2021年12月22日

デジサート、Windows Hello for Businessをサポートし、パスワードレス認証を推進

パブリック認証局(CA)として業界で初めて、Windows Helloハイブリッド証明書による信頼モデルをDigiCert PKI Platform上で管理することにより、企業のパスワードレス認証およびアクセスを合理化

米デジサート・インク(本社:ユタ州リーハイ、代表者:ジョン・メリル(John Merrill)CEO、非公開企業、以下デジサート)の日本法人、デジサート・ジャパン合同会社(本社:東京都中央区、カントリーマネージャー 平岩 義正)は本日、業界初となる、Windows Hello for Business(以下、WHfB)向けに自動化されたワークフローと証明書発行による連携により、パスワードレス認証に対応したことを発表しました。

DigiCert(R) PKI Platformは新たな機能を追加し、WHfB向けの証明書のベース認証をサポートできるようになりました。これにより、企業や組織がは他のプライベート証明書を管理しているのと同じプラットフォーム内でAzure ADと連携したハイブリッドデバイスでのパスワードレス認証を行うことができます。WHfBは、マイクロソフトが提供しているパスワードレス認証ソリューションで、PCやモバイル端末において強力な多要素認証、生体認証またはPINによるID資格情報を用いて、サインイン/ログインを認証します。

パスワードレス認証は今や大きなトレンドになりつつあります。企業各社は、アクセスポイントでのセキュリティ向上を図りながらも、ユーザーのサインイン時の操作性を簡素化したいと考えているからです。こうしたニーズが顕著になってきた背景には、企業各社がゼロトラストネットワークアクセスのセキュリティモデルを採用するようになり、アクセスポイントごとに認証が必要になるという事情があります。パスワードレス認証を導入すれば、エンドユーザーはパスワードを生成したり記憶したりする必要がなくなり、パスワードレスログイン、PINによるID資格情報、生体認証など、より安全なID認証方法等に代替できるようになります。

デジサートの製品担当シニアバイスプレジデント、ブライアン・トゥルーペックは「アクセス要求のたびに認証を必要とするゼロトラストネットワークアクセスのセキュリティモデルを採用するお客様が増えたことから、攻撃を防ぐため自動化したワークフローによる証明書ベースのアクセスセキュリティの重要性がますます高まっています。」と述べています。また、「デジサートは、エンタープライズPKI管理において主導的な役割を果たしており、30種類以上の利用用途に対応できる証明書を準備しています。信頼性の高いパブリックCAとして初めて、WHfBとエンタープライズPKI Platformとの統合をサポートしたデジサートは、自動化されたワークフローと一元化された証明書ライフサイクル管理により、IDとアクセス認証に対応します。」とも話しています。

DigiCert(R) PKI Platformは、Azure ADハイブリッド実装環境でWHfB証明書の信頼モデルを自動的にサポートし、何十万もの従業員と接続ポイントを抱える大企業に対しても、IDとアクセス管理を簡素化します。デジサートによるWHfBのサポートには、以下の特長があります。

  • 事前に設定された証明書テンプレートと、それに対応した申請方法により、WHfB用証明書の管理を簡素化
  • 自動化されたワークフロー、さらにWindowsドメインを利用するワークステーションやドメインコントローラに対してWHfBが要求するクライアント認証済み証明書のゼロタッチプロビジョニング機能により、利用開始を迅速に提供
  • 企業が他の目的で利用する証明書管理プラットフォームを使い、WHfB用デジタル証明書を管理することで利便性が向上

WHfB証明書ベースの自動化はDigiCert PKI Platformを通じて今月から利用可能で、他のプラットフォームについては2022年第1四半期にサポート提供開始を予定しています。
詳細については、 www.digicert.com/content/dam/digicert/jp/pdfs/datasheet/support-for-windows-hello-for-business-jp.pdf を参照してください。

デジサート(DigiCert、Inc.)について;
米デジサート・インク(本社:ユタ州リーハイ、代表者;ジョン・メリル(John Merrill)、CEO、非公開企業)は、認証や暗号化の為の拡張可能なTLS/SSL、IoT、PKIセキュリティソリューションのグローバルリーダーで、データ、機器、コード、ドキュメントのデジタルな世界に信頼を実現します。デジサートは、DigiCert ONE (TM)プラットフォームを通じて、PKIの管理方法を革新しています。DigiCert ONEは、PKIを再構築し、受賞歴のあるTLS/SSLサーバ証明書マネージャーCertCentral(R) を含む、柔軟で拡張性のある自動化されたワークフローマネージャーにより、証明書が対応可能なセキュリティのすべての利用方法に対応します。Fortune 500企業の約90%、グローバル銀行上位100行のうち98行を含む革新的な企業の多くが、5Gや耐量子コンピューター暗号への対応を含んだデジタルトランスフォーメーションと、迅速かつ知識豊富なカスタマーサポートをを求めてデジサートを選択しています。

また、デジサート・ジャパンは米デジサート・インクの100%子会社です。

最近のデジサートに関するニュースや情報は、デジサートのwebサイト www.digicert.com/jp/news#pr 、もしくは@digicert(英語)をご覧下さい。

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