2023年7月27日

農林中央金庫、渉外担当者用のタブレット端末向け基盤をNutanix Cloud Platformに刷新

ユーザー数やアプリケーション数の増加を容易に実現

ニュータニックス・ジャパン合同会社 (本社:東京都千代田区、代表執行役員社長:金古 毅、以下Nutanix)は本日、農林中央金庫(本店:東京都千代田区、代表理事理事長:奥 和登)がNutanix Cloud Platformを採用し、共済および信用業務のタブレット端末の標準化が実現したことを発表しました。

農林中央金庫は、お客様を実際に訪問しながらさまざまなサービスを現地で提供する、渉外活動サポート用のタブレット端末を使った運用基盤の開発を進めてきました。この基盤は、全国の渉外担当者約18,000人が同時に利用できる閉域網の大規模基盤と、投資信託などの提案活動に向けたWeb閲覧を可能にするためのインターネット接続用の中規模基盤の2つから構成されています。

以前は、全国47都道府県で活動していた渉外担当者には統一された事務フローやデバイス端末が存在しませんでした。その活動方法や運用は地域によって大きく異なり、全国で統一した基盤を提供する本取り組みの立ち上げ時には、参加する都道府県数や利用端末台数の見通しさえつかない状況でした。そこで、インターネット接続用の中規模基盤について当初は必要最小限の構成を構築し、利用台数の増加による拡張やアプリケーションの追加導入による拡張が柔軟に対応可能なNutanix Cloud Platformの採用を決定しました。

また、Nutanix Cloud Platformの採用により、農林中央金庫はアプリケーションの数を段階的に増加することを実現し、容易にサービスの機能強化を図ることができました。

農林中央金庫 事務・ITユニット IT統括部 部長代理 柴崎光郎氏は、次のように述べています。「採用理由は拡張の容易さです。Nutanixによって、タブレット端末を利用する都道府県や渉外担当者数の増加に合わせて、小さく始めてロスなくインターネット接続用基盤を段階的に容易に増強できました。」

農中情報システム株式会社 JASTEM事業本部 JASTEM開発二部 副部長 石田和宏氏は、次のように述べています。「ビジネスニーズの変化が激しい不確実性の高い環境下で、システム稼働後に更にアプリケーションを追加する要件が発生し、基盤拡張が必要になりましたが、Nutanix で柔軟かつ迅速に増強できる点には驚かされました。2019年にシステムを利用開始した当初は Web 閲覧用のアプリケーション1つだけだったアプリケーションの数を、2年半〜3年の間に投信やファンドラップなど6種類まで増やしており、 容易にサービスの機能強化を図ることができました。」

農林中央金庫は、タブレット端末基盤が約4年稼働しており、ライフサイクルの終了が近づいたため、基盤の更改を検討しています。今後の方針として、インターネット接続用の中規模基盤だけでなく閉域網の大規模基盤も含め、渉外担当者が利用するタブレット端末向けの両基盤に Nutanix を採用する予定です。

本事例の詳細は、以下リンクよりご覧いただけます。
www.nutanix.com/jp/company/customers/nochubank

(以上)

Nutanix Inc.について
Nutanixは、クラウドソフトウェアのグローバルリーダーであり、クラウド間でアプリケーションやデータを運用するための単一プラットフォームを企業に提供しています。Nutanixの活用により、企業は複雑さの軽減と運用の簡素化を実現し、ビジネスの成果に集中することが可能になります。Nutanixはハイパーコンバージドインフラストラクチャーのパイオニアとしての実績をもとに、一貫したシンプルかつコスト効率の高いハイブリッド・マルチクラウド環境の構築を支援し、世界中の企業から高い信頼を獲得しています。詳細については、 www.nutanix.com/jp をご覧ください。Twitterは@NutanixJapanより、フォローしてください。

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