2022年5月17日

コクヨ、ハイブリッドワーク促進のため、Slackを導入

Slackを中心としたプロジェクト型の働き方により、新たな顧客体験価値創出に貢献

Slack(本社:東京都千代田区、Slack 株式会社セールスフォース・ジャパン、 日本韓国リージョン事業統括 常務執行役員 カントリーマネージャー 佐々木聖治、以下Slack)は本日、コクヨ株式会社(本社:大阪市東成区、代表取締役社長 黒田英邦、以下コクヨ)が2022年4月よりDigital HQを実現するビジネス用メッセージプラットフォームであるSlackの本格導入を開始したことをお知らせいたします。

1905年に帳簿の表紙づくりで創業したコクヨは、これまで時代の流れに合わせて事業を拡大してきました。同社は現在、2030年を見据えた「長期ビジョンCCC2030」を策定し、売上高5,000億円規模の多様な事業の集合体になることを標榜しています。デジタル化の加速や、 働く・学ぶかたちの多様化など、コクヨを取り巻く環境が急速に変化する中、同社は新たな顧客体験価値を創出するために、様々な知見を持つ社員やパートナー企業が、組織を超えて自律的に動くプロジェクト型の働き方への転換を図っています。

プロジェクト型の働き方に変えていくには、まず自律的に組織が動くよう、経営層の考え方や理念を社員に浸透させていく必要があります。また、コクヨでは、組織を超えたプロジェクトを推進するには、グループ内のknow who(組織内の知識や経験のある人を共有すること)の向上が有効であると考えていました。合わせて、プロジェクト型の仕事を進めるためには、バリューチェーンを密着させ、従来の定型の仕事の効率を上げ、人的リソースを確保する必要がありました。

Slackの絵文字リアクション(リアク字)などを用いた経営層との双方向のコミュニケーションが取れること、オープンなコミュニケーションや横断検索によるknow who向上への期待のほか、チャンネルを活用した社内外の組織横断コミュニケーションの集約と他のビジネスアプリケーションとの連携性の高さにより、業務を効率化できることから、同社では、新たなコミュニケーション基盤としてSlackを導入することが決まりました。

コクヨは、Slackを中心としたプロジェクト型の働き方を推進することで新事業を創出しやすい環境を実現するとともに、従来からのオフィスでの働き方に、デジタルなワークプレイスを掛け合わせた「コクヨ式ハイブリッドワーク」の確立を目指しています。経営層、マネジメント層、一般社員の全員が、ハイブリッドワークを体験することで、将来はワークスタイル領域での新規サービスの提供も目標としています。

コクヨ株式会社 代表取締役社長 黒田英邦 氏のコメント
コクヨが考える未来のありたい社会は、誰もが活き活きと働き、暮らし、つながりあう「自律協働社会」です。そして、この実現に貢献するために、「働く」「学ぶ・暮らす」のドメインで、豊かな生き方を創造する企業となることを目指しています。コクヨにとってSlackの導入は、単なるコミュニケーションツールの切り替えではなく、社内での実験による学習を通じて、「プロジェクト型の働き方」と「コクヨ式ハイブリッドワーク」の2つを確立していくことで、自社が次々と新しい事業を生み出せる事業体(森林経営モデル)に変化していくと同時に、WORKSTYLE領域における新たな顧客体験価値を作り上げることを目指した取組みにしていきたいと考えています。

コクヨ株式会社について
コクヨ株式会社は、文具や事務用品を製造・販売する「ステーショナリー事業」、オフィス家具などの提供からオフィス空間の設計・構築、働き方改革コンサルティングまでを手掛ける「ファニチャー事業」、オフィス用品の通販サイト「カウネット」の運営とインテリア・生活雑貨の販売を行う「通販・小売事業」を軸にビジネスを展開しています。
2021年11月に、第3次中期経営計画「Field Expansion 2024」を発表。「長期ビジョンCCC2030」の達成に向け、「働く」「学ぶ・暮らす」の領域で、文具や家具だけにとらわれない、豊かな生き方を創造する企業「WORK & LIFE STYLE Company」になることを目指しています。

Slackについて
Slack はチャンネルをベースとしたメッセージプラットフォームの先駆者です。私たちはこれまでビジネスコミュニケーションのあり方を大きく変えてきました。今や何百ものユーザー企業の皆さまが Slack を使ってチームの目指す方向を揃え、使うシステムを 1 カ所にまとめ、ビジネスを前に進めています。安全かつ世界最大規模の企業に対応できるエンタープライズ級の環境を提供できるのは Slack だけです。
たくさんのビジネステクノロジーが存在するなかで、Slack はまったく新しいレイヤーだと言えます。「一緒に働く」がより効率的になり、使っているすべてのソフトウェアツールやサービスを 1 カ所にまとめられ、必要な情報が簡単に見つかる場所。つまり Slack は仕事の中心なのです。
HP: slack.com/ 

Tags: