2022年5月18日

Rubrik、企業内、クラウド、SaaSのあらゆるデータを保護する「Rubrik Security Cloud」を発表

The Zero Trust Data Security™カンパニーであるRubrik(本社:米国カリフォルニア州パロアルト、CEO:ビプル・シンハ(Bipul Sinha)、以下 Rubrik)は、本日同社の年次イベント「FORWARD」にて、企業内、クラウド、SaaSなどのデータが存在する場所を問わず、顧客のデータを安全に保護する「Rubrik Security Cloud」を発表しました。

ランサムウェアは増加傾向にあり、サイバー攻撃はより巧妙になっています。インフラストラクチャのセキュリティツールに投資しているにもかかわらず、サイバー犯罪者はデータに侵入してきます。そして、一度データを破壊されると、ビジネス全体がダウンしてしまいます。サイバーセキュリティの新たなアプローチとして、インフラセキュリティへの投資とデータセキュリティを組み合わせることで、データの観点からのセキュリティを実現することが求められています。

データセキュリティの先駆者であるRubrikは、Rubrik Security Cloudを通じて3つのユニークな機能を提供します。

  • データ・レジリエンス(回復力):多要素認証に基づくアクセス制御により、論理的に隔離されたイミュータブル(変更不可)なデータ保護を実現します。
  • データ・オブザーバビリティ(可観測性):データの異常、暗号化、削除、変更を検出する機械学習による「ランサムウェア監視と調査」、最も機密性の高いデータを見つけて分類し、流出リスクを評価する「機密データ監視」、侵害の指標を特定してデータ内の最後のクリーンコピーを見つける「脅威監視とハンティング」など、データに対するリスクを継続的に監視して調査することが可能です。
  • データの復旧:特定のファイルやアプリケーションデータ、あるいは組織全体の大量のデータであろうと、脅威を素早く封じ込め、データを復元します。Rubrikの新しい脅威検知機能は、マルウェアを隔離し、感染したデータへのユーザーアクセスを制限することで、より安全な復旧をサポートします。

データを危機にさらすサイバー攻撃との戦いが続く中、Rubrikはデータの安全性とサイバー攻撃からの復旧能力を迅速に評価するための「データセキュリティ・コマンドセンター」を開設しました。これにより、お客様はどのデータが危険にさらされているかを確認し、データをより安全にするための提案を得ることができます。

RubrikのCEO兼共同創設者であるビプル・シンハ(Bipul Sinha)は、次のように述べています。「サイバー犯罪が日々巧妙になり、世界中のすべての企業が脆弱性を抱えています。Rubrik Security Cloudをお使いいただくことで、お客様の防御体制を強化し、企業内、クラウド、SaaSのワークロードにまたがるビジネスの安全を確保します。当社のデータセキュリティプラットフォームにより、お客様はデータの保護と迅速な復旧が可能となり、この新しいサイバー環境の中でも活躍することができます。」

米国医療団体INTEGRIS HealthのCIOであるビル・ハドソン(Bill Hudson)氏は、次のようにのべています。「INTEGRIS Healthは、18の病院をネットワークにもつオクラホマ州最大の非営利医療システムで、毎年100万人以上の患者が医療ニーズを満たすために訪れます。私たちの広域にわたるネットワークにおいてデータ・レジリエンスは最も重要であり、病院の運営を維持するために強力なデータセキュリティ体制を確保しています。私はCIOとして、最高の患者ケアを提供するためにRubrikのサービスが重要であると確信すると同時に、顧客として、Rubrik
Security Cloudによる継続的な革新と、ランサムウェアなどのサイバー攻撃に直面しても顧客データを安全に保ち、容易な復旧を実現する同社のさらなる取り組みに期待しています。」

米国NJ TRANSIT社のCISOであるラフィ・カン(Rafi Khan)氏は、次のように述べています。「NJ TRANSITは、パンデミック以前には年間2億5000万回以上の乗客輸送を行い、日々乗客の安全、移動、生活に対する責任を負っています。当社は、Rubrikとのパートナーシップにより、強力なデータセキュリティ戦略を最優先に取り組んでいます。今なお進化し続け、避けられないサイバー脅威に直面した際の、迅速なデータの復旧とリスクを軽減するための継続的な対策に尽力しています。」

研究開発による今後の機能追加
データ・オブザーバビリティの一部としてMicrosoft
365向けセンシティブデータディスカバリーによりMicrosoft 365内のセンシティブデータを検出・分類し、リスクをより適切に評価し、規制へのコンプライアンスを維持できるようにします。

これらの最新の連携機能は、Rubrikとマイクロソフトの協業のもとで構築されています。2021年、Microsoft Azure上に構築されたRubrik Cloud
Vaultの提供を開始し、完全に管理され、安全かつ分離されたサービスにより、サイバー攻撃に対する、より強固な防御を支援しています。Rubrik Cloud Vaultは、発表以来、ヘルスケアおよびライフサイエンス、製造業、パブリックセクター、金融サービスなどの主要産業において、ランサムウェアからの防御と復旧のためのゼロトラストのソリューションを構築するお客様からの強いニーズを目の当たりにしています。

Microsoft Azureのバイスプレジデントであるユルゲン・ウィリス(Jurgen Willis)氏は、次のように述べています。「企業は、深刻化するサイバー脅威からデータを守るためにデータ復元戦略を立てる必要があります。Rubrik Cloud VaultとMicrosoft Azureとの連携機能を提供するRubrikのSecurity Cloudは、お客様のゼロトラスト実践を加速させるのに役立つことを期待しています。 」

Rubrik Security
Cloudやその他の研究開発イノベーションの詳細については、こちらをご覧ください。

Rubrik Security Cloudは現在提供中であり、今後数ヶ月の間に新たな機能拡張が提供される予定です。

Rubrik(ルーブリック)について
The Zero Trust Data Security™カンパニーであるRubrikは、企業にデータセキュリティとレジリエンスを提供します。
Rubrikは、ゼロトラストデータ保護、ランサムウェア調査、インシデント被害の抑制、センシティブなデータの発見、組織的なアプリケーションリカバリなど、単一のプラットフォームでセキュリティとデータの保護を提供します。 これは、必要なデータが常に復旧可能であるため、身代金を支払う必要が無いことを意味しています。データの保護はアプリケーションの保護でもあり、つまりはビジネスの保護につながります。

Webサイト:
www.rubrik.com/ja/

Rubrik日本法人Facebook:
www.facebook.com/Rubrik.JP

本プレスリリースは、米国で2022年5月17日(現地時間)に発表されたプレスリリースの抄訳版です。

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