2020年12月3日

ServiceNow Japan、新製品「Workplace Service Delivery」の提供を開始

〜働く環境が多様化したwithコロナ時代における従業員体験を最適化、どこからでもアクセスできるシームレスなデジタル体験を実現する製品が従業員の生産性と満足度を向上〜

デジタルワークフローソリューションを提供するServiceNow Japan合同会社(本社:東京都港区、執行役員社長:村瀬将思 以下、ServiceNow Japan)は本日、Employee Workflowsの新製品として、従業員視点でニューノーマル時代に適した環境を整備したワークプレース構築を支援する「Workplace Service Delivery」の提供を開始したことを発表します。

新型コロナウイルス感染拡大が私たちの生活を、さらには働き方を一変し、半年以上が経過しようとしています。企業は、withコロナ時代において、ソーシャルディスタンス確保などによる出社率制限のため、通常より少人数の出社従業員で従来の業務をこなしながら、従業員の安心・安全を担保しなければならないという課題に直面しています。
また、そうした状況下においても、業務の生産性を下げることなく、事業を継続していくためには、異なる職場環境に置かれた従業員一人ひとりに対して、従来のオフィス環境と変わらないシームレスなデジタル体験を提供することは不可欠と言えます。

ServiceNowは、人事や総務、情報システムなどの従業員向けサービスを単一のプラットフォーム上で管理し、部門横断型のデジタルワークフローを提供することで従業員体験の向上を支援するEmployee Workflowsを提供しています。

この度提供を新たに開始するWorkplace Service Deliveryは、Employee Workflowsポートフォリオに追加される製品で、従業員がオフィスへ職場復帰をした際に必要なデスク、会議室、コラボレーションスペースなどのワークスペースをどこからでも予約できる単一ソリューションを提供します。これにより、従業員は会議室の構成、ケータリング、AVサポートなどの利用を簡単にリクエストできるようになり、さらに経費やファシリティなどのサービスレベルを最適化するために必要な分析および利用データをオフィス、施設や職場全般の管理担当者に提供できるようになります。
新型コロナウイルス感染拡大後、従業員や企業がこれまで以上に多様化した働き方を選択するようになる中、ServiceNowは、従業員が「オフィスに戻って仕事をする」という選択をする際に利用できるシームレスなサービスデリバリーモデルを実現します。

ServiceNowのWorkplace Service Deliveryには、以下の機能が含まれます。
Workplace Case Management:企業は、電子メール、電話などの一般的なツールに頼ることなく、従業員がリクエストをケースとして挙げてきた後のやり取りを管理することができます。これにより、入ってくるケース量と種類を可視化しながら、従業員の問い合わせやリクエストの起票、対話、履行を標準化することができます。
Workplace Reservation Management:従業員がセルフサービスのインターフェースから、物理的なワークスペースを予約することができます。従業員は、モバイルデバイスやデスクトップから、座席、会議室、駐車場などを1日または1週間単位でグラフィカルなビューから、空室状況に基づいて予約することができます。会議に最適な環境を設置できるようになるため、会議時間、従業員の時間、設備・備品を最適化し、生産性を高めることができます。
Workplace Visitor Management:従業員はオフィスへの来訪者を容易に登録することができ、予定されている来訪者向けのタスクや来訪者とのコミュニケーションプロセスを自動化することができます。また、職場管理チームやオフィスの受付担当者は、リアルタイムのダッシュボードで来訪者の到着状況を簡単にモニターすることができます。さらに、自動化されたタスクおよび承認を生成し、オフィスビルへのアクセス、バッジ印刷、Wi-Fiアクセスなど、来訪者の到着に必要な要件を開始することもできます。
Workplace Space Management:進化するデジタルワークプレースを計画し、最適化するために必要なツールと可視性をオフィス等、施設や職場全般の管理担当者に提供します。オフィススペースの利用ツールやダッシュボードを活用して、フロアスペースや会議室の使用状況を最適化することができます。

ServiceNowは今後も、 Workplace Service Deliveryに各種データを分析する機能や予測を検知する機能などを追加し、企業が従業員のニーズの変化に合わせて職場や職場設計を進化、最適化できるようにしていきます。

ServiceNowは2020年第2四半期にApp4Mationの4Facility資産を買収しました。この買収が今回発表された新しいWorkplace Service Deliveryの基盤となっています。

従業員の安心・安全を担保した職場復帰戦略を計画している企業は、Workplace Service Deliveryを活用することで、オフィス施設利用後に清掃タスクを自動的に割り当てる機能や、ワークスペースを予約する際にソーシャルディスタンスを確保するための機能を利用できるようになります。さらに、ServiceNow Safe Workplace SuiteやHR Service Deliveryと組み合わせることによって、従業員の健康状況の把握、接触者の追跡、マスク等の衛生・防護用品の在庫管理、出張の安全性確保、ならびに従業員別キャンペーン(施策)などの機能を利用できるようになり、より完全な職場復帰ソリューションを構築することが可能です。
以上

ServiceNowについて
ServiceNow (NYSE: NOW)は、付加価値の高い、人にしかできない新しい仕事を創造することを目指しています。当社のクラウドベースのプラットフォームとソリューションは、従業員と企業に対して、優れた体験を構築し、生産性を向上させるデジタルワークフローを提供します。詳しくは、www.servicenow.co.jpをご覧ください。

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