Rubrik、DSPMリーダーのLaminar社を買収、クラウドのデータセキュリティを推進
エンタープライズ、クラウド、SaaSのデータセキュリティ体制を統合し、サイバーレジリエンスを実現<br />
サイバーセキュリティ・イノベーションの発展に向け、イスラエルの研究開発(R&D)センターの新設計画を発表
Rubrik(本社:米国カリフォルニア州パロアルト、CEO:ビプル・シンハ(Bipul Sinha)、以下 Rubrik)は本日、データセキュリティ体制管理(DSPM)プラットフォームで業界をリードするLaminarの買収を締結したことを発表しました。これにより、エンタープライズ、クラウド、SaaSのサイバーリカバリとサイバー体制を統合し、業界初となる包括的なサイバーレジリエンスの提供が実現します。今回の買収は、卓越したデータセキュリティ・プラットフォームとして業界をリードするRubrikのポジションを後押しすると同時に、世界のデータ保護に向けた同社のミッションを推し進めるものです。
Rubrikの最高ビジネス責任者であるマイク・トルニンカーサ(Mike Tornincasa)は、次のように述べています。「RubrikとLaminarは、サイバーレジリエンスこそがデータセキュリティの次の最先端分野であるという同じビジョンがあります。テクノロジー、実行能力、ビジョンを兼ね備えたLaminarは、当社の戦略と革新的なロードマップを補完してくれる存在です。両社が力を合わせ、統合型のソリューションを開発することで、お客様にはサイバーリカバリ機能とサイバー体制機能のメリットをお届けしつつ、サイバー攻撃対策でお客様のレジリエンスを維持することが可能です。」
LaminarのCEO兼共同創設者であるアミット・シェイクト(Amit Shaked)氏は、次のように述べています。「デジタルトランスフォーメーションには、シャドーITという負の側面が存在します。そして、多くの企業は、目に見えない存在からの保護は不可能であることや、サイバー攻撃に対する脆弱性が放置されていることに気づきつつあります。当社がRubrikとの間にシナジー効果を見出したのは、お客様が不可避な状況に備えられるよう真摯に考える企業だからです。サイバー体制とサイバーリカバリの組み合わせを通じ、将来的なサイバーレジリエンスを実現することで、企業は攻撃のどの段階でも、あらゆる脅威に対応できるようになります。」
断片化の進む環境のデータに対する可視性の低さは、今日の企業が直面する最大の課題の1つです。Rubrik Zero Labsの最新調査レポート「データセキュリティの現状」によると、企業の過半数(51%)は、ITチームとセキュリティチームの連携不足へとつながる最大の問題として、可視性の格差を挙げています。さらに、「Gartner Hype Cycle™ for Data Security, 2023¹」には以下のように記載されています。「データがクラウド上に拡がる中、企業は単一の製品でプライバシーとセキュリティのリスクを特定すべきです。DSPMは、データのレジデンシー、プライバシー、セキュリティのリスクに起因するビジネスリスクの特定方法を変革します。」
Laminarは、クラウドネイティブの設計とセキュリティに関する高度な専門知識を兼ね備えており、企業の最重要機密データの保護に必要な可視性とコントロールをもたらします。RubrikとLaminarの協業により、顧客はサイバー攻撃対策をよりプロアクティブに行い、業務のサイバーレジリエンスを維持できます。
顧客の主なメリットは以下の通りです:
企業のあらゆるデータの保存場所、データへのアクセス権を持つ人物、データの使用状況を把握することで、サイバー体制をプロアクティブに強化し、サイバー攻撃を未然に阻止
ネットワークやエンドポイントのセキュリティのみならず、クラウドとデータのセキュリティにも対応
AI主導型テクノロジーを通じ、より高度なサイバー脅威に準備
Johnson & Johnsonの前CISOで、RubrikのCISOアドバイザリーボードのメンバーを務めるマレーネ・アリソン(Marene Allison)は、次のように述べています。「企業のCISOの間では、高度なサイバー攻撃からの自社の保護に対する圧力が高まっています。しかし、彼らの使用する従来型のサイバーセキュリティ・ソリューションには、機密データの保存場所に対する可視性が欠如しています。悪意のあるアクターから企業の脆弱性を排除し続ける方法の1つは、完全なサイバーレジリエンスの実現に必要な2つの要素である、サイバー体制とサイバーリカバリを活用することです。」
研究開発センターの新設を通じ、Rubrikが世界的な事業拡大を継続
サイバーセキュリティのイノベーションを促進するため、RubrikはLaminarのチームを活用し、イスラエル・テルアビブに研究開発センターを開設します。この施設は、インド・バンガロールとカリフォルニア州パロアルトにある同社の既存の研究開発センターが基礎となります。データセキュリティに関する共通のビジョンを推進し、これまで以上に大きな価値を顧客に提供するため、圧倒的で革新性を誇るLaminarのチームを迎え入れ、協力できることをRubrikは歓迎します。
今回の発表に関する詳細は、こちらをご覧ください。
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¹Hype Cycleは、Gartner, Inc.および/またはその関連会社の登録商標であり、ここでは許可を得て使用しています。All rights reserved.
Rubrik(ルーブリック)について
サイバーセキュリティ企業であるRubrikは、世界のデータを安全に保護することをミッションとしており、The Zero Trust Data Security™の先駆者として、企業がサイバー攻撃、悪意のあるインサイダー、および業務の中断に対するビジネスの回復力を達成できるよう支援します。機械学習を活用したRubrik Security Cloudは、オンプレミス、クラウド、およびSaaSアプリケーション全体のデータを安全に保護します。またRubrikは、データの安全性を維持し、厳しい条件下でのデータの可用性を実現するとともに、データのリスクと脅威を継続的に監視し、インフラストラクチャが攻撃された場合でもデータと共にビジネスの復旧を支援します。
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- 本プレスリリースは、米国で2023年8月8日(現地時間)に発表されたプレスリリースの抄訳版です。原文はこちらをご参照ください。