2022年6月8日

Nutanix、「Nutanixユニファイドストレージ」とNTT Comの「Wasabi Tieringソリューション」を連携させたデータ管理ソリューションの提供を発表

「Nutanixユニファイドストレージ」と「Wasabi Tieringソリューション」の連携により、点在する膨大なデータを一元管理し、DX推進に繋がるデータ利活用を安価に実現

ニュータニックス・ジャパン合同会社(本社:東京都千代田区、社長:町田栄作、以下Nutanix)は、「Nutanixユニファイドストレージ」とNTTコミュニケーションズ株式会社(以下 NTT Com)が提供する「Wasabi Tieringソリューション」を連携させた「Wasabi Tiering for Nutanix」(以下 本ソリューション)の提供開始を発表します。

今回の連携により、NutanixのテクノロジーアライアンスであるWasabi Technologies LLCが提供する「Wasabiオブジェクトストレージ」と、Nutanixが提供する「Nutanix Files」および「Nutanix Data Lens」の機能が本ソリューションで一元的に利用できるようになることで、企業はクラウドやオンプレミスに点在する膨大なデータのシンプルかつ安価な管理、保護、利活用が可能になります。

「Wasabi Tiering for Nutanix」の提供開始により、以下を実現します。

「Nutanix ユニファイドストレージ」によるあらゆるデータサービスと分析サービスの提供
「Nutanixユニファイドストレージ」は、ブロックデータ(Nutanix Volumes Block Storage)、ファイルデータ(Nutanix Files Storage)、オブジェクトデータ(Nutanix Objects Storage)、バックアップデータ(Nutanix Mine Integrated Backup)に対応し、あらゆるワークロードのニーズに答えたソフトウェアベースのデータサービスを単一のライセンスで提供します。単一管理インターフェースからクリック1つであらゆるデータを管理・階層化・複製することが可能です。また、どのデータをだれがどのように利用しているのかをリアルタイムに把握できる分析サービス(Nutanix Data Lens)を提供し、データの管理と制御・セキュリティの自動化を推進します。

「Nutanix ユニファイドストレージ」と「Wasabiオブジェクトストレージ」の連携によるデータの可視化
「Nutanix ユニファイドストレージ プラットフォーム」の一部である「Nutanix Files」により、長期保存用のデータとしてクラウドに移行した方がよいと判断されたデータを、業界最安値水準かつデータ転送が無料である「Wasabiオブジェクトストレージ」に自動的に移行できるようになります。これにより、膨大なデータをコストを抑えてセキュアに管理しつつ、将来に渡って最適なクラウドやオンプレミス等でのデータ利活用を可能にします。

「Nutanix Data Lens」によるデータセキュリティと分析の強化
エッジ(ROBO)/プライベート/パブリッククラウド環境にまたがるデータの監査証跡、経年分析といった様々なデータについてのインサイトを提供し、よりコスト効率に優れるクラウドへのデータ移行・階層化の自動化を含む、エンタープライズ全体におけるデータのライフサイクル管理を容易にします。さらに、ランサムウェア攻撃から守る監視機能についても実装されており、様々なセキュリティリスクから未然にデータを保護するための設定が可能になります。

これまでNutanixは、2020年8月より参加企業によりオープンイノベーションを創出する「Nextcenter Lab」において、NTT Comのソリューション開発を支援してきました。2021年12月には、NTT Comが提供を開始した「Smart Data Platform」のクラウドサービス「IaaS Powered by VMware」において、「Nutanixクラウドプラットフォーム」がサービス基盤として採用され、高度な知識がなくても、オンプレミス環境のシステムをクラウド環境へ容易に移行することが可能になりました。本ソリューションが提供されたことにより、DXのためのデータ利活用を推進するサポート領域がさらに拡大しました。

NTTコミュニケーションズ株式会社 ビジネスソリューション本部 ソリューションサービス部 担当部長 荻原 鶴氏は次のように述べています。「企業の競争力と価値を高めるデータ利活用の重要性が、あらゆる企業で高まっています。しかし、大量のデータを運用することに伴う、コストやセキュリティリスクの懸念から、データ利活用が進まない企業は少なくありません。そのような企業の課題を解決することや、ニーズに応えるべく、『Wasabi Tieringソリューション』などを提供することで、データ利活用ビジネスを推進しています。Nutanixとの協業により、日本企業のDX支援をこれまで以上に強化していきます。」

ニュータニックス・ジャパン合同会社 コーポレートバイスプレジデント 兼 社長 町田 栄作は次のように述べています。「このたびNTT ComのソリューションとNutanixのユニファイドストレージとの連携ソリューションが充実し、国内企業の真のDXを大きく進める新たな一歩となったことを大変光栄に感じています。弊社の目標はITインフラを簡素化することで、DXをはじめとするお客様のイノベーションを促進することです。この目標に向かい、NTT Comと共に取り組んでいけることに大きな期待を寄せております。」
(以上)

Nutanix Inc.について
Nutanixは、クラウドソフトウェアのグローバルリーダーであり、ハイパーコンバージドインフラストラクチャー・ソリューションのパイオニアとして、お客様がビジネスの推進に集中できる、意識しなくて良いインビジブルなITインフラストラクチャー管理を実現しています。Nutanixのソフトウェアは世界中の企業に採用されており、単一のプラットフォームで、場所を問わずハイブリッドおよびマルチクラウド環境のあらゆるアプリを管理できるよう支援しています。詳細については、www.nutanix.com/jpをご覧ください。Twitterは@NutanixJapanより、フォローしてください。

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