2020年12月2日

PTCとAnsys、最新のCADイノベーション、 Creo Ansys Simulationの提供を開始

  • Creo Ansys SimulationはAnsysの高精度ソルバーを組み込んだ、市場で唯一のCAD製品です
  • シミュレーションが幅広く活用され、シミュレーション主導の製品設計がデジタルトランスフォーメーションの不可欠な要素となります

米PTC(本社:米国マサチューセッツ州、社長兼CEO:ジェームス・E・ヘプルマン、NASDAQ:PTC、以下PTC/日本法人:PTCジャパン株式会社、本社:東京都新宿区、代表取締役:桑原 宏昭)は、本日、PTCとAnsysの最新CADイノベーション、 Creo Ansys Simulationの提供を開始すると発表しました。数々の賞の受賞歴のあるPTCのコンピュータ支援設計(CAD)ソフトウェアであるCreoの最新の機能拡張版には、CADで初めてのAnsysの高精度ソルバーを組み込んだ機能が実現されており、設計内容を高精度かつ短時間にシミュレーションすることが可能です。Creo Ansys Simulationは、モデリング環境でのシミュレーションを可能にし、コストの低減、品質の向上、市場投入期間の短縮に寄与する重要な機能を幅広く提供します。今回は、PTCとAnsysの戦略的アライアンス2周年を機に発売となりました。

Ansysのバイスプレジデントで、デザインビジネスユニットGMのマーク・ヒンズボー氏は次のように述べています。

「Ansys と PTC は、シミュレーションを製品設計にシームレスに組み込むという共通の目標を短期間に達成しつつあります。今回共同で提供する製品は、Creoを利用する設計者に幅広いシミュレーション機能を提供するだけでなく、PTC と Ansys の製品間での一連の操作が一体化され、すでに共通の顧客である多くのユーザー企業にメリットをもたらします。」

Creo 7.0ではジェネレーティブデザイン、リアルタイムシミュレーション、マルチボディ設計、付加製造の画期的なイノベーションがもたらされ、それに続くCreo Ansys Simulationは、設計者が製品の高精度な構造解析、固有値解析、熱伝導解析を実施し、設計の改良と検証のシームレスなプロセスを実現します。Creo Ansys Simulationの高精度ソルバーは、Ansysとともに2018年2月にリリースしたCreo Simulation Liveですでに実現されているリアルタイムでの設計ガイド機能を補完するものです。

PTCのディビジョナルバイスプレジデントでCADセグメント ゼネラルマネージャのブライアン・トンプソン(Brian Thompson)は次のように述べています。

「PTCとAnsysが、数十年にもわたってビジョンとして描いている、真のシミュレーション駆動型設計の実現に向けて、大きな一歩を踏み出すことができたことを大変喜ばしく思います。
Creo Ansys Simulationの活用で、より良い製品をより早く、より低コストで市場に投入することが可能になります。これが、設計者を主役としたデジタルトランスフォーメーションです。」

*本内容は米PTCが2020年11月18日に発表した報道資料の翻訳です。

PTCについて(NASDAQ: PTC)
PTCは、企業の製品とサービスの差別化、優れた運用性の向上および従業員の生産性の向上を可能にする、市場実績の高いソリューション群を提供し、インダストリアル・イノベーションを推進します。PTCとそのパートナー・エコシステムを活用することで、製造業は現在の新技術の可能性を活かし、デジタル・イノベーションを推進できます。

PTCジャパンについて
米PTCの日本法人(本社:東京都新宿区)。CAD、製品ライフサイクル管理 (PLM)、IoTアプリケーション開発プラットフォーム、拡張現実(AR)オーサリングソリューションの各テクノロジー ソリューションにより、製造業における顧客企業を支援。拡張性と相互運用性に優れた製品設計ソフトウェア群の Creo、製品とサービスのライフサイクル全体にわたる製品コンテンツと業務プロセス一元管理のWindchill、工学技術計算の設計と文書化を同時に行える Mathcad、IoTアプリケーション開発プラットフォームのThingWorx、拡張現実(AR)オーサリングソリューションのVuforia、産業用接続プラットフォームのKepwareといった革新的なソフトウェア製品と、製品開発業務プロセス改革コンサルティング、製品教育サービス、テクニカルサポートを提供しています。
1992年3月設立。国内4事業拠点。Webサイト:https://www.ptc.com/ja

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