2023年8月1日

Rubrik、サイバーレジリエンスとリカバリの強化に向け、Microsoft 365 Backupとの統合を発表

Microsoft 365の包括的な管理に対応し、Microsoft 365 Backupサービスを拡大

The Zero Trust Data Security™カンパニーであるRubrik(本社:米国カリフォルニア州パロアルト、CEO:ビプル・シンハ(Bipul Sinha)、以下 Rubrik)は本日、Microsoft 365 Backupとの最新の連携機能を発表しました。この最新のソリューションは、RubrikとMicrosoft 365の共通の顧客企業向けに設計されており、サイバー攻撃が激化する中、企業のサイバーレジリエンス強化の支援を目指します。MicrosoftパートナーであるRubrikとMicrosoft 365 Backupとの統合により、Microsoft 365の復旧を高速化し、Azure Active Directory(Azure AD)のリカバリに対応しつつ、Microsoft 365データとその他のSaaSおよびハイブリッドクラウドのワークロードを包括的に一元管理することで、顧客企業の保護を支援します。

Rubrik Zero Labsの「データセキュリティの現状」レポートによると、2022年のサイバー攻撃の61%が、SaaSアプリケーションに影響を及ぼしていることが分かっています。このことからSaaS環境は最も標的となった環境であり、リカバリ時間の短縮を通じ、企業の運用を維持するソリューションの必要性が高いことが浮き彫りになっています。

RubrikのCEO兼共同創設者であるビプル・シンハ(Bipul Sinha)は次のように述べています。「攻撃からのリカバリと、運用停止の脅威をいかに迅速に阻止できるかは、企業のサイバーセキュリティ体制の成功を左右する新たな指標となっています。Microsoft 365環境には、お客様の貴重なデータが非常に多く存在しており、企業のサイバーセキュリティアプローチを考える上で、これを看過することはできません。本日の発表もまた、当社とMicrosoftの長期的なコラボレーションの重要なマイルストーンであり、両社共通のお客様に最高のサイバーセキュリティソリューションを提供するため、私たちは取り組みを継続しています。」

従量課金制サービスのMicrosoft 365 Backupは、Exchange Online、SharePoint、OneDrive for Businessを対象に、モダンなバックアップ/リカバリ機能を提供します。RubrikとMicrosoft 365 Backupの最新の機能連携は、Microsoftの新たなバックアップAPIを使用することで、Microsoft 365のリカバリ性能と拡張性を強化し、データレジリエンスを維持しつつ、Rubrik Security Cloud内でデータを一元管理することで、より包括的なデータ保護に対応します。

RubrikとMicrosoft 365 Backupの統合による特長は、以下の通りです。

  • データの迅速な一括復旧:Microsoftの最新のバックアップAPIを使用し、Microsoft 365のデータ全体を対象に一括復旧と高速リカバリを行うことで、事業継続性を保証して、パフォーマンスを最大化します。
  • リカバリ能力の最大化:ADオブジェクトを自動的に再作成し、役割と権限を維持しつつデータをリカバリすることで、Azure ADのユーザーとグループのバックアップを行い、Microsoft 365 Exchange、SharePoint、OneDrive、Teamsを対象に、より全体的な保護を導入します。
  • 一元管理:単一プラットフォームを通じ、Microsoft 365およびその他のSaaS、ハイブリッド、マルチクラウドの環境の保護を自動化します。

Microsoftのコラボレーティブアプリケーション&プラットフォーム担当プレジデントであるジェフ・ティパー(Jeff Teper)氏は次のように述べています。「今回のRubrikとの協業を嬉しく思います。当社の新たなMicrosoft 365 Backupソリューションを通じ、今後はかつてない速度と規模のバックアップおよび復旧体験をお届けします。」

Microsoft 365 Backupとの最新の機能統合は、Rubrikがホストする既存のMicrosoft 365 Data Protectionソリューションに追加されます。このソリューションは、セキュリティとコンプライアンスに基づくオプションを重視し、Rubrik管理のバックアップおよびリカバリに対応しています。

本発表は、RubrikとMicrosoftの長期的な関係を発展させたものです。両社は先日も、Microsoft SentinelおよびAzure OpenAI ServiceとRubrik Security Cloudとの連携による、サイバーリカバリおよび修復の迅速化に向けた共同コラボレーションを発表しました。Rubrikは最近、MicrosoftコンテンツAIパートナープログラムにも参加しており、また昨年には、Microsoftインテリジェントセキュリティアソシエーション(MISA)に参加し、Microsoft Sentinelとの連携機能を発表しました。このほか、Microsoftの年次グローバルパートナー会議「Microsoft Inspire」に先立ち、RubrikはMicrosoftの2023年度「パートナーオブザイヤー」に米国と英国で選出されました。

RubrikとMicrosoft 365 Backupの統合は、今後数カ月以内に一般提供を開始する予定です。詳細については、こちらのブログ(英語)をご覧ください。
aka.ms/syntex/inspire23blog

Rubrik(ルーブリック)について
サイバーセキュリティ企業であるRubrikは、世界のデータを安全に保護することをミッションとしており、The Zero Trust Data Security™の先駆者として、企業がサイバー攻撃、悪意のあるインサイダー、および業務の中断に対するビジネスの回復力を達成できるよう支援します。機械学習を活用したRubrik Security Cloudは、オンプレミス、クラウド、およびSaaSアプリケーション全体のデータを安全に保護します。またRubrikは、データの安全性を維持し、厳しい条件下でのデータの可用性を実現するとともに、データのリスクと脅威を継続的に監視し、インフラストラクチャが攻撃された場合でもデータと共にビジネスの復旧を支援します。

Webサイト: www.rubrik.com/ja/
Rubrik日本法人Facebook: www.facebook.com/Rubrik.JP

  • 本プレスリリースは、米国で2023年7月18日(現地時間)に発表されたプレスリリースの抄訳版です。原文はこちらをご参照ください。

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