年間経常収益（ARR）は前年同期比24%増、堅調なフリーキャッシュフローを達成
第3四半期にはすべての指標で上方修正を達成

Nutanix Inc.（本社：米国カリフォルニア州、プレジデント兼CEO: Rajiv Ramaswami 以下、Nutanix）は本日、2024年4月30日を末日とする2024年第3四半期の業績を発表しました。

Nutanixのプレジデント兼CEOであるRajiv Ramaswamiは、次のように述べています。「当社の第3四半期の業績は、規律ある実行力とビジネスモデルの強みを発揮したことで、堅調に推移しました。当社は最近、モダンアプリケーション、生成AI、パートナーシップを中心にさまざまな発表を行っておりますが、これらはNutanix Cloud Platformの価値提案のさらなる強化に向けた、イノベーションの推進とパートナーシップの拡大に対する継続的な取り組みを反映したものです。」

NutanixのCFOであるRukmini Sivaramanは、次のように述べています。「年間経常収益（APR）は前年同期比で24%増加し、堅調なフリーキャッシュフローを生成するなど、第3四半期の業績は、売上高と利益で優れたバランスを示しました。当社は今後も持続可能で収益性の高い成長に向けた取り組みに注力していきます。」

2024年第3四半期の業績サマリー

GAAPおよび非GAAPベースの財務指標および主要な業績指標の調整内容は、本プレスリリース原文の表をご覧ください。

最近の事業ハイライト

• ·Nutanixは年次カンファレンス「.NEXT」（5月21日～23日、於：バルセロナ）を開催し、イベントに合わせて以下の発表を行いました。
  • Nutanix、企業による生成AIの採用を加速：Nutanix Cloud PlatformとGPT-in-a-Boxを用いた生成AI（GenAI）アプリケーションの連携を支援するためのNutanix AIパートナープログラムを発表しました。このほか、NVIDIA GPUとLLMのサポートを拡大しつつ、シンプルな基盤モデル管理に対応し、NVIDIA NIMおよびHugging FaceのLLMライブラリとの連携機能を提供するGPT-in-a-Box 2.0も発表しました。
  • NutanixとNVIDIA、企業におけるAIの採用促進で協業：Nutanixのセキュアに自動化された企業向けAIプラットフォームと、NVIDIAによって利用可能な高性能の最先端AIモデルを連携させます。
  • NutanixとDell Technologies、ハイブリッドマルチクラウドの新たな共同ソリューションを提供：Dell製サーバーと緊密に連携したNutanix Cloud PlatformソフトウェアをDellから直接購入可能なDell Resellや、DellのPowerFlexストレージを活用した、既存のIPベース3層環境でNutanix Cloud Platformを実行可能なSupport for Storageなど、パートナーシップの強化を予定しています。
  • Nutanix、あらゆる環境でKubernetesクラスターの管理と運用を簡素化し、イノベーションを加速：ハイブリッドマルチクラウド環境を対象に、Kubernetesを使用したコンテナベースのモダンアプリケーションの管理を簡素化するNutanix Kubernetes® Platform（NKP）を発表しました。
  • Nutanix、「Project Beacon」を拡張し、クラウドネイティブユーザーへの対応を拡大：クラウドネイティブのブロック/ファイルストレージサービスを対象に、「Project Beacon」の提供範囲を拡大することを発表しました。これにより、モダンアプリケーションの開発者にとっては、導入する環境に関わらず、同一のデータ/ストレージサービスを活用できます。
  • Nutanix、ハイパーバイザーのイノベーションの進化を通じ、企業のモダナイゼーションを推進：ハードウェアの互換性を拡大し、顧客企業の効率的な導入オプションを提供すべく、Nutanix AHVの新たな機能とシンプルなプラットフォーム認証パスを発表しました。
  • NutanixとEDB、モダンなデータプラットフォームの提供で提携：Nutanix データベースサービスでEDBを運用することで、共通の顧客企業はPostgreSQLの採用を促進し、トランザクション、分析、AIアプリケーションを大規模にサポートできます。
  • Nutanix、持続可能性の進捗状況の追跡を支援する電力監視機能を追加：Nutanix環境の電力消費を可視化するNutanix Cloud Platformの新機能を発表しました。
  • Nutanix調査：AI、セキュリティ、持続可能性がITモダナイゼーションの主要な推進要因であることが判明：グローバル企業によるクラウドの採用状況を測定した、第6回目となる「Nutanix Enterprise Cloud Index (ECI) 」の調査結果を発表しました。
  • · WiproとNutanixがパートナーシップを拡大、Nutanixの新たなビジネスユニットを開設：新設のビジネスユニットにより、相互の顧客企業はデジタルトランスフォーメーションとハイブリッドマルチクラウドのイノベーションを促進できます。

2024年第4四半期の業績見通し

2024年度の業績見通し

Nutanixの2024年度第3四半期に関するプレゼンテーションなど、本業績発表の補足資料は、https://ir.nutanix.com/financial/quarterly-results でご覧いただけます。

脚注
1 ACV（年間契約額）は、プロフェッショナルサービス/ハードウェア関連の金額を除外した、年換算の総契約額として定義されます。年換算の総契約額は、総契約額を、当該契約の期間の年数で除することで計算されます。期間が定められていない契約に関しては、必要に応じて5年間と仮定した期間を使用します。任意の期間のACV請求額は、当該期間中に請求されたすべての契約のACVの総額として定義されます。
2 任意の期間のARR（年間経常収益）は、特定期間末の時点で有効な、すべての非永続製品契約のACVの総額として定義されます。当該契約の条件により、後の期間までNutanixが義務を履行できない場合を除き、そして当該契約に関する売上高をNutanixが認識する期間に関わらず、この計算では、契約期間は契約の計上日に開始するものと仮定します。
3 平均均契約期間は、期間中に履行された永続製品ライセンスに5年間と仮定した期間を使用し、すべてのサブスクリプション契約と永続製品契約を対象に、請求額ベースで計算を行った、ドル加重期間を表しています。
4 非GAAPベース1株あたり純利益（希薄化後）の計算で使用された加重平均発行済株式数。

（以上）

Nutanix Inc.について
Nutanixは、クラウドソフトウェアのグローバルリーダーであり、クラウド間でアプリケーションやデータを運用するための単一プラットフォームを企業に提供しています。Nutanixの活用により、企業は複雑さの軽減と運用の簡素化を実現し、ビジネスの成果に集中することが可能になります。Nutanixはハイパーコンバージドインフラストラクチャーのパイオニアとしての実績をもとに、一貫したシンプルかつコスト効率の高いハイブリッドマルチクラウド環境の構築を支援し、世界中の企業から高い信頼を獲得しています。詳細については、 www.nutanix.com/jp をご覧ください。または@NutanixJapanより、フォローしてください。

*本リリースは米国カリフォルニア州サンノゼで現地時間2024年5月29日に発表されたプレスリリースの抄訳版です。