2017年3月10日

東北復興ブランド キラ・ウエア、メード・イン・東北のアロハシ ャツとハワイの楽器ケースを発売

~寄付された生地を使い、福島と岩手で縫製~

一般社団法人東北マハロファクトリー(福島県郡山市、代表:坂井弘美)は本日、東北復興ブランド「キラ・ウエア」から、メンズとレディースのアロハシャツ、およびフラダンスに使用する楽器のケースを、3月11日に販売開始することを発表します。
キラ・ウエア< kilawear.com >は、東日本大震災で津波の被害を受けた、宮城・福島・岩手の縫製工場や工房が共同で立ち上げた服飾ブランドで、フラの衣装やハワイをテーマにした手作りの雑貨などを主力商品としています。本日発表のアロハシャツは、福島県の縫製工場リオ・ビアンコで製作したもので、ECサイト(store.shopping.yahoo.co.jp/kilaware)で販売します。 価格は、メンズが税込9720円、レディースが税込8900円です。

またアロハシャツの他、フラを踊る時に使う楽器「プイリ」のケースや、「ウリウリ」のカバー等を製作しました。岩手県の久慈や、福島県の郡山の工房が縫製しています。プイリケースは税込1800円、ウリウリカバーは2枚セットで税込4320円で販売されます。

今回の企画について、東北マハロファクトリー代表理事の坂井弘美は次のように述べています。
「使用した生地は、震災後に弊社に寄付されたものが中心で、一部はフラの衣装を作った際に残った布も利用しています。アロハシャツが欲しいとのリクエストに応えたいと思う一方で、ハワイアンファブリックならではの難しい柄合わせ(ポケット等も模様を合わせる)の問題もあり、企画に賛同してくれる工場を探すのに数年を要しました。縫製をお願いしたリオ・ビアンコさんは、ユナイテッドアローズや鎌倉シャツなど有名ブランドのドレスシャツを多数手がけており、その高い技術を生かすためにも、メンズは開襟シャツではなく、端正なボタンダウンのアロハシャツにしました。
震災から6年になりますが、東北の完全復興への道のりは遠く、ものづくりを通じて、少しでも皆さまに身近に感じていただき、また応援していただけますと嬉しいです。東北発のハワイブランドとして、これからもフラダンサーやハワイ好きの方々に愛されるブランドとなるよう、関係者一同頑張ってまいります。」

■キラ・ウエアについて kilawear.com
東日本大震災で津波の被害を受けた宮城・福島・岩手の縫製工場や工房が共同で立ち上げた服飾ブランドです。かつて縫製が盛んだった頃の東北をイメージし、産業の活性化と雇用促進を目指しています。フラの衣装の他、最近では熊本の被災地の工房とも連携し、ハワイをテーマにした商品を発表しています。

■東北マハロファクトリーについて
一般社団法人東北マハロファクトリーは、2013年3月に、日本興亜・東北『社会起業家』応援ファンドの支援を受けて設立されました。被災地の雇用促進を主たる目的とし、ビジネスマン有志により構成されています。「キラ・ウエア」の企画、広報、事務局として活動しています。

【本件に関する一般のお問い合わせ先】
東北マハロファクトリー キラ・ウエア事務局
Email:aloha@kilawear.com
FAX:050-3730-3372

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