2023年5月30日

埼玉工業大学、インドへ初めて海外研修で訪問 短期海外リーダーシップ研修を強化して、8月に2コースを実施

 埼玉工業大学(本部:埼玉県深谷市、学長:内山俊一、略称:埼工大、 www.sit.ac.jp/ )キャリア支援センター(センター長:西田優教授)は、アジアへの短期留学による海外リーダーシップ研修(LETS)を強化し、新たにインド(グルグラムとデリー)へ訪問するコースを加えて、今年8月に2コースを実施します。
 今年は夏休み期間を利用して、LETSベトナム(2023/8/9〜8/18)と、LETSインド(2023/8/23〜9/1)の2コースに大学3年生の約48名が参加予定です。なお、本学の学生に加えて、学外からも3大学の学生も合同で参加する予定です。

図1:LETSインドの案内

 この研修は、LETS(Leadership Education Training program for Students)として、2016年度より毎年アジア地域への訪問による短期留学研修を開催しています。これまで本研修の参加学生が高い就職実績を上げていることから、研修効果を強化するために、今回新たな訪問先に、インド(グルグラムとデリー)を加えました。

図2:LETSベトナムの案内

LETSは、就活に臨む前の3年生を対象に、成長著しいアジア地域の新興国に訪問して、グローバルな視点でリーダーシップを養い、多様性の文化を体験的に学びます。
この研修では学生が次のようなミッションを持って訪問します。
① グローバルな働き方・生活を体験する
② 海外に友達の輪を広げる
③ 現地小学校で授業する
④ 世界遺産を日本人にPRする

 LETSは、本学が日本で唯一の仏教系工業大学として実施している「アジアの仏教国での短期海外研修」です。2016年度より毎年開催し、これまでに計13回実施して、ベトナム、カンボジア、スリランカなどへ本学の学生が計191名参加しています。

 参加学生は、発展の著しいアジアのいまを体感する短期海外留学を経験することにより、就活への意欲も高めて、積極的に取り組むための成果が生れます。実際に、LETSの参加学生は就活へ積極的にチャレンジしており、参加した多くの学生が大手有名企業へ就職している実績が顕著です。

○昨年度の実施実績
昨年度(2022年度)は、コロナ禍で中断していた海外渡航を3年ぶりに実施して、全学科から年間で計36名の3年生が参加しました。1回目は夏休み期間の2022年8月11日~21日に計25名の本学学生(他大学:3名)が参加、2回目は春休み期間の2023年3月1日~10日に計11名の本学学生(他大学:3名)が参加しました
<参考情報>

●主な就職先企業の実績(これまでの参加学生の主な就職先企業名)
明治、森永乳業、キッコーマン、キリンビバレッジ、マルハニチロ、山崎製パン、資生堂
旭化成、王子製紙、日本製紙、東京電力、東京ガス、パナソニック、キヤノン、ニデック、
京セラ、セイコーエプソン、シャープ、太陽誘電、東芝、富士電機、日立造船、太平洋セメント、
住友電気工業、三菱マテリアル、フジクラ、古河機械金属、日産自動車、スズキ、JR東・東海・西、
東急電鉄、近畿日本鉄道、五洋建設、熊谷組、NTTデータ、日本通運、ヤマト運輸、西濃運輸

●有名企業への高い就職実績
最近埼工大では、有名大手企業への高い就職実績を上げています。
大学通信の調査による、2022年有名企業400社実就職率ランキングでは、10.8%で74位(2021年は10.0%:82位)となり、2年連続で10%を越えて、全国の私立大学の中でも、東京を除く東日本地域の大学において、トップとなる高い実績です。

2022年有名企業400社実就職率ランキング(大学通信調べ)
univ-online.com/article/career/19780/

●短期海外リーダーシップ研修(LETS)について
埼玉工業大学は 1976年の創立以来47年にわたり、社会の様々な現場の「リーダー育成」に努めてきました。また、本学は法然上人の開いた浄土宗の教えを基盤とする「日本で唯一の仏教系工業大学」でもあります。そのため、これまでも様々な方々のご支援を受けて、ベトナム、カンボジア、スリランカなど「アジアの仏教国での短期研修」にすすんで学生を送り出してきました。
この研修が、「LETS(Leadership Education Training program for Students)」です。世界の中心がキリスト教圏の欧米から、仏教圏のアジアに移り変わりつつある今、「アジアの仏教国で生きる人々とともに考え、ともに行動」し、自らの未来を想像することが大切だと考えています。

本研修では、初対面のアジアの仲間と「リーダーシップやチームワーク」を実践的に学ぶと同時に、参加者のみなさんには「発展著しいアジアのいま」を感じ取ってもらいます。
www.sit.ac.jp/shushoku/support/careersupportcenter/lets/

●関連情報
・就職サポート体制
www.sit.ac.jp/shushoku/support/

・キャリア支援センターについて
www.sit.ac.jp/shushoku/support/careersupportcenter/

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