2022年10月6日

Rubrik、Microsoft インテリジェント セキュリティ アソシエーション(MISA)に加盟、マルチクラウド・データセキュリティの実現に向け、Microsoft Sentinelとの連携機能を発表

最新のセキュリティ連携機能により、企業のセキュリティチームとIT運用チームは、データセキュリティのリスクに関する最新の洞察を活用し、サイバー調査とサイバー攻撃の復旧作業を迅速化

The Zero Trust Data Security™カンパニーであるRubrik(本社:米国カリフォルニア州パロアルト、CEO:ビプル・シンハ(Bipul Sinha)、以下 Rubrik)は本日、Microsoft インテリジェント セキュリティ アソシエーション(MISA)に加盟したことを発表しました。このMISAは、独立系ソフトウェアベンダーとマネージド・セキュリティサービス・プロバイダーのエコシステムであり、各社のソリューションを統合することで、世界で拡大するサイバー脅威に対し、より有効な防御を実現することを目指しています。今回の加盟は、Rubrikが新たに発表したMicrosoft Sentinelとの連携機能によるもので、データリスクに関する洞察を提供することで、セキュリティ運用チームが全体像をより深く把握し、セキュリティ調査を迅速化して、サイバー攻撃発生時の迅速な復旧が可能になります。RubrikのMISAへの加入とMicrosoft Sentinelとの連携機能により、RubrikとMicrosoftの共通の顧客企業は今後、データオブザーバビリティ(可観測性)の将来的なイノベーションを活用できます。

Microsoft Sentinelとの最新の連携機能により、企業のセキュリティチームとIT運用チームは、データのリスクと脅威に関して共通の情報を入手し、状況を把握し、連携して対応することができます。この結果、ユーザーはマルウェアを隔離したバックアップを実施し、迅速で確実な復旧を行うことで、重要なオペレーションを復元して業務を継続できます。Rubrikは、包括的なデータセキュリティによってデータを保護し、即座に利用・復旧可能な環境を構築することで、Microsoftの境界型セキュリティ、クラウドセキュリティ、脅威検知ツールを補完します。Microsoft Sentinelとの連携機能は、セキュリティチームとIT運用チーム向けに以下の機能を提供することで、攻撃が発生した際の調査を自動化します。

  • 攻撃の範囲と根本原因を、迅速にそして徹底的に分析
  • マルウェアを隔離した最新のバックアップから容易に復旧を行い、マルウェアの再感染を防止
  • 事前構築されたワークフローによって、Microsoft Sentinelから復旧プロセスを起動し、修復作業を高速化

Rubrikのプレジデントであるダン・ロジャース(Dan Rogers)は、次のように述べています。「Rubrikのミッションは、世界のデータを保護することです。当社のデータリスクの洞察とMicrosoftのセキュリティサービス・スイートを組み合わせることで、セキュリティチームとIT運用チームは全体的な状況を把握し、サイバー攻撃や運用の中断に対し、ビジネスの回復力を得られます。Rubrik独自のデータオブザーバビリティ機能によってデータリスクを監視し、データ復元機能によって攻撃に対応することで、当社のお客様は、オンプレミス、クラウド、SaaSの環境など、場所を問わず、データの保護と復元に対応できます。MISAの一員となったことで、Rubrikの先駆的なデータセキュリティ機能と、双方のお客様のセキュリティ環境を保護する能力が、より明確に実証されたことを光栄に思います。」

Microsoftのセキュリティ担当コーポレートバイスプレジデントのヴァス・ジャッカル(Vasu Jakkal)氏は、次のように述べています。「イノベーションの実現、戦略の構築、知識の共有に向けて、コミュニティが一丸となることで、私たち自身とお客様の防衛体制を強化できると考えています。MISAは私たちのミッションに不可欠な存在であり、Rubrikなどのパートナーと協力することで、障害をイノベーションへと変えて、すべての人にとって、より良い、より安全な世界を構築する機会として、今日の課題を捉えることができます。」

今回のRubrikとMicrosoft Sentinelとの連携機能とMISAへの加盟は、両社の長期的な戦略的関係の拡大を反映しており、2021年8月に実施されたMicrosoftのRubrikへの出資に続くものです。Rubrikはこれまでも、クリティカルなデータを保護する隔離されたクラウド保管サービス「Rubrik Cloud Vault」や、ランサムウェア復旧保証サービスの拡大を発表してきました。この保証サービスは、Microsoft Azure上に構築された「Rubrik Cloud Vault」を利用する所定の顧客企業が、保護対象のデータを復旧不能な場合に、復旧関連費用としてRubrikが最大500万USドル負担するものです。

RubrikとMicrosoft Sentinelとの連携機能はすでに提供を開始しています。詳細については、こちらをご覧いただき、デモをリクエストしてください。さらに、「Microsoft Ignite」のバーチャルブレイクアウトセッションでは、RubrikとMicrosoftの協力による、進化するサイバーセキュリティの防御策と、こうした進化が企業に及ぼす影響についてご説明します。

Rubrik(ルーブリック)について
サイバーセキュリティ企業であるRubrikは、世界のデータを安全に保護することをミッションとしており、The Zero Trust Data Security™の先駆者として、企業がサイバー攻撃、悪意のあるインサイダー、および業務の中断に対するビジネスの回復力を達成できるよう支援します。機械学習を活用したRubrik Security Cloudは、オンプレミス、クラウド、およびSaaSアプリケーション全体のデータを安全に保護します。またRubrikは、データの安全性を維持し、厳しい条件下でのデータの可用性を実現するとともに、データのリスクと脅威を継続的に監視し、インフラストラクチャが攻撃された場合でもデータと共にビジネスの復旧を支援します。
Webサイト: www.rubrik.com/ja/
Rubrik日本法人Facebook: www.facebook.com/Rubrik.JP

プレスリリースは、米国で2022年10月4日(現地時間)に発表されたプレスリリースの抄訳版です。原文はこちらをご参照ください。

Tags: