ジュニパーネットワークス、業界初となる包括的なSASEソリューションを発表
「Juniper Secure Edge」にCASBとDLPの新機能を追加
「Juniper Secure Edge」のSSE機能、一元化されたセキュリティ管理、Mist AIを活用したSD-WANソリューションを提供
ジュニパーネットワークス(本社:カリフォルニア州サニーベール、NYSE: JNPR)は本日、Cloud Access Security Broker(CASB)および高度なデータ損失防止(DLP)の機能を「Juniper Secure Edge」に追加し、セキュアアクセスサービスエッジ(SASE)ソリューションを拡張することを発表しました。Mist AIを活用したジュニパーネットワークス独自のSD-WANソリューションと組み合わせて、エッジとデータセンターの両方を可視化するフルスタックのSASEソリューションを業界で初めて提供します。
これにより、SASE導入フェーズにかかわらず、お客様は「Juniper Secure Edge」ソリューションを基盤とした安全性と運用効率に優れたSASEアーキテクチャの導入が可能になります。さらに、エッジのSASEアーキテクチャとゼロトラストのデータセンターアーキテクチャを同一の管理UIと単一ポリシーのフレームワークで運用でき、可視性やセキュリティ体制のギャップといった課題を解決し、Juniper Connected Securityの恩恵を受けることができます。
SaaSアプリケーション向けのアクセス保護とデータ流出防止
ジュニパーネットワークスは、CASBとDLPによりSaaSアプリケーションを保護し、不正アクセス、マルウェアの配布、データ流出を防止します。これらの機能は、ジュニパーネットワークスの「Juniper Secure Edge」の一部として提供されます。「Juniper Secure Edge」は、「Juniper Security Director Cloud」で管理されたクラウド型セキュリティソリューションであり、リモートユーザーもオンプレミスユーザーも同様に保護します。「Juniper Security Director Cloud」は、単一のポリシーフレームワークを活用し、1つの管理ポータルからゼロトラストのアーキテクチャやSASEアーキテクチャを容易に管理できます。「Juniper Secure Edge」にCASBとDLPが追加されたことで、お客様には以下のメリットがもたらされます。
認証されたユーザーのみがアクセスできるようにすることで、クラウドにあるデータへの不正アクセスを防止します。データアクセスの制御によって、承認済みおよび非承認のSaaSアプリケーションのデータ、利用、コンプライアンス、脅威防止、アクセスにおける可視性と制御を可能にし、「Juniper Secure Edge」のクラウド型セキュリティ機能を補完します。
ユーザー、SaaSアプリケーションとそのデータに対してIDベースのマイクロ境界を設定し、組織内の機密データの安全性を維持することで、DLPによるIT業務やセキュリティ部門の可視性の向上を可能にします。
ユーザーの行動をきめ細かく制御するとともに、SaaSアプリケーション内の既存/新規ファイルをすべてスキャンしてマルウェアを検出し、侵害されたファイルのアップロードとダウンロードを防止することで、SaaSアプリケーションを不正アクセスから保護します。
SASEへの段階的な導入を可能にします。企業は、既存のSRXセキュリティポリシーを活用し、それを「Juniper Secure Edge」でSASEアーキテクチャに拡張できるため、将来のビジネスニーズに応じてSASEの範囲を拡張させることが可能です。SD-WAN、Security Service Edge(SSE)のいずれか、またはその両方において、企業が求める柔軟性と簡素化を実現します。
フルスタックのSASEへのシームレスな移行
「Juniper Secure Edge」へのCASBとDLPの追加は、ジュニパーネットワークスの豊富な経験に基づいています。「Juniper Secure Edge」は、Firewall-as-a-Service(FWaaS)やSecure Web Gateway(SWG)といったフルスタックのSSE機能を単一のソフトウェアスタックで提供し、新たに追加されたCASBおよびDLP機能も含めてすべてを「Juniper Security Director Cloud」で管理します。これにより、Webアクセスを保護し、業界最高水準のセキュリティによるデータやアプリケーションへの一貫したセキュアなアクセスを提供します。ジュニパーネットワークスは今後も、フルスタックのSASEソリューションの提供を通じて、AIを活用したシームレスなSASE体験の実現と、セキュリティがあらゆる接続ポイントに拡張されるフレームワークおよびコンバージドネットワークの構築を支援することにより、脅威を確実に認識できるネットワークを実現していきます。
本リリースはジュニパーネットワークス本社が2022年6月6日(現地時間)付けで発表したニュースリリース(英語)の抄訳版です
ジュニパーネットワークスについて
ジュニパーネットワークスは、ネットワーク運用の大幅な簡素化とエンドユーザーのエクスペリエンス向上に注力しています。当社のソリューションは業界をリードするインサイト、自動化、セキュリティ、AIを提供し、真のビジネス成果をもたらします。人々のつながりを強化することにより、福祉、持続可能性、平等性といった世界的な課題を解決できると確信しています。ジュニパーネットワークスに関する詳細な情報は、以下をご覧ください。 www.juniper.net/jp/ 、Twitter、Facebook、YouTube、J-Net(最新情報提供サイト)