キンドリルジャパンとDynatrace、マルチクラウド運用の可観測性や自動化で協業
運用の効率化や簡素化により、DXの加速を支援
キンドリルジャパン株式会社(以下 キンドリル)とDynatrace合同会社(以下 Dynatrace )は、2022年12月にマネージドサービスプロバイダーおよびリセラー契約を締結し、キンドリルはDynatraceの製品を利用してサービスを提供できるようになりました。これにより、Dynatraceが持つマルチクラウド運用の可観測性(オブザーバビリティ)や自動化の強みとキンドリルのマルチクラウド運用における高度なスキルや知見を組み合わせ、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)の加速を支援します。
DXの実現に向けてさまざまなクラウドの活用が増加する中、ITシステムは複雑化し続けており、マルチクラウドにおける運用や監視に関する負荷やコストの増大が課題となっています。そのため、マルチクラウド全体で可観測性を提供することにより、運用の効率化や簡素化を図ることが求められています。
Dynatraceのソフトウェアインテリジェントプラットフォームは、AIを活用して膨大なデータを分析し、自動検知やアラートにより、オブザーバビリティとセキュリティ機能を提供します。キンドリルは、ミッションクリティカルなシステムを長年支え続けてきたグローバルや国内の豊富な実績に基づく知見と、さまざまなクラウドに対応できる高度な運用のスキルを生かします。両社のパートナーシップにより、キンドリルはDynatraceのプラットフォームの販売パートナーとして市場開拓からシステム構築、システム運用を行い、お客様はワンストップでDynatraceのプラットフォームをマルチクラウド環境に利用できるようになります。
キンドリルジャパン株式会社 の専務執行役員 チーフ・ストラテジー・オフィサー ストラテジック・サービス本部長である工藤 晶は次のように述べています。「クラウドからメインフレームを一貫した可観測性を提供するDynatraceの能力を、キンドリルの卓越したマネージドインフラの専門性とあわせて提供することができるようになります。キンドリルの強みは、ミッションクリティカルなシステムを長年支え続けてきたグローバルや国内の豊富な実績に基づく知見と、さまざまなクラウドに対応できる高度な運用のスキルを持った優れた人材です。今回のパートナーシップを通してキンドリルはお客様の複雑なIT環境、最重要なビジネスの稼働をシンプルにします」
Dynatrace 合同会社の代表執行役員 社長であるの細谷 修平は次のように述べています。「弊社のソフトウェア・インテリジェンス・プラットフォームをキンドリルのオファリングに追加いただき、大変嬉しく思います。この新たな協業によって、キンドリルの豊富な知見と高度な技術力とDynatraceプラットフォームにより、メインフレームからクラウド環境までを含めたフルスタックのオブザーバビリティを提供していただけるものと確信しています」
以上
キンドリル(Kyndryl Holdings, Inc.)について
キンドリル(NYSE: KD)は、60カ国以上で数千にのぼる企業のお客様にサービスを提供する世界最大級のITインフラストラクチャーサービスプロバイダーであり、世界中の企業が日々の業務で利用する複雑かつミッションクリティカルな情報システムを設計、構築、管理、モダナイズしています。 詳細につきましては、www.kyndryl.com または、 www.kyndryl.com/jp/ja をご覧ください。