2017年11月1日

菱洋エレクトロ、ウォッチガード・テクノロジー・ジャパンと販売 店契約締結

~ 企業ネットワークへの脅威に対抗するセキュリティソリューションを展開 ~

エレクトロニクス商社の菱洋エレクトロ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:大内 孝好、以下「菱洋エレクトロ」)はこのたび、ネットワーク・セキュリティ製品の開発および販売を手掛ける米国WatchGuard Technologies, Inc. の日本法人であるウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、社長執行役員:根岸 正人、以下「ウォッチガード」)と販売店契約を締結し、最新のセキュリティ対策機能を搭載した多層防御型アプライアンス「Fireboxシリーズ」の販売を開始いたします。

近年、マルウェア等によるサイバー攻撃の複雑化・多様化が顕著になり、国内でも実害に及ぶケースが増加しているほか、あらゆるデバイスがネットワークに繋がる「IoT」の普及により、更なる脅威が生じることも想定されています。しかし、導入・運用コストや人材不足などの課題により、企業・組織の情報セキュリティ対策が追い付いていないケースも見受けられます。このため、オペレーションの負荷を抑制しながら、標的型攻撃やランサムウェアなどに対する防御の実現が求められています。

ウォッチガードが展開する「Fireboxシリーズ」、「Firebox Vシリーズ」は、企業のネットワークが必要とするあらゆるセキュリティ機能を集約したアプライアンス製品であり、ウイルス、不正浸入、迷惑メール、ネットワーク攻撃や標的型攻撃、ランサムウェアといった様々な脅威にプロアクティブな対策を可能とします。

○ APT Blocker
電子メールなどで送られてくる疑わしいファイルやURLを、クラウド上の「サンドボックス」と呼ばれる
仮想サーバーで試験的に起動し、ウイルスが含まれているかどうかを検査する機能 ○ ホストセンサー
端末側のシステムに侵入したウイルスが引き起こす異常行動を捉える、ふるまい検知機能
○ Threat Detection and Response(TDR)
ゲートウェイや端末、インターネット上で発生している脅威を検知・分析し、スコア付けから総合判断を
行うことで適切に対応する機能

 エレクトロニクス商社としてICTビジネスを手掛ける菱洋エレクトロは、サイバーセキュリティ対策において攻撃者の行動を時系列に分析した「サイバーキルチェーン」を考慮し、エンドポイントとネットワークの2つの観点からソリューションを展開いたします。すでに販売を開始している「次世代エンドポイントセキュリティ」と「ネットワーク上の統合脅威管理(UTM)」を組み合わせることにより、サイバーキルチェーンにおける対策を包括的なものにいたします。また、注力して取り組んでいるIoT分野においては、そのプラットフォームとなるWi-Fi環境に対し、「WatchGuard Wi-Fi Cloud」によってセキュアで安定したIPトラフィックをご提案いたします。

【WatchGuard Technologies, Inc. について】
WatchGuard Technologiesは、業界標準ハードウェア、ベストオブブリードセキュリティ、ポリシーベースの管理ツールを独自アーキテクチャにより統合したビジネスセキュリティソリューションを提供するグローバルリーダとして、全世界の企業にエンタープライズクラスのセキュリティソリューションを提供しています。本社を米国ワシントン州シアトルに置き、北米、ヨーロッパ、アジア太平洋地区、中南米に支社を展開しており、日本法人であるウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社は、多くのパートナーを通じて、アプライアンス製品、ネットワークからエンドポイントまでの脅威検知とセキュリティの「可視化」、セキュリティとネットワークの「運用管理」など拡大するニーズへのソリューションを提供しています。

【菱洋エレクトロ株式会社について】
半導体/デバイス事業とICT/ソリューション事業を手掛けるエレクトロニクス商社として、両事業を展開する強みを生かしたIoTビジネスに注力しています。半導体デバイスレベルからネットワーク、クラウド/サーバー、運用・保守レベルまでトータルにサポートできるサービス型ビジネスモデルを構築し、幅広い産業分野の企業に対してIoT導入によるビジネス変革をサポートしています。