソリューションとしてDigiCert CertCentral(R)が利用可能になり、生産性の向上とセキュリティ管理の効率化が実現 ~

米デジサート・インク(本社:ユタ州リーハイ、代表者:ジョン・メリル(John Merrill)、CEO、非公開企業、以下デジサート)は本日、「人々により良い働き方を提供すること」を目指す、デジタルワークフローのリーディングカンパニー、ServiceNowと提携することを発表しました。この提携で、ServiceNowのプラットフォームにおいてデジサートの包括的アプリケーションCertCentral(R)を利用できるようになるため、証明書管理が簡素化されます。

ServiceNowのITOM製品管理ディレクター、Sree Subramaniam氏は、次のように述べています。「この提携により、ServiceNowを利用するIT部門での証明書管理が簡素化・自動化され、企業のデジタルトランスフォーメーションの推進を支援するという我々の共通の目標を進展させることができます」

「デジサートは、業界トップを誇る証明書管理基盤、CertCentralをServiceNowに組み込むという、実に画期的な提携を発表できることを大変嬉しく思っております」と、デジサートの製品管理ディレクター、Steve Durhamは述べています。「SSL/TLSサーバ証明書が期限切れになったことで、サービス停止に陥った例はこれまでいくつもありました。ServiceNowのストア・アプリケーション ServiceNow Certificate Inventory and Management [https://store.servicenow.com/sn_appstore_store.do#!/store/application/5644310553c63300704dddeeff7b12a5/1.2.2?referer=%2Fstore%2Fproduct%2F5bc17e7adb70bbc4b54b5e77dc96190a] との統合で、エンタープライズのお客様はCertCentralアプリケーションにより、証明書発行などの管理業務を自動化できるようになり、サービス停止を削減できる上、業界のコンプライアンス要件の遵守や業務効率の改善にもつながります」

デジタル・トランスフォーメーションの流れに加え、デジタル証明書の有効期限短縮により、証明書の発行申請が急速に増加していることから、IT部門の負荷は増大しています。しかも、CA/Bフォーラムの基本要件では、鍵の危殆化や同様の事案が発生した場合は24時間以内に、また、情報が変更された場合や、証明書の内容に技術的な欠落があった場合は5日以内に、証明書を更新するよう定められています。エクセルと認証局からの通知だけで証明書を管理するのはもはや不可能です。

パブリックSSL/TLSサーバ証明書ポリシーの急激な拡張と相次ぐ変更に対応するには、自動化されたインテリジェントなワークフロー管理により、期限切れの証明書やコンプライアンス違反の証明書による大きな損失を回避する必要があります。期限切れや失効した証明書により重大なサービス停止が起きた場合、解決まで数日を要することがあり、停止による損失額は時間当たり50万ドル以上に上ることが、IBMの調査で明らかになっています。DigiCertとServiceNowは、業界最高レベルの証明書管理デジタル・ワークフローを活用しつつ、ServiceNowアプリケーションでオールインワンのIT運用管理を可能にします。

ユーザーおよび管理者は、ServiceNowのCertCentral Managerアプリケーションにより、以下のような証明書のライフサイクル全体の管理が可能です。
・証明書の申請、修正、ダウンロード
・申請の承認、却下、修正およびユーザー管理
・適正なワークフローを確実に実行するための役割の割り当て
・フィールドの追加による申請ページのカスタマイズ
・Eメールテンプレートへの指示追加によるカスタマイズ

CertCentral Managerアプリケーションは簡単にインストールでき、特別なコーディングやスクリプト作成、メンテナンスの必要がありません。DigiCertは要望に応え、ServiceNowとの唯一のターンキー・インテグレーションを提供します。CertCentralとServiceNowの間で環境設定が同期されるので、後から追加の設定や構成を行う必要もありません。

エンタープライズITおよびセキュリティのグローバルリーダーであるデジサートとServiceNowは、いずれもフォーチュン500企業の80%以上に採用されています。業界リーダーシップと市場シェアが統合されることで、両社のお客様に革新的なソリューションがもたらされます。フォーチュン500企業の両社共通のお客様からのご要望が、この提携において大きな役割を果たします。

詳しくは、https://www.digicert.com/certificate-management/#ServiceNow (英語リンク)をご覧ください。

デジサート・インクについて
デジサートは、個人認証、及び暗号化の為の拡張可能なTLS/SSL、IoT、PKIソリューションのトッププロバイダーとして世界を牽引している企業です。Fortune 500企業の89%、またグローバル銀行上位100行のうちの97行を含む多くの革新的な企業が、ウェブサーバーとIoT [https://www.digicert.com/jp/internet-of-things/ ]機器の認証、及び暗号化の専門技術を求めてデジサートを選択しています。デジサートはTLS[ www.digicert.com/jp/secure-site-ssl/ssl/ ]やその他の電子証明書のライフサイクル管理プラットフォームである CertCentral(R)[ www.digicert.com/jp/certificate-management/ ]を通じどのような規模の拡張にも対応できるPKI実装を支援しています。デジサートは、エンタープライズ向けの証明書管理プラットフォーム、迅速かつ知識豊富なカスタマーサポート、市場を牽引するセキュリティ・ソリューションで知られています。
また、デジサート・ジャパンはデジサート・インクの100%子会社になります。

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