Nutanix、2022年第4四半期および通期の業績を発表
2022年度のACV請求額は前年度比27%増、フリーキャッシュフローは黒字化
第4四半期はすべての指標で上方修正を達成
Nutanix Inc.(本社:米国カリフォルニア州、プレジデント兼CEO: Rajiv Ramaswami 以下、Nutanix)は本日、2022年7月31日を末日とする2022年度第4四半期および通期の業績を発表しました。
Nutanixのプレジデント兼CEOであるRajiv Ramaswamiは、次のように述べています。「第4四半期の業績は、前年度比で堅調な増収増益を達成した2022年度の締めくくりにふさわしいものとなりました。サブスクリプション型ビジネスモデルへの移行による長期的なメリットを実証する上で、2022年度は重要な転換点となりました。契約更新が当社のビジネスに占める割合が増えることで、こうしたメリットは今後さらに拡大すると予想しています。」
NutanixのCFOであるRukmini Sivaramanは、次のように述べています。「2022年度の業績は、当社のサブスクリプションモデルの堅調な進展を反映したものです。ACV請求額は前年度比27%増、フリーキャッシュフローも黒字化を達成しており、このモデルは年間ベースで持続可能と予想しています。サブスクリプション更新の基盤を構築すべく、当社は優れた実行能力を発揮し続けており、収益性の高い成長に向けて前進しています。」
2022年第4四半期の業績サマリー
22年第4四半期 | 21年第4四半期 | 前年同期比 | |
年間契約額(ACV)1請求額 | 1億9,320万ドル | 1億7,630万ドル | +10% |
年間経常収益(ARR)2 | 12億ドル | 8億7,870万ドル | +37% |
平均契約期間3 | 3.2年 | 3.4年 | -0.2年 |
売上高4 | 3億8,550万ドル | 3億9,070万ドル | -1% |
GAAPベース粗利益率 | 79.3% | 79.9% | -60 bps |
非GAAPベース粗利益率 | 82.6% | 82.9% | -30 bps |
GAAP営業費用 | 4億3,910万ドル | 4億5,410万ドル | -3% |
非GAAP営業費用 | 3億5,580万ドル | 3億7,250万ドル | -4% |
フリーキャッシュフロー | 2,320万ドル | -4,220万ドル | 6,540万ドル |
2022年度の業績サマリー
22年度 | 21年度 | 前年同期比 | |
年間契約額(ACV)1請求額 | 7億5,630万ドル | 5億9,430万ドル | +27% |
年間経常収益(ARR)2 | 12億ドル | 8億7,870万ドル | +37% |
平均契約期間3 | 3.2年 | 3.4年 | -0.2年 |
売上高4 | 15億8,000万ドル | 13億9,000万ドル | +13% |
GAAPベース粗利益率 | 79.7% | 79.1% | +60 bps |
非GAAPベース粗利益率 | 83.0% | 82.3% | +70 bps |
GAAP営業費用 | 17億2,000万ドル | 17億6,000万ドル | -3% |
非GAAP営業費用 | 14億ドル | 14億3,000万ドル | -2% |
フリーキャッシュフロー | 1,850万ドル | -1億5,850万ドル | 1億7,700万ドル |
GAAPおよび非GAAPベースの財務指標および主要な業績指標の調整内容は、本プレスリリース原文の表をご覧ください。
最近の事業ハイライト
- Andrew Brindedを最高収益責任者に任命:2022年8月1日付けでAndrew Brindedが最高収益責任者に就任したことを発表しました。Andrewは過去5年間にわたりNutanixのセールスリーダーを務めています。前職はワールドワイド・セールス部門シニアバイスプレジデント兼最高執行責任者として、グローバルな販売戦略とオペレーションを指揮しました。
- 第2回ESGレポートを発表:本レポートは、Nutanixの投資家向け情報(IR)サイトのESGセクションまたはこちらから直接ご覧いただけます。
- Nutanixのハイブリッドクラウドインフラストラクチャー・ソフトウェアの最新版を発表:AOS™ 6.5リリースは、Nutanixの中核製品であるハイパーコンバージドインフラストラクチャー・ソフトウェア向けの包括的で豊富な機能のアップデートであり、パフォーマンス、セキュリティ、統合データサービスが向上しています。
- Nutanix Cloud Clusters (NC2) on Microsoft Azureのパブリックプレビュー移行を発表:これにより、近い将来にNC2 on Azureを利用可能な顧客企業の数は大幅に増加します。
- 2022年「HPE GreenLake Ecosystem Partner of the Year」に選出
2023年第1四半期の業績見通し
ACV請求額 | 2億1,000万~2億1,500万ドル |
売上高 | 4億1,000万~4億1,500万ドル |
非GAAPベース粗利益率 | 約82% |
非GAAP営業費用 | 3億6,000万~3億6,500万ドル |
非GAAP営業利益率 | 約-6% |
加重平均発行済株式数 | 約2億2,900万株 |
2023年度の業績見通し
ACV請求額 | 8億9,500万~9億ドル |
売上高 | 17億7,000万~17億8,000万ドル |
非GAAPベース粗利益率 | 約82% |
非GAAP営業費用 | 14億1,000万~14億2,000万ドル |
非GAAP営業利益率 | 約2% |
Nutanixの2022年度第4四半期および通期に関するプレゼンテーションなど、本業績発表の補足資料は、https://ir.nutanix.com/company/financial/ でご覧いただけます。
用語の定義と総売上高への影響
1 ACV(年間契約額)は、プロフェッショナルサービス/ハードウェア関連の金額を除外した、年換算の総契約額として定義されます。年換算の総契約額は、総契約額を、当該契約の期間の年数で除することで計算されます。期間が定められていない契約に関しては、必要に応じて5年間と仮定した期間を使用します。任意の期間のACV請求額は、当該期間中に請求されたすべての契約のACVの総額として定義されます。ACV請求額は、新規ACV請求額と更新ACV請求額の総額です。
2 任意の期間のARR(年間経常収益)は、特定期間末の時点で有効な、すべての非永続製品契約のACVの総額として定義されます。当該契約の条件により、後の期間までNutanixが義務を履行できない場合を除き、そして当該契約に関する売上高をNutanixが認識する期間に関わらず、この計算では、契約期間は契約の計上日に開始するものと仮定します。
3 平均均契約期間は、期間中に履行された永続製品ライセンスに5年間と仮定した期間を使用し、すべてのサブスクリプション契約と永続製品契約を対象に、請求額ベースで計算を行った、ドル加重期間を表しています。
4 現在進行中のサブスクリプション型ビジネスモデルへの移行に関連し、平均契約期間が前年同期比で減少したことにより、売上高はマイナスの影響を受けました。
(以上)
Nutanix Inc.について
Nutanixは、クラウドソフトウェアのグローバルリーダーであり、ハイパーコンバージドインフラストラクチャー・ソリューションのパイオニアとして、お客様がビジネスの推進に集中できる、意識しなくて良いインビジブルなITインフラストラクチャー管理を実現しています。Nutanixのソフトウェアは世界中の企業に採用されており、単一のプラットフォームで、場所を問わずハイブリッドおよびマルチクラウド環境のあらゆるアプリを管理できるよう支援しています。詳細については、www.nutanix.com/jp をご覧ください。Twitterは@NutanixJapanより、フォローしてください。
*本リリースは米国カリフォルニア州サンノゼで現地時間2022年8月31日に発表されたプレスリリースの抄訳版です。